所属学部・学科等

• 環境都市工学部 エネルギー環境・化学工学科

職名 (資格)

• 教授 2017年 4月 1日

出身学校・専攻

• 関西大学 工学部化学工学科 1994年 卒業

出身大学院・研究科

• 関西大学修士課程 工学研究科化学工学専攻 1996年 修了

取得学位

• 博士（工学） 2000年 関西大学

ホームページ・メール

• ホームページアドレス：https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/shigen/
• ホームページアドレス2：https://researchmap.jp/mura123
• メールアドレス：murayama@kansai-u.ac.jp

専門分野

研究課題

研究経歴

• 石炭灰、焼却灰、アルミドロス、アルミ残灰、鉄鋼スラグ、副生石膏、使用済み石膏などの廃棄物、副産物および未利用資源を出発原料に用いて、付加価値の高い機能性無機粉体（イオン交換体や吸着剤）を創製する研究と、それらを環境浄化の分野で利用するための研究に取り組んでいる。具体的には、ゼオライト様化合物や多孔性リン酸アルミニウム（AlPO4-n、アルポ）、ハイドロタルサイトに代表される層状複水酸化物、エトリンガイトなどの無機化合物の合成と、それらのイオン交換体、吸着剤としてのキャラクタリゼーションが主たる研究テーマである。得られた生成物を有害イオンの除去や固定化、有害ガスの吸着除去などに適用する方法について化学工学的観点から検討を行っている。最近では、水溶液中の希薄なホウ素やフッ素、ヒ素やセレンなどの除去技術の開発、貴金属に対する新規回収剤（ラダー型環状有機オリゴマー、ノーリア）の開発や分離・回収プロセスの構築、湿式法および乾式法による機能性粉体材料の創製などについて、様々な民間企業や研究機関との共同研究を行っている。

研究職歴

• 木村化工機/開発部 1996年4月
• 関西大学/助手 2001年4月
• 関西大学/専任講師 2005年4月
• 関西大学/准教授 2010年4月
• シドニー大学/客員研究員（関西大学在外研究員・1年） 2011年8月
• 関西大学/教授 2017年4月

受賞・学術賞

• 紫紺賞 1996年 3月 23日 (関西大学大学院工学研究科)
• 第30回奨励賞 2005年 3月 28日 (資源・素材学会)
• 平成29年度論文賞 2017年 10月 12日 (環境資源工学会)
• 2019年度シルバー賞 2020年 3月 31日 (田中貴金属記念財団)
• 2022年度論文賞 2022年 6月 3日 (環境資源工学会)

所属学会

知的所有権関係

• 繊維板及び繊維板の製造方法

  出願番号：特願平9-176381

• 繊維板の製造方法

  出願番号：特願平9-333669

• ゼオライトの製造方法

  出願番号：特願平11-056829

• ゼオライトの製造方法

  出願番号：特願平11-323924

• 層状複水酸化物の製造方法

  出願番号：特願2004-344201

• フェニルホスホン酸エステルからなる金属抽出剤

  出願番号：特願2012-29500

• 超硬合金粉体からタングステン又はコバルトを回収する回収方法

  出願番号：特願2012-72230

• 金の回収方法、金の回収剤および金の回収装置

  出願番号：特願2019-207362

• 金の回収方法および金回収用溶液

  出願番号：特願2023-036760

産学官連携・共同研究テーマ

• 燃焼灰、焼却灰、スラグ、ドロス、ダストなどの無機系廃棄物、副産物を原料に用いる機能性無機材料の合成と利用（一部、共同研究を実施中）
• 水溶液中の有害イオンの除去技術の開発（一部、共同研究を実施中）
• 貴金属の新規分離・回収プロセスの構築（一部、共同研究を実施中）
• 湿式法および乾式法による機能性粉体材料の創製（一部、共同研究を実施中）

共同研究・受託研究の実績

• 科学研究費補助金，平成15, 16年度若手研究（B），研究代表者
  
• 矢崎科学技術振興記念財団，平成15年度若手奨励研究助成，研究代表者
  
• 近畿地方発明センター，平成16年度研究開発助成，研究代表者
  
• 科学研究費補助金，平成18, 19年度若手研究（B），研究代表者
  
• 科学技術振興機構，平成18年度実用化のための可能性試験，研究代表者
  
• 日工記念事業団，平成19年度研究助成，研究代表者
  
• エスペック地球環境研究・技術基金，平成19年度研究助成，研究代表者
  
• 関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団，平成19年度若手奨励研究助成，研究代表者
  
• 向科学技術振興財団，平成19年度研究助成，研究代表者
  
• 石油天然ガス・金属鉱物資源機構，平成20年度希少金属資源開発推進基盤整備事業，研究代表者
  
• 科学研究費補助金，平成20, 21年度若手研究（B），研究代表者
  
• 科学研究費補助金，平成22, 23, 24年度若手研究（B），研究代表者
  
• 科学技術振興機構，平成25年度研究成果最適展開支援プログラム（A-STEP）・FSステージ探索タイプ，研究代表者
  
• 科学研究費補助金，平成26, 27, 28年度基盤研究（C），研究代表者
  
• 科学研究費補助金，平成29, 30, 31 (令和1) 年度基盤研究（C），研究代表者
  
• 田中貴金属記念財団，2019年度貴金属に関わる研究助成金・シルバー賞，研究代表者
  
• 科学研究費補助金，令和2, 3, 4年度基盤研究（C），研究代表者
  
• 科学研究費補助金，令和5, 6, 7年度基盤研究（C），研究代表者
  
• 池谷科学技術振興財団，2023年度・単年度研究助成，研究代表者
  
• 科学技術振興機構, 2024年度・共創の場形成支援プログラム（地域共創分野・本格型：富山大学）, 課題3・研究開発責任者
  

研究業績

教育業績

• 2024年度
  
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• １．教育内容・方法の工夫（授業評価等を含む）
  板書中心の講義を行っている。
  授業評価アンケートの結果に基づいて、可能な限り学生の要望を取り入れている。
  研究室での学生指導では、様々な形式で定期的にミーティングや発表会を行うことにより、学生とのコミュニケーションを密にするよう心掛けている。
  
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• ２．作成した教科書、教材、参考書
  講義科目、演習科目、実験科目に限らず、適時、プリントなどの教材を作成している。
  
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• ３．教育方法・教育実践に関する発表、講演等
  特になし
  
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• ４．その他教育活動上特記すべき事項
  「資源循環工学の面白さを学ぼう」というシリーズで、ひらめき☆ときめきサイエンス（実施代表者：村山憲弘）を継続的に実施している。
  

社会活動

• The 2nd Korea/Japan International Symposium on Materials Science and Resources Recycling, Invited Presentation 2004年
• 京都工業会・第20回産学連携マッチング交流会・講師 2006年
• さかい新事業創造センター・産学連携共創フェア2006・講師 2006年
• NPO法人資源リサイクルシステムセンター・第5回環境ビジネスコア創出セミナー・講師 2007年
• 環境資源工学会・第15回シンポジウム「焼却灰の再利用促進のための分離・精製技術」・講師 2007年
• 日工記念事業団・第19回学術研究発表会・講師 2008年
• 関西大学産学官連携・知財センター・関西大学技術交流セミナー2008・講師 2008年
• 第19回関西大学・大阪府立大学・学学連携による連続技術講座・講師 2009年
• おおさかATCグリーンエコプラザ・環境ビジネス発表会・講師 2009年
• 科学技術振興機構・関西６私大新技術説明会・講師 2010年
• The 11th Japan/Korea International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Keynote Lecture 2013年
• 科学技術振興機構・イノベーション・ジャパン2014大学見本市＆ビジネスマッチング・出展および講師 2014年
• 資源・素材学会・資源・素材2014企画セッション・グリーンアジアのためのエネルギーと資源確保の戦略・講師 2014年
• 日本学術振興会・素材プロセシング第69委員会第4分科会・第11回研究会・講師 2015年
• 大阪イノベーションハブ・第2回フューチャーセッション～環境とエネルギー～・講師 2015年
• The 13th Japan/Korea International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Keynote Lecture 2015年
• はりま産学交流会・5月創造例会・講師 2015年
• 日本学術振興会・JSPSサマー・プログラム・受入研究者 2015年
• 化学工学会・第47回秋季大会環境部会シンポジウム・オーガナイザー 2015年
• 環境資源工学会・第134回学術講演会・実行委員長 2015年
• 近畿経済産業局・平成27年度大学発！環境技術シーズ発表会・講師 2016年
• 環境資源工学会・第1回ワークショップ・講師 2016年
• 環境資源工学会・第135回学術講演会・講師 2016年
• 化学工学会・第48回秋季大会環境部会シンポジウム・オーガナイザー 2016年
• 日本学術振興会・素材プロセシング第69委員会・アソシエイトメンバー 2017年～2018年
• 化学工学会・化学工学論文集特集号（環境部会）・ゲストエディター 2017年
• MOBIO・テーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会・出展および講師 2017年
• 化学工学会・第49回秋季大会環境部会シンポジウム・オーガナイザー 2017年
• The 16th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Invited Presentation 2018年
• 化学工学会・第50回秋季大会部会横断型シンポジウム・オーガナイザー 2018年
• 化学工学会・（特集）都市鉱山リサイクルの課題と展望・企画 2018年
• 第1回アルミニウムドロス合同会議（第76回アルミニウムドロス委員会・日本アルミニウム協会，第3回アルミニウム製造副産物のアップサイクル研究部会・軽金属学会）・講師 2018年
• 沖縄県進学力グレードアップ推進事業・大学見学会（模擬講義）・講師 2019年
• CHEMECA 2019，Invited presentation 2019年
• 化学工学会・化学工学年鑑 2020・取りまとめ委員 2020年
• 日本学術振興会・ひらめき☆ときめきサイエンス・実施代表者 2020年
• 日本学術会議・第25期環境工学連合小委員会・委員 2021年～2022年
• 第33回環境工学連合講演会・講師 2021年
• MOBIO・テーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会『環境・SDGs編』・出展および講師 2021年
• 化学工学会・化学工学年鑑 2021・取りまとめ委員 2021年
• 日本学術振興会・ひらめき☆ときめきサイエンス・実施代表者 2021年
• 化学工学会・化学工学論文集特集号（環境部会）・提案者 2021年
• 日本学術振興会・ひらめき☆ときめきサイエンス・実施代表者 2022年
• 環境資源工学会・第141回学術講演会・実行委員長 2023年
• 日本学術振興会・ひらめき☆ときめきサイエンス・実施代表者 2023年
• 中部近畿地方鉱山保安協議会・委員 2023年～2024年
• 資源・素材学会・資源・素材2023（松山）粉体精製部門委員会企画セッション（鉱工業で生じる副産物の機能性粉体材料としての有効利用）・企画 2023年
• 富山大学・共創の場形成支援プログラム（地域共創分野）育成型, 研究開発課題 2（リーダー：平木岳人）第 5 回会合・講師 2023年
• NEDO・技術委員 2023年～2024年

海外における研究活動歴

• 関西大学在外研究員（学術・1年） 2011年～2012年オーストラリア シドニー大学・客員研究員

海外での国際会議・学会への出席歴

• International Workshop on Novel Products from Combustion Residues, Spain 2001年発表あり
• The 6th International Symposium on East Asian Resources Recycling Technology, Korea 2001年発表あり
• 2002 TMS Annual Meeting，EPD Congress 2002, USA 2002年発表あり
• 2003 TMS Annual Meeting，Yazawa International Symposium, USA 2003年発表あり
• XXII International Mineral Processing Congress, South Africa 2003年発表あり
• The 7th International Symposium on East Asian Resources Recycling Technology, Taiwan 2003年発表あり
• 2004 TMS Annual Meeting，EPD Congress 2004, USA 2004年発表あり
• CHISA 2004, Czecho 2004年発表あり
• The 2nd Korea/Japan International Symposium on Materials Science and Resources Recycling, Korea 2004年発表あり
• 2005 TMS Annual Meeting，EPD Congress 2005, USA 2005年発表あり
• World Congress of Chemical Engineering 2005, UK 2005年発表あり
• 2006 TMS，Sohn International Symposium on Advanced Processing of Metals and Materials, USA 2006年発表あり
• The 4th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Korea 2007年発表あり
• The 6th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Korea 2008年発表あり
• The 10th International Symposium on East Asian Resources Recycling Technology, Korea 2009年発表あり
• The 8th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Korea 2010年発表あり
• XXV International Mineral Processing Congress, Australia 2010年発表あり
• The 12th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Korea 2014年発表あり
• The 14th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Korea 2016年発表あり
• CHEMACA 2016, Australia 2016年発表あり
• CHEMACA 2017, Australia 2017年発表あり
• The 16th Korea/Japan International Symposium on Resources Recycling and Materials Science, Korea 2018年発表あり
• CHEMACA 2019, Australia 2019年発表あり

海外での国際会議・使用する外国語

• 学会発表外国語:英語
• 論文執筆外国語:英語

担当授業

• Mエネルギー環境・化学工学ゼミナール２
• Mエネルギー環境・化学工学ＰＢＬ　１（計画編）
• Mエネルギー環境・化学工学ゼミナール３
• Mエネルギー環境・化学工学ゼミナール４
• 分析化学実験
• 物理化学実験
• 物理化学１
• 応用界面工学
• 流体工学
• 化学工学実験
• 特別研究１　（資源循環工学研究室）
• 特別研究２　（資源循環工学研究室）
• 特別講義２
• フレッシュマンゼミナール
• M分析・構造解析の理論と実践２
• M応用鉱物工学特論
• M資源循環工学特論
• Mエネルギー環境・化学工学ゼミナール１