石田 陽彦イシダ ハルヒコ |
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専門分野
専門分野 | キーワード |
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臨床心理学 | 地域臨床心理学;; |
研究課題
現在の研究課題名 | |
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研究態様 | |
研究期間 | |
研究制度 | |
キーワード | ; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | 子ども・若者支援推進法による地域協議会設立と運営の実践 |
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研究態様 | 機関内共同研究 |
研究期間 | 2010年 ~ 2012年 |
研究制度 | 官民連帯共同研究 |
キーワード | 子ども・若者育成支援推進法; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 | 関西大学社会的信頼システム創生センターの研究員として、奈良県葛城市において「子ども・若者支援地域協議会」の設立にかかわり、関西大学社会連携センターと葛城市の地域連携協定をすすめ、また民間企業との連携により地域のひきこもりの若者の社会参加をサポートするシステムを確立させることを、研究テーマとしている。 |
所属学会
所属学会・団体名 | 役職名 (役職在任期間) |
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日本心理臨床学会 | |
日本精神分析学会 | |
日本産業カウンセリング学会 |
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研究業績
No. | 研究業績の種類 | 発表年月日 | 標題 | 出版物の種類 | 共著・単著の別 | 出版社・掲載誌 | 巻・号・頁 |
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1 | 学会発表7 | 2017年11月 18日~2017年11月 21日2017,11,18,2017,11,21 | 教育領域における臨床心理士の新たな活動形態をめぐってーこころのケアルーム事業ー | 日本臨床心理士学会 | 第36回大会 | ||
2 | 論文1 | 2017年11月 15日2017,11,15,,, | 発達障碍児におけるレジリエンスキャンプの有効性:The Strengths and Diffculties Questionnair(SDQ)を用いた評定 | 学術雑誌 | 共著 | 子どものこころとからだ (日本小児心身医学会) | 第26巻3号 |
3 | 論文1 | 2016年3月 15日2016,03,15,,, | 発達に問題を抱える子どもを対象としたレジリエンスキャンプ | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第7号 |
4 | 論文1 | 2016年3月 15日2016,03,15,,, | 過疎化集落の児童に対するレジリエンスを育む取り組み | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第7号 |
5 | 論文1 | 2016年3月 15日2016,03,15,,, | A市における「夏休み親子教室」実施に関して | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第7号 |
6 | 学会発表7 | 2015年5月 30日~2015年5月 31日2015,05,30,2015,05,31 | 困難をもった子供たちと地域臨床 | 単著 | 日本心理臨床学会 | 第34回春季大会 | |
7 | 研究報告21 | 2015年3月 15日2015,03,15,,, | 2014年度 A市夏休み親子教室 実施報告書 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第6号 |
8 | 論文1 | 2015年3月 15日2015,03,15,,, | 過疎化集落における児童のレジリエンスを育む取り組み | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第6号 |
9 | 論文1 | 2015年3月 15日2015,03,15,,, | 発達障害を持つ子どもを対象としたレジリエンスキャンプの実際 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第6号 |
10 | 研究報告21 | 2014年3月 31日2014,03,31,,, | 発達障害の子どもたちに、市の教育委員会とKU-RENKAが連携し、自然キャンプを実施する意味について | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学社会的信頼システム創生センター | 第2号 |
11 | 論文1 | 2014年3月 15日2014,03,15,,, | 発達障害を持つ子どもを対象にしたレジリエンスキャンプの実際 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第5号 |
12 | 論文1 | 2014年3月 15日2014,03,15,,, | A市における初めての「夏休み親子教室」実施に関して | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要 | 第5号 |
13 | 編著3 | 2012年3月 25日2012,03,25,,, | 死にたい 声に寄り添って | 単行本 | 単著 | 創元社 | |
14 | 論文1 | 2011年9月 5日2011,09,05,0000,00,00 | 特別支援教育とスクールカウンセラー | 学術雑誌 | 単著 | 金剛出版 臨床心理学 | 増刊 第3号 |
15 | 調査報告22 | 2011年6月 2011,06,,,, | 若者の意識に関する調査 | その他 | 共著 | 奈良県 葛城市 生涯学習課 | |
16 | 論文1 | 2011年5月 2011,05,,,, | スクールカウンセリングからみた「ひきこもり」について | 学術雑誌 | 単著 | 金剛出版 「臨床心理学」 | 13巻 |
17 | 講演19 | 2011年1月 25日2011,01,25,,, | 不登校からひきこもりを考える | ||||
18 | 論文1 | 2010年10月 2010,10,,,, | 地域支援におけるスクールカウンセラーの役割 | 学術雑誌 | 単著 | 遠見書房 子どもの心と学校臨床 | 第3号(11頁~19頁) |
19 | 学会発表7 | 2010年9月 3日2010,09,03,,, | 『スクールカウンセラー事業の更なる発展をめざして 続』 | ||||
20 | 学会発表7 | 2010年8月 8日2010,08,08,,, | 「『子ども・若者育成支援推進法』と学校臨床心理士」 | ||||
21 | 基調講演20 | 2010年7月 27日2010,07,27,,, | 青年期に至る子育てについて | ||||
22 | 基調講演20 | 2010年3月 2010,03,,,, | 子どもを孤独に、そして孤立させない子育てのために | その他 | 単著 | 奈良県人権教育研究会 「実践」 | 132号(6頁~37頁) |
23 | 調査報告22 | 2010年3月 2010,03,,,, | 若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査) | その他 | 編著 | 奈良県 くらし創造部 青少年課 | |
24 | 基調講演20 | 2010年2月 25日2010,02,25,,, | 子ども・若者を孤立させない子育てのために | ||||
25 | オーガナイザ24 | 2010年1月 21日~2010年1月 21日2010,01,21,2010,01,21 | 青少年健全育成指導者世界研修会 | ||||
26 | 学会発表7 | 2009年8月 8日2009,08,08,,, | 「地域支援を目指したスクールカウンセラーの役割と活動」 | 第14回学校臨床心理士全国研修会 | |||
27 | 論文1 | 2009年5月 25日2009,05,25,,, | 最近の大学生の飲酒様態について -アンケートに基づくー | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第11号 |
28 | 基調講演20 | 2009年3月 7日2009,03,07,,, | ひきこもる若者の心理 | ||||
29 | 調査報告22 | 2009年3月 2009,03,,,, | 発達障害の子どもたちへの教育支援事業 | その他 | 編著 | 独立行政法人 国立曽爾青少年自然の家 | |
30 | 講演19 | 2008年11月 28日2008,11,28,,, | ひきこもる若者の問題について | ||||
31 | 基調講演20 | 2008年10月 8日2008,10,08,,, | 青少年の現状と課題 | ||||
32 | 論文1 | 2008年5月 25日2008,05,25,,, | 地域教育・発達臨床の実践について-A市におけるカウンセリングコーディネーターとして- | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第10号 |
33 | 論文1 | 2007年7月 2007,07,,,, | スクールカウンセラーはいじめに対して何ができるか | その他 | 単著 | 金剛出版 「臨床心理学」 | 第7巻4号(454頁~459頁) |
34 | 論文1 | 2007年6月 2007,06,,,, | 大学生の精神保健とQOLに関する研究 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第9号 |
35 | 書評6 | 2005年9月 2005,09,,,, | 学校コミュニティーへの緊急支援の手引き | 学術雑誌 | 「臨床心理学」 金剛出版 | 第5巻5号 | |
36 | 論文1 | 2005年3月 2005,03,,,, | 非行・虞犯少年たちとのかかわりについて | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第6号(1頁~24頁) |
37 | 論文1 | 2005年3月 2005,03,,,, | 中学不登校生徒のボディーイメージ | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第6号(47頁~53頁) |
38 | 論文1 | 2004年3月 2004,03,,,, | 障害者における「障害受容」と「アイデンティティー」の問題について ―危機介入を通して― | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学教育学会教育科学セミナリー | 第35号(101頁~111頁) |
39 | 雑誌記事15 | 2003年12月 2003,12,,,, | スクールカウンセラーと子育て支援 | その他 | 単著 | 奈良県家庭子供センター 子育て通信「つばさ」 | 第9号 |
40 | 論文1 | 2003年3月 2003,03,,,, | 大学生の精神保健に関する研究(第2報) | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第4号(19頁~25頁) |
41 | 教科書23 | 2002年9月 2002,09,,,, | 教科外教育の理論と実践 Q&A | 単行本 | 分担執筆 | ミネルヴァ書房 | |
42 | 論文1 | 2002年3月 2002,03,,,, | 女子中学生のボディーイメージに関する研究 ―摂食態度・自己概念との関係― | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学心理相談室紀要 | 第3号(25頁~34頁) |
43 | 論文1 | 2001年3月 2001,03,,,, | 不登校児童・生徒を受け持つ担任教師に対するテレコミュニケーションシステムを用いたコンサルテーションについて | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学臨床心理相談室研究紀要 | 創刊号(117頁~123頁) |
44 | 著書2 | 1999年11月 1999,11,,,, | 家庭と学校を考える | その他 | 単著 | 奈良県當麻町教育委員会 | |
45 | 著書2 | 1996年10月 1996,10,,,, | 青年期の発達と課題―自己愛の問題を中心に― | その他 | 単著 | 奈良いのちの電話協会研究報告集 | (50頁~56頁) |
46 | 著書2 | 1996年4月 1996,04,,,, | メンタルヘルスの実践 | 単行本 | 分担執筆 | 朱鷺書房 | (187頁~199頁)(222頁~227頁)(233頁~239頁)(257頁~263頁)(264頁~269頁) |
47 | 著書2 | 1992年4月 1992,04,,,, | 人間行動の基礎と諸問題 | 単行本 | 分担執筆 | 福村出版 | (229頁~246頁) |
48 | 論文1 | 1991年3月 1991,03,,,, | 系統的脱感作療法を用いたPanic Disorderの1例 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学教育科学会教育科学セミナリー | 第23号(44頁~55頁) |
49 | 論文1 | 1991年3月 1991,03,,,, | 講義「教育指導論」のあり方についての試論 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学教職課程センター年報 | 第10号(67頁~74頁) |
50 | 論文1 | 1981年12月 1981,12,,,, | 障害児の行動改善のための心理学的方法 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学教育学会 | 第13号22頁~28頁 |
学会発表教育領域における臨床心理士の新たな活動形態をめぐってーこころのケアルーム事業ー石田 陽彦日本臨床心理士学会第36回大会2017年11月 18日~2017年11月 21日
論文発達障碍児におけるレジリエンスキャンプの有効性:The Strengths and Diffculties Questionnair(SDQ)を用いた評定査読有学術雑誌共著石田 陽彦子どものこころとからだ (日本小児心身医学会)第26巻3号2017年11月 15日
論文発達に問題を抱える子どもを対象としたレジリエンスキャンプ査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第7号2016年3月 15日
論文過疎化集落の児童に対するレジリエンスを育む取り組み査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第7号2016年3月 15日
論文A市における「夏休み親子教室」実施に関して査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第7号2016年3月 15日
学会発表困難をもった子供たちと地域臨床単著石田 陽彦日本心理臨床学会第34回春季大会2015年5月 30日~2015年5月 31日日本心理臨床学会下関市
研究報告2014年度 A市夏休み親子教室 実施報告書査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第6号2015年3月 15日
論文過疎化集落における児童のレジリエンスを育む取り組み査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第6号2015年3月 15日
論文発達障害を持つ子どもを対象としたレジリエンスキャンプの実際査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第6号2015年3月 15日
研究報告発達障害の子どもたちに、市の教育委員会とKU-RENKAが連携し、自然キャンプを実施する意味について査読有大学・研究所等紀要単著石田 陽彦関西大学社会的信頼システム創生センター第2号2014年3月 31日
論文発達障害を持つ子どもを対象にしたレジリエンスキャンプの実際査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第5号2014年3月 15日
論文A市における初めての「夏休み親子教室」実施に関して査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要第5号2014年3月 15日
編著死にたい 声に寄り添って査読無単行本単著石田陽彦;;;創元社2012年3月 25日社会福祉法人 奈良いのちの電話協会
論文特別支援教育とスクールカウンセラー査読無学術雑誌単著石田 陽彦;;;金剛出版 臨床心理学増刊 第3号2011年9月 5日スクールカウンセラーが配置された当初、カウンセリングの対象になったのは成長発達過程における生徒・児童の心の問題に関するものが主であった。ところが近年「発達障害」に」関する問題が取りざたされることが多くなってきた。スクールカウンセラーは発達の問題にどのように向き合うべきか、その論議に一つの提案をしている。
調査報告若者の意識に関する調査 査読無その他共著石田 陽彦; 奈良県 葛城市 生涯学習課2011年6月 単独の市町村が、ひきこもりに関する調査をするのは全国初である。地域臨床的視点から、地域の実態を知るための調査を行った。
論文スクールカウンセリングからみた「ひきこもり」について査読無学術雑誌単著石田 陽彦;金剛出版 「臨床心理学」13巻2011年5月 H22年、若者のひきこもり者数は、15歳から35歳までで70万人に達した。そのうち60%は義務教育ですでに不登校、あるいは不登校傾向にあったと言われる。スクールカウンセラーが不登校からひきこもりにさせないために、いかにスクールカウンセラーが関わるべきかを、地域臨床の視点からつづった。
講演不登校からひきこもりを考える石田 陽彦;;2011年1月 25日困難を有する若者の相談業務にかかわる民間団体職員研修会内閣府中央研修会
論文地域支援におけるスクールカウンセラーの役割査読無学術雑誌単著石田 陽彦;遠見書房 子どもの心と学校臨床第3号(11頁~19頁)2010年10月 スクールカウンセラーがいかに地域にコミットすることで、地域に安心感を提供できるか、を具体的にあらわした。
学会発表『スクールカウンセラー事業の更なる発展をめざして 続』石田 陽彦;2010年9月 3日日本心理臨床学会第29回大会 (2010.9.3) 招聘講師 東北大学
大会委員会企画シンポジウム1(学校臨床心理士ワーキンググループ共催)
学会発表「『子ども・若者育成支援推進法』と学校臨床心理士」石田 陽彦;2010年8月 8日第15回学校臨床心理士全国研修会
ワーキンググループ主催分科会 講師
基調講演青年期に至る子育てについて石田 陽彦;2010年7月 27日内閣府青少年健全育成会議 岡山県
基調講演子どもを孤独に、そして孤立させない子育てのために査読無その他単著石田 陽彦;奈良県人権教育研究会 「実践」 132号(6頁~37頁) 2010年3月 幼少時から青年期までの、心の発達過程を、精神分析的な発達論をもとに解説した。発達過程で起こりうる具体的な問題への対処の方法などもあげ、一般の保護者や教育者に理解しやすいものである。
調査報告若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)査読無その他編著石田 陽彦;奈良県 くらし創造部 青少年課2010年3月 近年増加傾向にあるひきこもりの実態調査を、東京都に続き全国2番目奈良県の依頼によりに行った。その報告書である。
基調講演子ども・若者を孤立させない子育てのために石田 陽彦;2010年2月 25日平成21年度 内閣府「青少年育成のための地域連携推進事業(地方研修・徳島県)
オーガナイザ青少年健全育成指導者世界研修会石田 陽彦;;2010年1月 21日~2010年1月 21日文部科学省主催の国際サインポジウム
若者のひきこもりの問題について、イギリスのCnections 韓国のハジャセンターから研究者を招いて行った。
学会発表「地域支援を目指したスクールカウンセラーの役割と活動」石田 陽彦;;第14回学校臨床心理士全国研修会2009年8月 8日参加者企画シンポジウム 講師
論文最近の大学生の飲酒様態について -アンケートに基づくー査読有大学・研究所等紀要共著石田 陽彦関西大学心理相談室紀要第11号2009年5月 25日
基調講演ひきこもる若者の心理石田 陽彦;2009年3月 7日内閣府 地方研修会 (徳島県庁)
調査報告発達障害の子どもたちへの教育支援事業査読無その他編著石田 陽彦;独立行政法人 国立曽爾青少年自然の家2009年3月 調査研究委員長として平成18年から文部科学省の研究費を活用し、発達障害を持つ子どもの野外活動を行ってきた。その活動の報告書である。
講演ひきこもる若者の問題について石田 陽彦;2008年11月 28日 内閣府 青少年育成施策推進体制充実強化中央研修会
基調講演青少年の現状と課題石田 陽彦;2008年10月 8日ひきこもり・NEET対策の問題についての内閣府主催 青少年健全育成大会近畿ブロック研修会
論文地域教育・発達臨床の実践について-A市におけるカウンセリングコーディネーターとして-査読有大学・研究所等紀要単著石田 陽彦関西大学心理相談室紀要第10号2008年5月 25日
論文スクールカウンセラーはいじめに対して何ができるか査読無その他単著石田 陽彦;金剛出版 「臨床心理学」 第7巻4号(454頁~459頁)2007年7月 いじめによる自殺が頻繁に起き、社会問題化しているなかで、スクールカウンセラーはそれらの問題にどのように対処すべきかを、対症療法的な視点ではなく、要因を子どもたちの発達段階から捉えなおし、あるべき教育の根源的な問題としてそのかかわりと予防についてのべている。
論文大学生の精神保健とQOLに関する研究査読無大学・研究所等紀要共著石田 陽彦;関西大学心理相談室紀要第9号2007年6月
書評学校コミュニティーへの緊急支援の手引き査読無学術雑誌石田 陽彦;「臨床心理学」 金剛出版第5巻5号2005年9月
論文非行・虞犯少年たちとのかかわりについて査読無大学・研究所等紀要共著石田 陽彦;関西大学心理相談室紀要第6号(1頁~24頁)2005年3月 関西大学千里臨床心理学研究会にて行われたシンポジウムの内容を各発表者に論文化して頂いた。家庭こどもセンター、保護所、家庭裁判所、学校場面からの報告である。筆者は全体を総括する役目として、総合的な意見を述べた。
論文中学不登校生徒のボディーイメージ査読無大学・研究所等紀要共著石田 陽彦;関西大学心理相談室紀要第6号(47頁~53頁)2005年3月
論文障害者における「障害受容」と「アイデンティティー」の問題について ―危機介入を通して―査読有大学・研究所等紀要単著石田 陽彦;関西大学教育学会教育科学セミナリー第35号(101頁~111頁)2004年3月 精神障害などの障害を「個性」とみなすような見解が厚生労働省よりなされたが、障害を「個性」とみなすことにより、障害受容そのものが逆に障害者の「ひと」としてのアイデンティティーを崩壊させてしまい、その後の障害者の社会復帰の足かせとなる危険性を持っていることを、筆者の過去にかかわった実践的な事例より検証した。
雑誌記事スクールカウンセラーと子育て支援査読無その他単著石田 陽彦;奈良県家庭子供センター 子育て通信「つばさ」第9号2003年12月
論文大学生の精神保健に関する研究(第2報)査読無大学・研究所等紀要共著石田 陽彦;関西大学心理相談室紀要第4号(19頁~25頁)2003年3月
教科書教科外教育の理論と実践 Q&A査読無単行本分担執筆石田 陽彦;ミネルヴァ書房2002年9月
論文女子中学生のボディーイメージに関する研究 ―摂食態度・自己概念との関係―査読無大学・研究所等紀要共著石田 陽彦;関西大学心理相談室紀要第3号(25頁~34頁)2002年3月
論文不登校児童・生徒を受け持つ担任教師に対するテレコミュニケーションシステムを用いたコンサルテーションについて査読無大学・研究所等紀要単著石田 陽彦;関西大学臨床心理相談室研究紀要創刊号(117頁~123頁)2001年3月 文部科学省のフロンティア事業である、テレコミュニケーションを用いた教師へのコンサルテーションで実践的に行ってきた内容のまとめである。
そのなかでは、これまでの臨床実践で得られた「不登校児童・生徒への理解」を精神分析的な発達論の視点に集約することで、不登校の成因理解をついて自説を展開している。この自説も現場教師から多くの賛同を得ており、不登校児童・生徒を受け持つ教員との連携により実践されている。
著書家庭と学校を考える査読無その他単著石田 陽彦;奈良県當麻町教育委員会1999年11月
著書青年期の発達と課題―自己愛の問題を中心に―査読無その他単著石田 陽彦;奈良いのちの電話協会研究報告集(50頁~56頁)1996年10月
著書メンタルヘルスの実践査読無単行本分担執筆石田 陽彦;朱鷺書房(187頁~199頁)(222頁~227頁)(233頁~239頁)(257頁~263頁)(264頁~269頁)1996年4月
著書人間行動の基礎と諸問題査読無単行本分担執筆石田 陽彦;福村出版(229頁~246頁)1992年4月
論文系統的脱感作療法を用いたPanic Disorderの1例査読有大学・研究所等紀要単著石田 陽彦;関西大学教育科学会教育科学セミナリー 第23号(44頁~55頁)1991年3月 ゆれるドアが怖い、と言う主訴を持って来談した中年主婦に対する心理療法の事例である。医療機関での投薬治療が十分に効果を示さなかったクライエントに対し、系統的脱感作療法を用いることにより、ドア恐怖が治癒した。
その手続きと治療過程を記し
たものである。単に行動療法的技法の施行の治療過程だけではなく、その副産物とも言える夫婦間の葛藤の改善等に関しても言及している。
論文講義「教育指導論」のあり方についての試論査読無大学・研究所等紀要単著石田 陽彦;関西大学教職課程センター年報第10号(67頁~74頁)1991年3月 これまで、筆者が臨床活動として力を注いできたスクールカウンセリングから得られた知見の中から、現状の学校教育上の問題点や、学生が教員になるために心得ていて欲しい生徒理解などを講義を通して学生にフィードバックしてきた。その講義内容をまとめ、批判を含め、より深い新たな理解を生むために、講義内容と、そのねらいについての報告である。
論文障害児の行動改善のための心理学的方法査読無大学・研究所等紀要単著石田 陽彦;関西大学教育学会第13号22頁~28頁1981年12月 一人の自閉児に対して6年間行った、心理的治療教育の成果を報告したものである。自閉児のコミュニケーションの障害に着目し、言語行動の形成と拡大をテーマに取り組んできた。媒介としては文字言語を用いるが、文字を分子合成的信号系として捉え、象徴的図形の認識から文字の認識へと移行する過程で音声言語を随伴させることにより、言語行動が文字言語と音声言語の併用により、コミュニケーションがよりスムーズになり、言語行動は安定して形成されその使用は拡大された。
教育業績
- 2024年度
- 1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
パワーポイントやビデオDVDを用い、臨床に関して臨場感のある、印象に残る講義に努めている。また、臨床事例に関しては、実務家教員として、守秘義務に細心の注意を図りながらできるだけ実践的な講義と演習を行うように心がけている。ロールプレイを多用し、自らの経験と、自己の感情の認知、イメージの活用と知識を結びつけるように学生に働き掛ける講義を目指している。 - 2.作成した教科書、教材、参考書
臨床心理学と言う学問上、執筆した著書、論文等を教科書として使用することが多い。 - 3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等
子どもを孤独に、そして孤立させない子育てのために(2010.3)実践 132号(6頁~37頁)奈良県人権教育研究会 スクールカウンセラーはいじめに対して何ができるか(2007.7)vol.7 No.4臨床心理学(454頁~459頁)金剛出版 - 4.その他教育活動上特記すべき事項
講義や演習で学習したことを活かすために,大学院での学習の妨げにならない期間、内容で学外での活動を紹介し、積極的に参加するように勧めている。 これらの学外活動には石田が必ず同行し、事故回避と徹底した指導に努めている。その活動は①独立行政法人国立曽爾青少年自然の家が主催事業としている、軽度発達障害児への療育キャンプである。文部科学省の研究事業として開始され石田が関わっていたことに端を発し、大学院生のトレーニングの場として実践活動を通して発達障害児へのかかわりの基礎を学ぶ機会としているが、国立青少年振興機構のボランティアリーダーの資格も得、理論と実践の融合として、その後の学業への取り組み意欲を大幅に増進させている。②奈良県青少年課と協力して、「不登校・ひきこもり対策事業」の一環として「ピアサポーター養成講座」を実施しているが、座学と2施設での実習を経験する。地域臨床におけるアウト・リーチを学ぶきっかけを作る。③大学が地域連携を結んでいる奈良県葛城市で、保健センターで行われている就園前の幼時の療育訓練に参加することにより、地域保健領域での活動の在り方を学ぶきっかけを作る、どである。臨床活動に近い実践活動を経験させることで、カリキュラム上の実習でより高い実践能力を養うことができよう。 また、大学の社会連携部と協働し、関西大学と奈良県葛城市の連携協定を結び、院生の地域臨床実践の実習の場の拡大とその教育実践内容をより深化させた。実務家教員として、自ら実践するアクション・リサーチに学生も積極的に参加してもらい、陶冶概念による実践教育を目指し得いる。