若林 雅哉ワカバヤシ マサヤ |
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所属学部・学科等
- 文学部 総合人文学科 芸術学美術史専修
職名 (資格)
- 教授 2012年 4月 1日
出身学校・専攻
- 京都大学 文学部1994年 卒業
出身大学院・研究科
- 京都大学博士課程 文学研究科1999年 修了
取得学位
- 博士(文学) 2001年 9月 京都大学
専門分野
専門分野 | キーワード |
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美学(含芸術諸学) | |
演劇論 | |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典 |
研究課題
現在の研究課題名 | 芸術学: 作品/翻案概念の再検討 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | 1999年 ~ 2011年 |
研究制度 | |
キーワード | 作品;翻案;オリジナリティー; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | 演劇論: 翻案劇研究 |
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研究態様 | |
研究期間 | 2002年 ~ 2011年 |
研究制度 | |
キーワード | ギリシア悲劇;ラシーヌ;翻案劇;川上音二郎;新派;新劇; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | アリストテレス『詩学』とギリシア悲劇 |
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研究態様 | |
研究期間 | 1996年 ~ 2002年 |
研究制度 | |
キーワード | アリストテレス;『詩学』;ギリシア悲劇;翻案; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
研究経歴
- アリストテレス『詩学』およびギリシア悲劇の研究から出発し、博士号を取得。研究の過程で、演劇論一般に研究分野を拡大した。理論的な関心は作品/翻案概念の再検討にあり、現在の研究対象は、ギリシア悲劇の翻案劇の考察および、明治期日本への翻案による西洋演劇移植である。
研究職歴
- 日本学術振興会特別研究員(DC1) 1996年4月 1日~1999年3月 31日
- 日本学術振興会特別研究員(PD) 1999年4月 1日~2002年3月 31日
- 京都工芸繊維大学工芸学部 専任講師 2003年10月 1日~2005年3月 31日
所属学会
所属学会・団体名 | 役職名 (役職在任期間) |
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美学会 | 幹事(1999年~2011年) |
古代哲学会 | |
文芸学研究会 | |
意匠学会 |
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研究業績
No. | 研究業績の種類 | 発表年月日 | 標題 | 出版物の種類 | 共著・単著の別 | 出版社・掲載誌 | 巻・号・頁 |
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1 | 項目執筆5 | 2014年6月 18日2014,06,18,,, | ギリシア悲劇というサイボーグの制作術 『詩学』アリストテレス | 単行本 | 国内共著 | 芸術学舎、加藤哲弘編『芸術理論古典文献アンソロジー 西洋編』 | |
2 | 著書2 | 2011年12月 2011,12,,,, | 豊穣なる明治 | 単行本 | 共著 | 関西大学 | 近刊予定 |
3 | 論文1 | 2011年10月 2011,10,,,, | アニメーション作品における出題と解答(?)──視聴者によるシテーション認識とその受容プロセスについて | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学文学論集 | 61巻2号 近刊 |
4 | 講演19 | 2011年3月 26日2011,03,26,,, | アジアにおけるシェイクスピア受容 その過去と現在 | 単著 | |||
5 | 講演19 | 2010年12月 23日2010,12,23,,, | 舞台を統べるもの 寺山修司『奴婢訓』(1978年上演)をめぐって | 単著 | |||
6 | 講演19 | 2010年10月 31日2010,10,31,,, | 偶然性はだれに、いつ与えられるのか ──アリストテレス『詩学』および『命題論』をてがかりに | 単著 | |||
7 | 論文1 | 2010年3月 31日2010,03,31,,, | 『詩学』と(その)アダプテーション | 学術雑誌 | 単著 | 『ギリシャ哲学セミナー論集』 | 7巻,17-30頁 |
8 | 学会発表7 | 2009年9月 12日2009,09,12,,, | 『詩学』と(その)アダプテーション」 | 単著 | |||
9 | 講演19 | 2009年9月 4日2009,09,04,,, | 小山内薫と女形 | 単著 | |||
10 | 著書2 | 2009年3月 29日2009,03,29,,, | 宝塚という装置 | 単行本 | 共著 | 青弓社 | 総340頁、担当:77-98頁 |
11 | 著書2 | 2008年12月 9日2008,12,09,,, | 岩波講座「哲学」07 芸術/創造性の哲学 | 単行本 | 共著 | 岩波書店 | 7巻, 総278頁, 担当:253-255頁、265-267頁 |
12 | 論文1 | 2008年3月 31日2008,03,31,,, | テレビアニメーションにおける翻案行為とパロディの諸相 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 科学研究費(17202004)研究成果報告書 | 169-180頁 |
13 | 報告要旨99 | 2008年2008,,,,, | 西洋演劇への視線─新劇前史から | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 『関西大学東西学術研究所々報』 | 83号 |
14 | 講演19 | 2007年6月 15日~2007年6月 15日2007,06,15,2007,06,15 | 西洋演劇への視線 ──新劇前史から | 単著 | |||
15 | 講演19 | 2006年10月 14日2006,10,14,,, | 古代ギリシアの社会と演劇 | 単著 | |||
16 | 講演19 | 2006年8月 26日2006,08,26,,, | 翻案する(させる)権利 ─ジャンルの変更・著作権法・『ケロロ軍曹』 | 単著 | |||
17 | 論文1 | 2005年10月 31日2005,10,31,,, | 裁判劇の系譜と川上音二郎『又意外』 ー「西洋種」・探偵・裁判劇 | 学術雑誌 | 単著 | 『哲学』 | 第25号、63-87頁 |
18 | 講演19 | 2005年7月 29日2005,07,29,,, | パロディと著作権 | 単著 | |||
19 | 学会発表7 | 2005年7月 16日2005,07,16,,, | 明治期における西洋演劇翻案 ー川上音二郎を中心に | 単著 | |||
20 | 論文1 | 2004年3月 31日2004,03,31,,, | 明治期の翻案劇にみる受容層への適応 ──萬朝報記事「川上のオセロを観る」を手がかりに | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都大学大学院文学研究科編「人文知の新たな総合に向けて」 | 第2号(哲学編1)、pp.111-122 |
21 | 学会発表7 | 2004年3月 6日2004,03,06,,, | 翻案のためのリハビリテーション ──生物学的翻案概念の提案―― | 単著 | |||
22 | 研究報告21 | 2003年10月 30日2003,10,30,,, | 上演芸術に見る翻案と演出 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都大学大学院文学研究科編「人文知の新たな総合に向けて」 | 第一号、pp.240-243 |
23 | 研究報告21 | 2003年10月 30日2003,10,30,,, | 適応行為としての翻案・編曲・演出 ──川上音二郎、安田芙充央、H. ツェンダー ── | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都大学大学院文学研究科編「人文知の新たな総合に向けて」 | 第一号、pp.230-232 |
24 | 論文1 | 2003年9月 25日2003,09,25,,, | Greek Tragedies as/in Adaptations: The Poetics of Fragments and Body | 学術雑誌 | 単著 | The Great Book of Aesthetics | CD-ROM |
25 | 解説9 | 2003年7月 15日2003,07,15,,, | 歴史記述と物語 ──構造史・物語叙述・リアリズム物語 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都造形芸術大学『雲母』 | 七月号、pp.18-19 |
26 | 雑誌連載99 | 2003年6月 15日2003,06,15,,, | 理性? メタフィクション? ──学習をはじめる皆さんのためのキーワード | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都造形芸術大学『雲母』 | 6月号、pp.30-31 |
27 | 口頭発表99 | 2003年4月 26日2003,04,26,,, | 上演芸術に見る翻案と演出 ──アムステルダム大学における研修報告をかねて | 単著 | |||
28 | 雑誌連載99 | 2003年3月 15日2003,03,15,,, | 戯曲から身体へ: 小劇場運動の展開から | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都造形芸術大学『雲母』 | 第三号、pp.44-45 |
29 | 雑誌連載99 | 2002年11月 15日2002,11,15,,, | 近代日本の演劇: 新派、新劇の成立まで | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都造形芸術大学『雲母』 | 第2号、pp.10-12 |
30 | 雑誌連載99 | 2002年8月 15日2002,08,15,,, | 俳優・上演習慣・舞台 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都造形芸術大学『雲母』 | 第1号、p.17 |
31 | 論文1 | 2002年6月 30日2002,06,30,,, | 観客の統御 ──エルス、アリストテレス、アイスキュロス── | 学術雑誌 | 単著 | 『美学』 | 209号、pp.1-14 |
32 | 論文1 | 2002年3月 31日2002,03,31,,, | Intertextuality in Aristophanes' Thesmophoriazousae | 学術雑誌 | 単著 | Aesthetics | vol.10, pp.95-106 |
33 | 翻訳16 | 2001年10月 10日2001,10,10,,, | デイビッド・フリードバーグ「隠された神」 | 学術雑誌 | 共著 | 三元社『西洋美術研究』 | 6号、pp.51-72 |
34 | 学会発表7 | 2001年10月 7日2001,10,07,,, | 変貌するヒロイン・並列するヒロインたち ──断片と身体の制作術── | 単著 | |||
35 | 学会発表7 | 2001年8月 30日2001,08,30,,, | Greek Tragedies as/in Adaptations: The Poetics of Fragments and Body | 単著 | |||
36 | 学会発表7 | 2000年7月 1日2000,07,01,,, | 観客の統御 ──ギリシア悲劇と『詩学』の制作論── | 単著 | |||
37 | 論文1 | 1999年3月 31日1999,03,31,,, | 女たちとエウリピデス一派のインターテクステュアル・ゲーム ──アリストパネス『テスモポリアズーサイ』におけるパロディについて | 学術雑誌 | 単著 | 『文芸学研究』 | 2号、pp.41-73 |
38 | 学会発表7 | 1998年12月 23日1998,12,23,,, | アリストパネスと関係性の文芸 | 単著 | |||
39 | 書評6 | 1998年5月 31日1998,05,31,,, | 海外雑誌論文紹介:C.Poster論文など2本 | 学術雑誌 | 単著 | 古代哲学研究 | 30号、p.71 |
40 | 論文1 | 1998年3月 31日1998,03,31,,, | 内と対立しない「外」 ──アリストテレス『詩学』における「悲劇」の限界について──(2) | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都大学文学部美学美術史学研究室編『研究紀要』 | 19号、pp.223-254 |
41 | 学会発表7 | 1997年10月 10日1997,10,10,,, | 「筋」の第三の要素 ──アリストテレス『詩学』におけるパトスの位置づけ── | 単著 | |||
42 | 論文1 | 1997年3月 31日1997,03,31,,, | 内と対立しない「外」 ──アリストテレス『詩学』における「悲劇」の限界について──(1) | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都大学文学部美学美術史学研究室編『研究紀要』 | 18号、pp.231-275 |
43 | 書評6 | 1996年5月 31日1996,05,31,,, | 海外雑誌論文紹介:H.Jones論文 | 学術雑誌 | 単著 | 古代哲学研究 | 28号、p.67 |
44 | 論文1 | 1995年5月 31日1995,05,31,,, | アリストテレス『詩学』における「転換」としてのペリペテイアについて | 学術雑誌 | 単著 | 『古代哲学研究』 | 27号、pp.40-52 |
45 | 書評6 | 1995年5月 31日1995,05,31,,, | 海外雑誌論文紹介:A.O.Rorty論文など4本 | 学術雑誌 | 単著 | 古代哲学研究 | 27号、p.77 |
46 | 論文1 | 1994年11月 30日1994,11,30,,, | アリストテレス『詩学』における3つの「外」 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 『HYPOTHESIS』 | 4号、pp.30-46 |
47 | 書評6 | 1994年5月 31日1994,05,31,,, | 海外雑誌論文紹介:S.Halliwell論文など4本 | 学術雑誌 | 単著 | 古代哲学研究 | 26号、pp.75-76 |
48 | 書評6 | 1993年5月 31日1993,05,31,,, | 海外雑誌論文紹介:M.Heath論文など5本 | 学術雑誌 | 単著 | 古代哲学研究 | 25号、pp.70-71 |
49 | 書評6 | 1992年5月 31日1992,05,31,,, | 海外雑誌論文紹介:K.Algra論文など2本 | 学術雑誌 | 単著 | 古代哲学研究 | 24号、pp.71-72 |
項目執筆ギリシア悲劇というサイボーグの制作術 『詩学』アリストテレス査読無単行本国内共著若林 雅哉;芸術学舎、加藤哲弘編『芸術理論古典文献アンソロジー 西洋編』2014年6月 18日
著書豊穣なる明治査読無単行本共著若林 雅哉;井上 克人ほか;関西大学近刊予定2011年12月 担当:若林雅哉「明治四十二年の理想主義者 ──小山内薫の「女形」採用と女優をめぐる時代状況」
論文アニメーション作品における出題と解答(?)──視聴者によるシテーション認識とその受容プロセスについて査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;関西大学文学論集61巻2号 近刊2011年10月
講演アジアにおけるシェイクスピア受容 その過去と現在単著若林 雅哉;2011年3月 26日2011国際学術研討会「近代化下的台灣與日本」国立台湾大学
講演舞台を統べるもの 寺山修司『奴婢訓』(1978年上演)をめぐって単著若林 雅哉;2010年12月 23日「1890-1950年代日本における《語り》についての学際的研究」(文部科学省科学研究費補助金:課題番号21320021)研究会京都工芸繊維大学
講演偶然性はだれに、いつ与えられるのか ──アリストテレス『詩学』および『命題論』をてがかりに単著若林 雅哉;2010年10月 31日第114回「征の会」講演会京都大学芝蘭会館別館
論文『詩学』と(その)アダプテーション査読無学術雑誌単著若林 雅哉;『ギリシャ哲学セミナー論集』7巻,17-30頁2010年3月 31日ギリシャ哲学セミナー
学会発表『詩学』と(その)アダプテーション」査読無単著若林 雅哉;2009年9月 12日ギリシャ哲学セミナー 第13回研究発表会京都大学
講演小山内薫と女形単著若林 雅哉;2009年9月 4日「1890-1950年代日本における《語り》についての学際的研究」(文部科学省科学研究費補助金:課題番号21320021)研究会京都工芸繊維大学
著書宝塚という装置単行本共著若林 雅哉;石田 美紀 ほか;青弓社総340頁、担当:77-98頁2009年3月 29日
著書岩波講座「哲学」07 芸術/創造性の哲学単行本共著若林 雅哉;篠原 資明ほか;岩波書店7巻, 総278頁, 担当:253-255頁、265-267頁2008年12月 9日
論文テレビアニメーションにおける翻案行為とパロディの諸相査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;科学研究費(17202004)研究成果報告書169-180頁2008年3月 31日
報告要旨西洋演劇への視線─新劇前史から大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;『関西大学東西学術研究所々報』83号2008年
講演西洋演劇への視線 ──新劇前史から査読無単著若林 雅哉;2007年6月 15日~2007年6月 15日東西学術研究所第一回研究例会関西大学児島惟謙館
講演古代ギリシアの社会と演劇単著若林 雅哉;2006年10月 14日ルーヴル美術館・京都市美術館、共催和文
講演翻案する(させる)権利 ─ジャンルの変更・著作権法・『ケロロ軍曹』単著若林 雅哉;2006年8月 26日〈醜〉と〈排除〉の感性論―否定美の力学に関する基盤研究―」研究会・京都国立近代美術館、共催和文科研費基盤研究
論文裁判劇の系譜と川上音二郎『又意外』 ー「西洋種」・探偵・裁判劇査読有学術雑誌単著若林 雅哉;『哲学』第25号、63-87頁2005年10月 31日関西大学哲学会和文
講演パロディと著作権単著若林 雅哉;2005年7月 29日関西大学『夏休み教員研修講座」和文
学会発表明治期における西洋演劇翻案 ー川上音二郎を中心に単著若林 雅哉;2005年7月 16日関西大学哲学会、2005年度春季大会和文日本学術振興会
論文明治期の翻案劇にみる受容層への適応 ──萬朝報記事「川上のオセロを観る」を手がかりに査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都大学大学院文学研究科編「人文知の新たな総合に向けて」第2号(哲学編1)、pp.111-1222004年3月 31日京都大学大学院文学研究科編和文
学会発表翻案のためのリハビリテーション ──生物学的翻案概念の提案――単著若林 雅哉;2004年3月 6日美学会、第247回西部会研究発表会(於 神戸大学)和文
研究報告上演芸術に見る翻案と演出査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都大学大学院文学研究科編「人文知の新たな総合に向けて」第一号、pp.240-2432003年10月 30日和文
研究報告適応行為としての翻案・編曲・演出 ──川上音二郎、安田芙充央、H. ツェンダー ──査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都大学大学院文学研究科編「人文知の新たな総合に向けて」第一号、pp.230-2322003年10月 30日和文
論文Greek Tragedies as/in Adaptations: The Poetics of Fragments and Body査読無学術雑誌単著Masaya WAKABAYASHI;The Great Book of AestheticsCD-ROM2003年9月 25日国際美学会議英文
解説歴史記述と物語 ──構造史・物語叙述・リアリズム物語査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都造形芸術大学『雲母』七月号、pp.18-192003年7月 15日和文
雑誌連載理性? メタフィクション? ──学習をはじめる皆さんのためのキーワード査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都造形芸術大学『雲母』6月号、pp.30-312003年6月 15日和文
口頭発表上演芸術に見る翻案と演出 ──アムステルダム大学における研修報告をかねて単著若林 雅哉;2003年4月 26日京都大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム和文
雑誌連載戯曲から身体へ: 小劇場運動の展開から査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都造形芸術大学『雲母』第三号、pp.44-452003年3月 15日和文
雑誌連載近代日本の演劇: 新派、新劇の成立まで査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都造形芸術大学『雲母』第2号、pp.10-122002年11月 15日和文
雑誌連載俳優・上演習慣・舞台査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都造形芸術大学『雲母』第1号、p.172002年8月 15日和文
論文観客の統御 ──エルス、アリストテレス、アイスキュロス──査読有学術雑誌単著若林 雅哉;『美学』209号、pp.1-142002年6月 30日美学会和文科研費特別研究員奨励費 19990401-20020331
論文Intertextuality in Aristophanes' Thesmophoriazousae査読有学術雑誌単著若林 雅哉;Aestheticsvol.10, pp.95-1062002年3月 31日美学会英文科研費特別研究員奨励費
翻訳デイビッド・フリードバーグ「隠された神」査読無学術雑誌共著若林 雅哉;深谷訓子;三元社『西洋美術研究』6号、pp.51-722001年10月 10日和文
学会発表変貌するヒロイン・並列するヒロインたち ──断片と身体の制作術──単著若林 雅哉;2001年10月 7日美学会第52回全国大会(於 早稲田大学)和文科研費特別研究員奨励費 19990401-20020331
学会発表Greek Tragedies as/in Adaptations: The Poetics of Fragments and Body単著Masaya WAKABAYASHI;2001年8月 30日第15回国際美学会議和文科研費特別研究員奨励費 19990401-20020331
学会発表観客の統御 ──ギリシア悲劇と『詩学』の制作論──単著若林 雅哉;2000年7月 1日美学会、第229回西部会研究発表会和文科研費特別研究員奨励費 19990401-20020331
論文女たちとエウリピデス一派のインターテクステュアル・ゲーム ──アリストパネス『テスモポリアズーサイ』におけるパロディについて査読有学術雑誌単著若林 雅哉;『文芸学研究』2号、pp.41-731999年3月 31日文芸学研究会和文科研費特別研究員奨励費
学会発表アリストパネスと関係性の文芸単著若林 雅哉;1998年12月 23日文芸学研究会主催講演会(於大阪大学)和文科研費特別研究員奨励費 19960401-19990331
書評海外雑誌論文紹介:C.Poster論文など2本査読無学術雑誌単著若林 雅哉;古代哲学研究30号、p.711998年5月 31日古代哲学会和文
論文内と対立しない「外」 ──アリストテレス『詩学』における「悲劇」の限界について──(2)査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都大学文学部美学美術史学研究室編『研究紀要』19号、pp.223-2541998年3月 31日京都大学文学部美学美術史学研究室編和文科研費特別研究員奨励費
学会発表「筋」の第三の要素 ──アリストテレス『詩学』におけるパトスの位置づけ──単著若林 雅哉;1997年10月 10日美学会第48回全国大会(於東京芸術大学)和文科研費特別研究員奨励費 19960401-19990331
論文内と対立しない「外」 ──アリストテレス『詩学』における「悲劇」の限界について──(1)査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;京都大学文学部美学美術史学研究室編『研究紀要』18号、pp.231-2751997年3月 31日京都大学文学部美学美術史学研究室編和文科研費特別研究員奨励費
書評海外雑誌論文紹介:H.Jones論文査読無学術雑誌単著若林 雅哉;古代哲学研究28号、p.671996年5月 31日古代哲学会和文
論文アリストテレス『詩学』における「転換」としてのペリペテイアについて査読有学術雑誌単著若林 雅哉;『古代哲学研究』27号、pp.40-521995年5月 31日古代哲学会和文
書評海外雑誌論文紹介:A.O.Rorty論文など4本査読無学術雑誌単著若林 雅哉;古代哲学研究27号、p.771995年5月 31日古代哲学会和文
論文アリストテレス『詩学』における3つの「外」査読無大学・研究所等紀要単著若林 雅哉;『HYPOTHESIS』4号、pp.30-461994年11月 30日京都大学西洋古代哲学史研究室和文
書評海外雑誌論文紹介:S.Halliwell論文など4本査読無学術雑誌単著若林 雅哉;古代哲学研究26号、pp.75-761994年5月 31日古代哲学会和文
書評海外雑誌論文紹介:M.Heath論文など5本査読無学術雑誌単著若林 雅哉;古代哲学研究25号、pp.70-711993年5月 31日古代哲学会和文
書評海外雑誌論文紹介:K.Algra論文など2本査読無学術雑誌単著若林 雅哉;古代哲学研究24号、pp.71-721992年5月 31日古代哲学会和文
教育業績
- 2023年度
- 1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
文化および芸術作品に関する講義を担当しているため、その歴史的意義について講じることに加えて、適宜、映像資料や音源資料を用いて具体的な表現実践を理解させるようにしている。とくに、必ずしも専門的な知識を持たない学生の多い全学科目(とくに2009-2010年度「編曲から見る西洋音楽史」および、同年度「現代文化における二次創作」、また2011年度「現代日本のアニメーションとポストモダニズム」など)において、その配慮を徹底している。それを通じて興味を持った学生からは、「もっと長く視聴したい」との声も聞かれるが、次のような立場から、講義においては部分的な視聴に制限している。講義資料としての映像は、あくまでも補助であり、また講義による解説・理論的立場からの解説を伴わない視聴はむしろ、講義のポイントを不明瞭とするおそれがあるので、解説を伴わない部分を視聴することには意味が少ないと考えるからである。また、講義で主題とすることの多い「著作権問題」など、権利関係を配慮するときには、量的に「適切な引用」がのぞましく、講義内容との関係でも部分的な視聴がのぞましいと考えられるからである。 - 2.作成した教科書、教材、参考書
講義においては、概論にせよ研究関心から展開する講義科目にせよ、市販の教科書はもちいていない。既存の学問領域を超えていく意図を持つからであり、とくに「知の跳躍」科目群(2009-2010年度「編曲から見る西洋音楽史」および、同年度「現代文化における二次創作」、また2011年度「現代日本のアニメーションとポストモダニズム」など)においては、自作のプリントを、毎回、配布している。もちろん、さらに勉強をしたいと望む学生のために、講義で取り上げた作品へのアクセス情報として、文学作品の場合には邦訳情報や、映像作品のパッケージ情報という形で、参考資料・参考書を指示している。 - 3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等
教育方法やそのプロセスについての発表や講演はないが、講義(教育実践)内で展開した議論は、次のような形で公表してきた。近年の代表的なものに限りあげるなら、次のとおりである。発表(1)若林雅哉「アジアにおけるシェイクスピア受容」、国際学術研討会「近代化下的台灣與日本」、国立台湾大学、2011年3月26日、発表(2)若林雅哉「舞台を統べるもの ―寺山修司『奴婢訓』と小劇場運動」、科学研究費基盤研究B(研究代表者:伊藤徹)「1890‐1950年代日本における《語り》についての学際的研究」、第8回研究発表会、京都工芸繊維大学、2010年12月23日、発表(3)若林雅哉「偶然性はだれに、いつ与えられるのか ―アリストテレス『詩学』および『命題論』をてがかりに」、第114回「征の会」講演会、京都大学芝蘭会館別館、2010年10月31日、発表(4)若林雅哉「『詩学』と(その)アダプテーション」、ギリシャ哲学セミナー・第13回研究発表会、京都大学、2009年9月12日、発表(4)若林雅哉「小山内薫と女形 」、同上基盤研究B、第2回研究発表会、京都工芸繊維大学、平2009年9月4日。また論文(1)若林雅哉「『詩学』と(その)アダプテーション」、ギリシャ哲学セミナー編『ギリシャ哲学セミナー論集』7巻,2010年3月、17-30頁、論文(2)若林雅哉「アニメーション作品における出題と解答?」、関西大学『文学論集』、2011年第二号(近刊)などである。 - 4.その他教育活動上特記すべき事項
以上の他には、とくになし。