吉田 直弘ヨシダ ナオヒロ |
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所属学部・学科等
- 法学部 法学政治学科
職名 (資格)
- 教授 2013年 4月 1日
出身大学院・研究科
- 関西学院大学博士課程 法学研究科1999年 単位取得満期退学
取得学位
- 修士(法学) 1995年 3月 関西学院大学
ホームページ・メール
- メールアドレス:yoshida@kansai-u.ac.jp
専門分野
専門分野 | キーワード |
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民事法学 | 民事手続法; |
基礎法学 | 法解釈方法論;法制史; |
研究課題
現在の研究課題名 | 訴訟契約の許容性とその限界 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | 1993年 |
研究制度 | |
キーワード | 訴訟契約;当事者合意; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | 民事訴訟手続の進行面における当事者の法的地位 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | 1998年 |
研究制度 | |
キーワード | 当事者の法的地位;職権進行主義;当事者進行主義; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | 民事訴訟における訴訟代理人の行為統制 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | 2003年 |
研究制度 | |
キーワード | 訴訟代理;弁護士;司法書士; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | 民事手続法解釈方法論 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | 2008年 |
研究制度 | |
キーワード | 法学方法論;; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
所属学会
所属学会・団体名 | 役職名 (役職在任期間) |
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日本民事訴訟法学会 | 理事(2016年5月 22日~2019年5月 21日) |
比較法学会 |
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研究業績
No. | 研究業績の種類 | 発表年月日 | 標題 | 出版物の種類 | 共著・単著の別 | 出版社・掲載誌 | 巻・号・頁 |
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1 | 判例批評18 | 2021年2月 25日2021,02,25,,, | 貸金の支払を求める訴訟において,前訴でその貸金に係る消費貸借契約の成立を主張していた被告が同契約の成立を否認することは信義則に反するとの原告の主張を採用しなかった原審の判断に違法があるとされた事例(最高裁令和元年7月5日第二小法廷判決) | 学術雑誌 | 単著 | 私法判例リマークス | 62号 |
2 | 判例批評18 | 2017年2月 25日2017,02,25,,, | 弁護士である原告の申立てによってなされた公示送達が無効とされた事例(名古屋高判平成27年7月30日) | 学術雑誌 | 単著 | 私法判例リマークス no.54 | 118~121頁 |
3 | 判例批評18 | 2015年11月 20日2015,11,20,,, | 攻撃防御方法の提出と信義則 | 学術雑誌 | 単著 | 民事訴訟法判例百選【第5版】 | 92~93頁 |
4 | 解説9 | 2014年10月 28日2014,10,28,,, | 条文の組み合わせから考える民事訴訟法 Ⅷ 156条・157条 | 学術雑誌 | 単著 | 法学教室 | 2014年11月号(No.410)30-32頁 |
5 | 研究報告21 | 2013年6月 29日2013,06,29,,, | 弁護士強制と当事者権保障 | ||||
6 | 教科書23 | 2012年9月 20日2012,09,20,,, | アクチュアル民事訴訟法 | 単行本 | 分担執筆 | 法律文化社 | 38-43頁 |
7 | 判例批評18 | 2010年10月 10日2010,10,10,,, | 攻撃防御方法の提出と信義則 | 学術雑誌 | 単著 | 民事訴訟法判例百選【第4版】 | 92-93頁 |
8 | 判例批評18 | 2010年7月 25日2010,07,25,,, | 債権の管理又は回収の委託を受けた弁護士が、その手段として本案訴訟の提起や保全命令の申立てをするために当該債権を譲り受ける行為の私法上の効力 | 学術雑誌 | 単著 | 私法判例リマークス | 41号106-109頁 |
9 | 論文1 | 2008年8月 1日2008,08,01,,, | 当事者本人による簡裁代理人・司法書士の行為統制 | 学術雑誌 | 単著 | 民事法研究会・市民と法 | 第52号40-48頁 |
10 | 論文1 | 2008年3月 31日2008,03,31,,, | 民事訴訟における訴訟代理人・弁護士の行為統制-当事者本人の意思を基礎とする訴訟代理論の試み- | 学術雑誌 | 単著 | 法律文化社・民事訴訟雑誌 | 第54号157-167頁 |
11 | 論文1 | 2007年12月 15日2007,12,15,,, | 民事訴訟における訴訟代理人・弁護士の行為統制-当事者本人の意思を基礎とする訴訟代理論の試み- | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学法学論集 | 第57巻4号43-94頁 |
12 | 論文1 | 2006年3月 15日2006,03,15,,, | 民事訴訟の進行面における「当事者合意」-手続進行過程の規律に関する一考察-(二) | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学法学論集 | 第55巻6号1-45頁 |
13 | 論文1 | 2006年2月 28日2006,02,28,,, | Gerhard Wagnerの訴訟契約理論の構造分析-その問題視角と法的性質論に関する所説の紹介を中心として- | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学法学論集 | 第55巻4-5号480-510頁 |
14 | 論文1 | 2005年6月 25日2005,06,25,,, | 民事訴訟の進行面における「当事者合意」-手続進行過程の規律に関する一考察-(一) | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学法学論集 | 第55巻1号,1-59頁 |
15 | 判例研究17 | 2004年9月 30日2004,09,30,,, | 配当異議の訴えにおいて競売申立書の被担保債権の記載と異なる真実の権利関係に即した配当表への変更を求めるための要件【最高裁平成15年7月3日第1小法廷判決、平成14年(受)第1873号・配当異議事件】 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学法学論集 | 第54巻3号112-182頁 |
16 | 判例批評18 | 2003年12月 19日2003,12,19,,, | 期日の変更―顕著な事由 | 学術雑誌 | 単著 | 民事訴訟法判例百選〔第3版〕 | 264頁 |
17 | 判例批評18 | 2003年12月 19日2003,12,19,,, | 擬制自白 | 学術雑誌 | 単著 | 民事訴訟法判例百選〔第3版〕 | 268頁 |
18 | 判例批評18 | 2003年12月 19日2003,12,19,,, | 弁論の全趣旨 | 学術雑誌 | 単著 | 民事訴訟法判例百選〔第3版〕 | 268頁 |
19 | 論文1 | 2000年3月 25日2000,03,25,,, | 民事訴訟手続の進行に関する法的規整と当事者合意-ドイツ法の継受とその後の展開を中心として- | 学術雑誌 | 単著 | 比較法研究 | 第61号,122-130頁 |
20 | 論文1 | 1999年12月 30日1999,12,30,,, | 民事訴訟手続の進行に関する法的規整と当事者合意-ドイツ法の継受とその後の展開を中心として- | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 法と政治 | 第50巻3-4号,105-158頁 |
21 | 論文1 | 1998年1998,00,00,,, | 訴訟契約の許容性とその限界-許容性判断規準の検討を中心に-(一) | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 法と政治 | 第49巻2-3号,95-143頁 |
判例批評貸金の支払を求める訴訟において,前訴でその貸金に係る消費貸借契約の成立を主張していた被告が同契約の成立を否認することは信義則に反するとの原告の主張を採用しなかった原審の判断に違法があるとされた事例(最高裁令和元年7月5日第二小法廷判決)学術雑誌単著吉田 直弘私法判例リマークス62号2021年2月 25日
判例批評弁護士である原告の申立てによってなされた公示送達が無効とされた事例(名古屋高判平成27年7月30日)査読有学術雑誌単著吉田 直弘私法判例リマークス no.54118~121頁2017年2月 25日
判例批評攻撃防御方法の提出と信義則査読有学術雑誌単著吉田 直弘民事訴訟法判例百選【第5版】92~93頁2015年11月 20日
解説条文の組み合わせから考える民事訴訟法 Ⅷ 156条・157条査読有学術雑誌単著吉田直弘;法学教室2014年11月号(No.410)30-32頁2014年10月 28日
研究報告弁護士強制と当事者権保障吉田 直弘;2013年6月 29日関西民事訴訟法研究会エル・おおさか
教科書アクチュアル民事訴訟法査読有単行本分担執筆吉田 直弘;法律文化社38-43頁2012年9月 20日
判例批評攻撃防御方法の提出と信義則査読有学術雑誌単著吉田 直弘;民事訴訟法判例百選【第4版】92-93頁 2010年10月 10日
判例批評債権の管理又は回収の委託を受けた弁護士が、その手段として本案訴訟の提起や保全命令の申立てをするために当該債権を譲り受ける行為の私法上の効力査読無学術雑誌単著吉田 直弘;私法判例リマークス41号106-109頁2010年7月 25日
論文当事者本人による簡裁代理人・司法書士の行為統制査読有学術雑誌単著吉田 直弘;民事法研究会・市民と法第52号40-48頁2008年8月 1日和文
論文民事訴訟における訴訟代理人・弁護士の行為統制-当事者本人の意思を基礎とする訴訟代理論の試み-査読有学術雑誌単著吉田 直弘;法律文化社・民事訴訟雑誌第54号157-167頁2008年3月 31日和文
論文民事訴訟における訴訟代理人・弁護士の行為統制-当事者本人の意思を基礎とする訴訟代理論の試み-査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;関西大学法学論集第57巻4号43-94頁2007年12月 15日和文
論文民事訴訟の進行面における「当事者合意」-手続進行過程の規律に関する一考察-(二)査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;関西大学法学論集第55巻6号1-45頁2006年3月 15日和文
論文Gerhard Wagnerの訴訟契約理論の構造分析-その問題視角と法的性質論に関する所説の紹介を中心として-査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;関西大学法学論集第55巻4-5号480-510頁2006年2月 28日和文
論文民事訴訟の進行面における「当事者合意」-手続進行過程の規律に関する一考察-(一)査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;関西大学法学論集第55巻1号,1-59頁2005年6月 25日和文
判例研究配当異議の訴えにおいて競売申立書の被担保債権の記載と異なる真実の権利関係に即した配当表への変更を求めるための要件【最高裁平成15年7月3日第1小法廷判決、平成14年(受)第1873号・配当異議事件】査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;関西大学法学論集第54巻3号112-182頁2004年9月 30日和文
判例批評期日の変更―顕著な事由査読有学術雑誌単著吉田 直弘;;;;;;;;顕著な事由;期日の変更;民事訴訟法判例百選〔第3版〕264頁2003年12月 19日和文
判例批評擬制自白査読有学術雑誌単著吉田 直弘;;;;;;;;擬制自白;民事訴訟法判例百選〔第3版〕268頁2003年12月 19日和文
判例批評弁論の全趣旨査読有学術雑誌単著吉田 直弘;;;弁論の全趣旨;民事訴訟法判例百選〔第3版〕268頁2003年12月 19日和文
論文民事訴訟手続の進行に関する法的規整と当事者合意-ドイツ法の継受とその後の展開を中心として-査読無学術雑誌単著吉田 直弘;手続進行;訴訟運営;訴訟手続;訴訟契約;訴訟上の合意;合意;当事者合意;比較法研究第61号,122-130頁2000年3月 25日和文
論文民事訴訟手続の進行に関する法的規整と当事者合意-ドイツ法の継受とその後の展開を中心として-査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;手続進行;訴訟運営;訴訟手続;訴訟契約;訴訟上の合意;合意;当事者合意;法と政治第50巻3-4号,105-158頁1999年12月 30日和文
論文訴訟契約の許容性とその限界-許容性判断規準の検討を中心に-(一)査読無大学・研究所等紀要単著吉田 直弘;訴訟契約;訴訟上の合意;法と政治第49巻2-3号,95-143頁1998年和文
教育業績
- 2024年度
- 1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
【講義科目】 受講生に、各回の講義内容に即した事例問題に関する論述答案の提出を課して、日頃から勉強する習慣と独力で考え抜く思考力が身に付くような工夫をしている。かかる課題によって、法情報収集能力、法的分析能力、論理的思考力、そしてプレゼンテーション能力といった高度の専門的能力を受講生が併せて身に付けてくれることをも狙いとしている。 そして講義においては、ランダムに指名した学生が自分の思考過程を説明した後に、課題問題を叩き台にして受講生全員で議論するという授業形式(ケース・メソッド)を採用している。いわゆる一方通行型の講義ではなく対論形式の講義を行うことにより、個々の学生の理解度に即したきめ細かな指導が可能となることに加え、学生の学習意欲を喚起することができる点に大きな特色がある。 【演習科目】 旧司法試験の論文試験問題および難関国公立法科大学院の入試問題を検討素材にして、民事訴訟法上の重要論点を多角的に検討することを通して、どのような難問に直面しても自力で対処できる高度の法的思考力を学生が身に付けるよう努めている。また、弁護士、検察官などに係る不祥事や懲戒処分を例に挙げて、現代社会における法曹の社会的役割と責任を説き、法曹倫理の浸透・確立に力を入れている。 - 2.作成した教科書、教材、参考書
高橋宏志=高田裕成=畑瑞穂編『別冊ジュリスト 民事訴訟法判例百選 〔第5版〕』(有斐閣・2015年) 池田辰夫編『アクチュアル民事訴訟法』(法律文化社・2012年) その他、講義科目に関しては、オリジナル事例問題を作成し、授業支援システム上に公開している。 - 3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等
特になし - 4.その他教育活動上特記すべき事項
履修登録者だけでなく、講義内容に関心のある学内外の学生および社会人にもオープンな形で講義を行い、各回の課題については提出された答案を添削の上、参考答案を配布している。また、相談希望者には学習上の助言や進路指導を個別に行っている。