所属学部・学科等

• 法学部 法学政治学科

職名 (資格)

• 教授 2004年 4月 1日

現在の役職名

• 大学協議会委員 就任年月日：2020年10月 1日～2022年9月 30日

出身学校・専攻

• 東北大学 法学部1988年 卒業

出身大学院・研究科

• 東北大学博士課程 法学研究科公法学 1993年 修了

取得学位

• 博士(法学) 1993年 3月 東北大学
• 法学修士 1990年 3月 東北大学

専門分野

研究課題

研究経歴

• 1996-2004　人権論についての研究に従事

研究職歴

• 1995-2003　山形大学　助教授

所属学会

研究業績

No.	研究業績の種類	発表年月日	標題	出版物の種類	共著・単著の別	出版社・掲載誌	巻・号・頁
1	著書2	2022年4月 10日2022,04,10,,,	リーガルクエスト憲法２人権（第3版）	単行本	国内共著	有斐閣	137-198,356-396
2	著書2	2022年3月 31日2022,03,31,,,	リーガルクエスト憲法１総論・統治（第３版）	単行本	国内共著	有斐閣	42-121
3	編著3	2021年11月 15日2021,11,15,,,	憲法判例コレクション	単行本	編著	有斐閣	71-95,147-148,149-158
4	判例研究17	2019年11月 30日2019,11,30,,,	良心の自由と謝罪広告の強制	学術雑誌	単著	有斐閣・別冊ジュリスト『憲法判例百選Ⅰ（第7版）』	No.245,74-75
5	著書2	2019年11月 23日2019,11,23,,,	憲法と希望	単行本	編著	私家版（非売品）	1-102
6	論文1	2019年5月 2019,05,00,,,	憲法13条論の現在	学術雑誌	単著	信山社・憲法研究	第4号,31-42
7	判例研究17	2018年12月 20日2018,12,20,,,	公立図書館の蔵書と著者者の人格的利益	学術雑誌	単著	有斐閣・別冊ジュリスト『メディア判例百選（第２版）』	110-111
8	著書2	2018年9月 20日2018,09,20,,,	リーガルクエスト憲法１総論・統治（第2版）	単行本	国内共著	有斐閣	42-121
9	著書2	2018年6月 2018,06,00,,,	概説　憲法コンメンタール	単行本	国内共著	信山社	80-84,84-92
10	著書2	2017年12月 20日2017,12,20,,,	リーガルクエスト憲法２人権（第2版）	単行本	共著	有斐閣	133-193,346-386
11	論文1	2016年10月 10日2016,10,10,,,	表現の自由の「変容」－ヘイトスピーチ規制をめぐってー	学術雑誌	単著	公法研究	78号94-103頁
12	論文1	2016年9月 11日2016,09,11,,,	法曹実務にとっての近代立憲主義―経済的自由権	学術雑誌	単著	判例時報	2300号3-9頁
13	著書2	2016年5月 25日2016,05,25,,,	個人として尊重―「われら国民」のゆくえ	単行本	単著	勁草書房	1-230頁
14	論文1	2016年3月 31日2016,03,31,,,	大阪市職員アンケート調査国賠訴訟	大学・研究所等紀要	単著	関西大学経済・政治研究所研究双書	第161冊101-136頁
15	学会発表7	2015年10月 18日2015,10,18,,,	表現の自由の「変容」－ヘイトスピーチ規制をめぐってー		単著
16	判例研究17	2014年4月 25日2014,04,25,,,	成年被後見人からの選挙権剥奪が違憲とさた事例	学術雑誌	単著	新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社	14号11-14頁
17	著書2	2013年12月 20日2013,12,20,,,	リーガルクエスト憲法2　人権	単行本	共著	有斐閣	115-174,317-356
18	判例研究17	2013年11月 15日2013,11,15,,,	事後法による財産権の内容変更の合憲性	単行本	単著	憲法判例百選Ⅰ[第6版]ジュリスト別冊	220-221頁
19	判例研究17	2013年10月 25日2013,10,25,,,	国民年金法の国籍要件を撤廃した際に改正法の効力を遡及させる等の救済措置をとらなかった立法不作為等が憲法14条1項に反しないとされた事例	学術雑誌	単著	新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社	12号35-38頁
20	編著3	2013年7月 30日2013,07,30,,,	憲法学の世界	単行本	共著	日本評論社	25-37頁
21	著書2	2013年6月 15日2013,06,15,,,	論点探求憲法　第２版	単行本	国内共著	弘文堂	35-45,148-160
22	論文1	2013年5月 3日2013,05,03,,,	人権とオートノミー	学術雑誌	単著	憲法問題・三省堂	24号63-74頁
23	判例研究17	2013年4月 25日2013,04,25,,,	「起立斉唱」命令に従わなかったことを理由とする懲戒処分の一部が違法とされた事例	学術雑誌	単著	新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社	12号27-30頁
24	論文1	2012年3月 31日2012,03,31,,,	憲法的思考にとっての「例外」	大学・研究所等紀要	単著	関西大学法学研究所叢書	４５冊15-29頁
25	判例研究17	2011年10月 25日2011,10,25,,,	遺族の意に反して靖国神社が戦没者を合祀し、および、国が同神社に戦没者氏名等の情報を提供する行為が、遺族の人格権ん等を侵害しないとされた事例	学術雑誌	単著	新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社	9号23-26頁
26	判例研究17	2011年4月 25日2011,04,25,,,	神社の大祭奉賛会発会式に市長が出席し、祝辞を述べる行為が政教分離原則に反しないとされた事例	学術雑誌	単著	新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社	8号35-38頁
27	著書2	2011年2月 25日2011,02,25,,,	リーガルクエスト憲法１	単行本	共著	有斐閣	41-119
28	項目執筆5	2011年2011,00,00,,,	新基本法コンメンタール憲法	単行本	共著	日本評論社
29	論文1	2010年10月 30日2010,10,30,,,	政治的責務と憲法	学術雑誌	単著	法哲学年報	2009
30	判例研究17	2010年4月 10日2010,04,10,,,	車両ナンバー読取システムと憲法13条	学術雑誌	単著	ジュリスト平成２１年度重要判例解説	１３９８号
31	論文1	2010年4月 1日2010,04,01,,,	政治と宗教の「かかわり合い」―砂川市市有地無償貸与違憲判決に即して―	学術雑誌	単著	法律時報	82巻4号
32	著書2	2010年4月 1日2010,04,01,,,	判例講義憲法Ⅰ	単行本	国内共著	悠々社	48-54,75-78,122-132
33	論文1	2010年3月 31日2010,03,31,,,	「テロとの戦い」と「自由と安全」の再調整	大学・研究所等紀要	単著	関西大学法学研究所研究叢書	43号
34	論文1	2009年11月 1日2009,11,01,,,	民主主義	学術雑誌	単著	法学セミナー	659号16－19頁
35	論文1	2008年12月 15日2008,12,15,,,	法人と人権	学術雑誌	単著	新・法律学の争点シリーズ３・有斐閣	78-89頁
36	論文1	2008年4月 15日2008,04,15,,,	自由と安全の比較衡量	学術雑誌	単著	法律時報	80巻4号117－124頁
37	論文1	2007年10月 1日2007,10,01,,,	思想・良心に基づく外部的行為の自由の保障のあり方	学術雑誌	単著	法学セミナー	50-53頁
38	論文1	2007年8月 30日2007,08,30,,,	自己決定とパターナリズム	単行本	単著	岩波書店・講座憲法第二巻[人権論の新展開]	160-191頁
39	解説9	2006年4月 2006,04,00,,,	基本解説　憲法入門	学術雑誌	単著	法学セミナー	616号10頁-11頁
40	著書2	2005年7月 30日2005,07,30,,,	論点探求憲法	単行本	国内共著	弘文堂	32-41頁，138-147頁
41	論文1	2005年5月 15日2005,05,15,,,	国民の義務と、愛国心	学術雑誌	単著	ジュリスト	1289号104-110頁
42	論文1	2005年5月 3日2005,05,03,,,	国家の役割と共同体論	学術雑誌	単著	憲法問題	16号23頁-33頁
43	論文1	2005年5月 1日2005,05,01,,,	立憲主義	学術雑誌	単著	法学セミナー	605号6頁-7頁
44	論文1	2005年3月 31日2005,03,31,,,	改憲論における「憲法｣観	大学・研究所等紀要	単著	関西大学法学研究所研究叢書	31号119-126頁
45	判例研究17	2005年3月 1日2005,03,01,,,	医師法21条の届出義務と自己負罪拒否権	学術雑誌	単著	法学教室別冊判例セレクト	294号11頁
46	論文1	2004年1月 31日2004,01,31,,,	入国の自由	大学・研究所等紀要	単著	法学	67巻5号152-175頁
47	論文1	2003年5月 15日2003,05,15,,,	人権と共同体	学術雑誌	単著	ジュリスト	1244号38頁-44頁
48	著書2	2002年9月 20日2002,09,20,,,	リベラルな共同体	単行本	単著	勁草書房	1-237頁
49	解説9	2002年4月 20日2002,04,20,,,	新聞記事で法学を「学ぶ」	学術雑誌	単著	別冊法学セミナー　法学入門2002	120頁-123頁
50	判例研究17	2001年9月 30日2001,09,30,,,	司法書士法による登記手続代理業務等の制限の合憲性	学術雑誌	単著	法学教室別冊付録判例セレクト'00	10頁
51	著書2	2001年7月 25日2001,07,25,,,	ベストセレクション憲法本41	単行本	共著	平凡社	91-96頁，250-255頁，329-330頁
52	判例研究17	2000年9月 30日2000,09,30,,,	事後法による財産権の内容変更の合憲性	学術雑誌	単著	別冊ジュリスト憲法判例百選[第四版]	200頁-201頁
53	論文1	2000年9月 15日2000,09,15,,,	リベラリズム-R.ドゥオーキンの場合	大学・研究所等紀要	単著	山形大学法政論叢	19号69頁-101頁
54	書評6	2000年3月 25日2000,03,25,,,	「法の支配」の狂気?	学術雑誌	単著	アメリカ法	1999-2号222頁-228頁
55	著書2	1999年9月 30日1999,09,30,,,	公法の思想と制度	単行本	国内共著	信山社	309-332頁
56	論文1	1999年6月 8日1999,06,08,,,	法人と人権	学術雑誌	単著	ジュリスト増刊 憲法の争点(第3版)	68頁-69頁
57	判例研究17	1998年6月 10日1998,06,10,,,	呼気検査と自己負罪拒否特権	学術雑誌	単著	ジュリスト平成9年度重要判例解説	18頁-19頁
58	論文1	1997年8月 20日1997,08,20,,,	自己決定とその環境	大学・研究所等紀要	単著	山形大学法政論叢	10号63頁-101頁
59	著書2	1996年3月 25日1996,03,25,,,	法学最前線	単行本	国内共著	窓社	38-46頁，144-152頁，296-304頁
60	論文1	1996年3月 12日1996,03,12,,,	J・ラズの「卓越主義の政治」	大学・研究所等紀要	単著	山形大学法政論叢	6号1頁-43頁
61	論文1	1994年12月 31日1994,12,31,,,	コミュニティの解釈とその憲法解釈論上の合意(三・完)	大学・研究所等紀要	単著	法学	55巻5号152頁-201頁
62	論文1	1994年8月 31日1994,08,31,,,	コミュニティの解釈とその憲法解釈論上の合意(二)	大学・研究所等紀要	単著	法学	58巻3号106頁-151頁
63	論文1	1994年6月 30日1994,06,30,,,	コミュニティの解釈とその憲法解釈論上の合意(一)	大学・研究所等紀要	単著	法学	58巻2号21頁-64頁
64	判例研究17	1993年8月 31日1993,08,31,,,	公法判例研究最高裁判所平成二年四月一七日第三小法延判決	大学・研究所等紀要	単著	法学	57巻3号115頁-121頁
65	学会発表7	,,,,,	国家の役割と共同体論
66	学会発表7	,,,,,	政治的義務と憲法

著書リーガルクエスト憲法２人権（第3版）査読無単行本国内共著小泉　良幸;毛利　透;浅野　博宣;松本　哲治有斐閣137-198,356-3962022年4月 10日リーガルクエストシリーズの憲法２の第３版。第２版を大幅に加筆している。不法滞在とされる外国人の長期身柄の拘束や新型コロナ禍下での営業の自由の制約など類書に例をみない新たな論点に取り組んでいる。著者分担執筆部分に関しては、思想の自由の直接制約と間接制約の別につき詳細な説明を加え、また、政教分離につき、空知太神社事件以降の判例の動向を踏まえ、違憲審査基準に関する記述を大幅に加筆した。

著書リーガルクエスト憲法１総論・統治（第３版）査読無単行本国内共著小泉　良幸;毛利　透;浅野　博宣;松本　哲治有斐閣42-1212022年3月 31日リーガルクエストシリーズの憲法１の第３版。第２版の大幅見直しを行った。新型コロナ禍下でにわかに争点化した緊急事態法制について加筆された他、著者分担執筆部分に関しては、天皇制に関し、平成天皇の生前退位をめぐる憲法上の論点につき加筆している。

編著憲法判例コレクション査読無単行本編著小泉　良幸;松本　哲治;横大道　聡有斐閣71-95,147-148,149-1582021年11月 15日憲法判例を学習的観点から厳選し、コンパクトにまとめたもの。学習的観点から重要度にランクをつけ、また、下級審判例であっても重要なものを取り上げている点に類書にない特色がある。小泉は編者としてかかわるほか、第6章（思想・良心の自由、信教の自由と政教分離）、第7章（学問の自由）、第8章（集団行動の自由、集会の自由）を分担執筆。

判例研究良心の自由と謝罪広告の強制査読無学術雑誌単著小泉　良幸有斐閣・別冊ジュリスト『憲法判例百選Ⅰ（第7版）』No.245,74-752019年11月 30日謝罪広告事件の判例解説。いわゆる信条説と内心説との対立軸の他に、謝罪広告の強制を「謝罪の外観」の表示強制と捉えたうえで、それが良心侵害となるのか否かという対立軸が含まれており、後者の論点こそが重要であることを指摘する。

著書憲法と希望査読無単行本編著小泉　良幸私家版（非売品）1-1022019年11月 23日遠藤比呂通先生（元東北大学教授、弁護士）の還暦記念文集。困難とされる遠藤憲法学を理解するための背景が、遠藤先生ゆかりの研究者や弁護士などから語られる。

論文憲法13条論の現在査読無学術雑誌単著小泉　良幸信山社・憲法研究第4号,31-422019年5月 憲法13条の通説とされる人格的利益説の提唱者である佐藤（幸）教授と芦部教授の二人の説の表層上の一致と深層理論における差異を明らかにし、佐藤説の深層理論に13条論の発展可能性を見出す。それにより、遠藤比呂通憲法学との接続可能性が明らかになる。

判例研究公立図書館の蔵書と著者者の人格的利益査読無学術雑誌単著小泉　良幸有斐閣・別冊ジュリスト『メディア判例百選（第２版）』110-1112018年12月 20日船橋市西図書館事件の判例解説。公立図書館の司書が、閲覧に供されている図書を廃棄することは、その著作者の法的保護に値する利益を侵害し、国賠法上違法となるとされた事例。私見は否定説の立場から、判例の射程を批判的に検討している。

著書リーガルクエスト憲法１総論・統治（第2版）査読無単行本国内共著小泉　良幸;毛利　透;浅野　博宣;松本　哲治有斐閣42-1212018年9月 20日リーガルクエストシリーズの憲法１の第２版。第1版出版後の判例・学説の動向をフォローアップしている。

著書概説　憲法コンメンタール査読無単行本国内共著小泉　良幸信山社80-84,84-922018年6月 日本国憲法のコンメンタール。日本国憲法第３章「国民の権利及び義務」の第12条と第13条を分担執筆。

著書リーガルクエスト憲法２人権（第2版）査読無単行本共著小泉　良幸;毛利　透;浅野　博宣;松本　哲治有斐閣133-193,346-3862017年12月 20日リーガルクエスト憲法２の第２版。第１版出版後の判例・学説をフォローアップしている。

論文表現の自由の「変容」－ヘイトスピーチ規制をめぐってー査読無学術雑誌単著小泉良幸表現の自由;ヘイトスピーチ;反差別法公法研究78号94-103頁2016年10月 10日ヘイトスピーチ規制によって伝統的な表現の自由法理の被りつつある「変容」を、規制根拠論の分析を踏まえて検討する。

論文法曹実務にとっての近代立憲主義―経済的自由権査読無学術雑誌単著小泉良幸財産権;公共の福祉;事後法判例時報2300号3-9頁2016年9月 11日財産権が経済的自由権として保障される意味について、判例法理の分析を通して解明する。

著書個人として尊重―「われら国民」のゆくえ査読無単行本単著小泉良幸近代立憲主義;個人の自律;政治的責務勁草書房1-230頁2016年5月 25日近代立憲主義の基礎理論を、第一部では、その前提とする個人の概念を、第二部では、政治的共同体の概念の解明を通して明らかにする。

論文大阪市職員アンケート調査国賠訴訟査読無大学・研究所等紀要単著小泉良幸良心の自由;沈黙の自由;不当労働行為関西大学経済・政治研究所研究双書第161冊101-136頁2016年3月 31日大阪市職員アンケート調査国賠訴訟において、原告側から要請され裁判所に提出した鑑定意見書をもとに、同事件に含まれる憲法上の論点を分析する。

学会発表表現の自由の「変容」－ヘイトスピーチ規制をめぐってー単著小泉良幸表現の自由;ヘイトスピーチ;反差別法2015年10月 18日日本公法学会同志社大学ヘイトスピーチ規制によって伝統的な表現の自由法理の被りつつある「変容」を、規制根拠論の分析を踏まえて検討する。

判例研究成年被後見人からの選挙権剥奪が違憲とさた事例査読無学術雑誌単著小泉良幸新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社14号11-14頁2014年4月 25日東京地方裁判所平成25年3月14日判決の評釈

著書リーガルクエスト憲法2　人権査読無単行本共著小泉良幸;毛利　透;浅野　博宣;松本　哲治有斐閣115-174,317-3562013年12月 20日第４章「思想・良心の自由」、第５章「信教の自由と政教分離」、第１０章「社会権」の章を分担執筆した。

判例研究事後法による財産権の内容変更の合憲性査読無単行本単著小泉良幸憲法判例百選Ⅰ[第6版]ジュリスト別冊220-221頁2013年11月 15日最高裁昭和５３年７月１２日大法廷判決の評釈

判例研究国民年金法の国籍要件を撤廃した際に改正法の効力を遡及させる等の救済措置をとらなかった立法不作為等が憲法14条1項に反しないとされた事例査読無学術雑誌単著小泉良幸新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社12号35-38頁2013年10月 25日福岡高等裁判所平成２３年１０月１７日判決の評釈

編著憲法学の世界査読無単行本共著小泉良幸日本評論社25-37頁2013年7月 30日第３章「民主主義」を分担執筆した。

著書論点探求憲法　第２版査読無単行本国内共著小泉良幸弘文堂35-45,148-1602013年6月 15日第４章「基本的人権の観念②」、第１４章「信教の自由と政教分離」を分担執筆した。

論文人権とオートノミー査読無学術雑誌単著小泉良幸憲法問題・三省堂24号63-74頁2013年5月 3日J.Razの卓越主義的リベラリズムとJ.Rawlsの政治的リベラリズムにそれぞれにおける自律の概念を分析し、自律の教説が、公共社会の共通の「物語」たりうるか、検討した。

判例研究「起立斉唱」命令に従わなかったことを理由とする懲戒処分の一部が違法とされた事例査読無学術雑誌単著小泉良幸新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社12号27-30頁2013年4月 25日東京地方裁判所平成２４年４月１９日判決の評釈

論文憲法的思考にとっての「例外」査読無大学・研究所等紀要単著小泉良幸関西大学法学研究所叢書４５冊15-29頁2012年3月 31日緊急状態をめぐる４つの法思考の型を析出し、分析した。

判例研究遺族の意に反して靖国神社が戦没者を合祀し、および、国が同神社に戦没者氏名等の情報を提供する行為が、遺族の人格権ん等を侵害しないとされた事例査読無学術雑誌単著小泉良幸新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社9号23-26頁2011年10月 25日大阪高等裁判所平成22年7月22日判決の評釈

判例研究神社の大祭奉賛会発会式に市長が出席し、祝辞を述べる行為が政教分離原則に反しないとされた事例査読無学術雑誌単著小泉良幸新・判例解説（速報判例解説）・日本評論社8号35-38頁2011年4月 25日最高裁判所平成22年7月22日第一小法廷判決の評釈

著書リーガルクエスト憲法１査読無単行本共著小泉　良幸;毛利　透;浅野　博宣;松本　哲治憲法史;主権;代表;政党;天皇有斐閣41-1192011年2月 25日憲法（統治分野）の基本的な概念・知識の習得から具体的事例へ応用可能な理解までを得られるよう分析と解説を試みたテキスト。第２章「日本憲法史」及び第３章「国民主権と天皇制」を分担執筆。（41頁～119頁）

項目執筆新基本法コンメンタール憲法査読無単行本共著小泉良幸日本評論社2011年憲法47条、48条につき、分担執筆した。

論文政治的責務と憲法査読有学術雑誌単著小泉　良幸政治的責務;共和主義;憲法;自由主義法哲学年報20092010年10月 30日日本法哲学会(平21・11・14）での学会報告原稿をもとに、最低限の手直しを施したもの。

判例研究車両ナンバー読取システムと憲法13条査読無学術雑誌単著小泉　良幸Ｎシステム;監視ジュリスト平成２１年度重要判例解説１３９８号2010年4月 10日東京高等裁判所平成21年１月２９日判決を分析した。

論文政治と宗教の「かかわり合い」―砂川市市有地無償貸与違憲判決に即して―査読無学術雑誌単著小泉　良幸政教分離;目的効果基準;是認;憲法法律時報82巻4号2010年4月 1日砂川市市有地無償貸与事件の最高裁判決の中で示された政教分離違反の審査基準を分析、最高裁の従来の審査基準との異動及びその理由について考察する。

著書判例講義憲法Ⅰ査読無単行本国内共著小泉　良幸思想の自由;学問の自由;結社の自由;憲法悠々社48-54,75-78,122-1322010年4月 1日憲法判例の体系的な分析を行う。思想・良心の自由（19条）、学問の自由（23条）、集会・結社の自由(21条）を分担執筆。

論文「テロとの戦い」と「自由と安全」の再調整査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸安全;法の支配;R.ドゥオーキン;テロとの戦い;自関西大学法学研究所研究叢書43号2010年3月 31日アメリカ合衆国の憲法学が、「テロとの戦い」の下で、従来の法思考をどのように変容させてきたか、または、こなかったかについて、分析した。

論文民主主義査読無学術雑誌単著小泉良幸法学セミナー659号16－19頁2009年11月 1日日本の憲法学において、民主主義の概念がどのように用いられているかを分析した。

論文法人と人権査読無学術雑誌単著小泉良幸新・法律学の争点シリーズ３・有斐閣78-89頁2008年12月 15日法人制度と結社の自由の関係を踏まえたうえで、法人の憲法上の権利の共有主体性を論ずることの意味について、検討した。

論文自由と安全の比較衡量査読無学術雑誌単著小泉良幸法律時報80巻4号117－124頁2008年4月 15日9・11以降の合衆国憲法学が、テロとの戦いをめぐって展開してきた、自由と安全の比較衡量をめぐる思考を分析的に検討する

論文思想・良心に基づく外部的行為の自由の保障のあり方査読無学術雑誌単著小泉　良幸法学セミナー50-53頁2007年10月 1日和文「君が代」ピアノ伴奏拒否事件の最高裁多数意見と藤田裁判官の反対意見の思考枠組を解析し、利益衡量の枠組みを設定する。

論文自己決定とパターナリズム査読無単行本単著小泉　良幸岩波書店・講座憲法第二巻[人権論の新展開]160-191頁2007年8月 30日和文憲法学において自己決定権という一つの権利を構成すべきことの意義の有無を明らかにする。

解説基本解説　憲法入門査読無学術雑誌単著小泉　良幸法学セミナー616号10頁-11頁2006年4月 和文

著書論点探求憲法査読無単行本国内共著小泉　良幸弘文堂32-41頁，138-147頁2005年7月 30日和文

論文国民の義務と、愛国心査読無学術雑誌単著小泉　良幸ジュリスト1289号104-110頁2005年5月 15日和文

論文国家の役割と共同体論査読無学術雑誌単著小泉　良幸憲法問題16号23頁-33頁2005年5月 3日和文

論文立憲主義査読無学術雑誌単著小泉　良幸法学セミナー605号6頁-7頁2005年5月 1日和文

論文改憲論における「憲法｣観査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸関西大学法学研究所研究叢書31号119-126頁2005年3月 31日和文

判例研究医師法21条の届出義務と自己負罪拒否権査読無学術雑誌単著小泉　良幸法学教室別冊判例セレクト294号11頁2005年3月 1日和文

論文入国の自由査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸J．ロールズ;J．カレンズ;B．アッカーマン;リベラリズム;国境;国民国家;性質説;入国の自由法学67巻5号152-175頁2004年1月 31日リベラリズムの見地から、外国人の「入国の自由」をめぐる憲法論を検討し、「入国の自由」原則肯定説の可能性を論じた。

論文人権と共同体査読無学術雑誌単著小泉　良幸保守主義;集団代表;アイデンティティ;共和主義;リバタリアニズム;リベラルな共同体ジュリスト1244号38頁-44頁2003年5月 15日「人権論の原理と新展開」という統一テーマの中の一項目。憲法学と政治哲学との対話を通し、人権と共同体の関係について解明する。

著書リベラルな共同体単行本単著小泉　良幸政治的義務;公共哲学;憲法解釈;共和主義;卓越主義;共同体論;リベラリズム;R.ドゥオーキン勁草書房1-237頁2002年9月 20日R.ドゥオーキンの政治・道徳理論の構成解釈を通して、リベラリズム憲法学の前提理解を解明する。あわせて、その日本国憲法解釈論上の意義を探る。

解説新聞記事で法学を「学ぶ」査読無学術雑誌単著小泉　良幸報道;新聞;法学学習別冊法学セミナー　法学入門2002120頁-123頁2002年4月 20日新聞報道の読み方と、それを用いた法学学習について初学者に向けた解説。

判例研究司法書士法による登記手続代理業務等の制限の合憲性査読無学術雑誌単著小泉　良幸司法書士法;目的二分論;営業の自由法学教室別冊付録判例セレクト'0010頁2001年9月 30日最判平成12年2月8日の判例評釈

著書ベストセレクション憲法本41査読無単行本共著小泉　良幸;長谷部恭男他新しい人権;憲法的思惟;自由の法平凡社91-96頁，250-255頁，329-330頁2001年7月 25日R.ドゥオーキン『自由の法』　蟻川 恒正『憲法的思惟』の解説・批評

判例研究事後法による財産権の内容変更の合憲性査読無学術雑誌単著小泉　良幸農地改革;事後法;財産権別冊ジュリスト憲法判例百選[第四版]200頁-201頁2000年9月 30日最判昭和54年7月12日の判例評釈

論文リベラリズム-R.ドゥオーキンの場合査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸善き生;卓越主義;挑戦モデル;中立性原理;R.ドゥオーキン;リベラリズム山形大学法政論叢19号69頁-101頁2000年9月 15日ドゥオーキンのリベラリズムを卓越主義的に解釈し、その有する憲法学的意義を解明する。

書評「法の支配」の狂気?査読無学術雑誌単著小泉　良幸法の美学;P.シュラーク;P.カンポス;法の支配アメリカ法1999-2号222頁-228頁2000年3月 25日ポストモダニズム法学による「法の支配」批判の批判的検討

著書公法の思想と制度査読無単行本国内共著小泉　良幸;赤坂正浩 他リベラリズム;統合;格差原理;積極的差別是正措置;J.ロールズ;R.ドゥオーキン信山社309-332頁1999年9月 30日R.ドゥオーキンの政治・道徳理論における鍵概念である「統合」について解明する。

論文法人と人権査読無学術雑誌単著小泉　良幸人権享有主体性;団体;法人;;結社の自由;政治献金ジュリスト増刊 憲法の争点(第3版)68頁-69頁1999年6月 8日法人の人権享有主体性否定説の立場から、従来の説論を批判的に検討する。

判例研究呼気検査と自己負罪拒否特権査読無学術雑誌単著小泉　良幸道路交通法;呼気検査;自己負罪拒否特権ジュリスト平成9年度重要判例解説18頁-19頁1998年6月 10日最判平成9年1月30日の判例評釈

論文自己決定とその環境査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸環境;自己決定権;自己決定;アイデンティティ;ポルノグラフィー;フェミニズム山形大学法政論叢10号63頁-101頁1997年8月 20日自由論に上還元不可能な、自己決定権固有の規範内容を解明する。科研費奨励研究 199604-199703

著書法学最前線単行本国内共著小泉　良幸団体;自然の権利;環境;国家窓社38-46頁，144-152頁，296-304頁1996年3月 25日「国家と法」「環境と法」「団体と法」に関する新たな論点を指摘し、分析する。

論文J・ラズの「卓越主義の政治」査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸中立性原理;リベラリズム;寛容;多元主義;卓越主義;J.ラズ山形大学法政論叢6号1頁-43頁1996年3月 12日J.ラズの卓越主義的リベラリズムの構造を解明する。

論文コミュニティの解釈とその憲法解釈論上の合意(三・完)査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸憲法解釈;公共善;統合;R.ドゥオーキン;J.ラズ;ライフスタイルの自由法学55巻5号152頁-201頁1994年12月 31日共同体論によるリベラリズム批判を踏まえて、リベラリズムを再解釈し、その有する憲法的意義を解明する。

論文コミュニティの解釈とその憲法解釈論上の合意(二)査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸憲法解釈;懐疑主義;F.マイクルマン;C.サンスティン;CLS;共和主義法学58巻3号106頁-151頁1994年8月 31日共和主義憲法理論と批判法学の議論を素材に、リベラリズム対共同体論の論争の意義を解明する。

論文コミュニティの解釈とその憲法解釈論上の合意(一)査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸自己決定権;自由;プライバシー;ソドミー禁止法;憲法判例;共同体論法学58巻2号21頁-64頁1994年6月 30日米軍連邦最高裁の憲法判例を素材に、リベラリズム対共同体論の論争の意味を解明する。

判例研究公法判例研究最高裁判所平成二年四月一七日第三小法延判決査読無大学・研究所等紀要単著小泉　良幸差別語;公職選挙法;政見放送法学57巻3号115頁-121頁1993年8月 31日最判平成2年4月17日（政見放送削除事件）の判例評釈

学会発表国家の役割と共同体論査読無小泉　良幸A．エツィオーニ;自律;道徳の声;社会的権力;諸共同体の共同体;共同体相対主義;共同体論;改憲論全国憲法研究会明治大学現在の改憲論の前提とする国家観、共同体観を、アメリカにおける共同体論と対質させながら、分析、解明した。

学会発表政治的義務と憲法査読無小泉　良幸日本法哲学会関西大学Ｒ．ドゥオーキンの法理論を共通テーマとするワークショップで、ドゥオーキンの政治的義務論の構造を分析し、それが、立憲主義の基礎理論にとって持つ意味を解明した。

教育業績

• 2024年度
  
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• １．教育内容・方法の工夫（授業評価等を含む）
  講義については、毎回一話完結方式で行い、その際、受講生の筆記補助のためにB4のレジュメを一枚配布する。レジュメの内容は必要最小限にとどめ、受講生には、予習をしてから講義にのぞみ、ノートをとる習慣を身につけるよう指導している。質疑については多めに時間をとり、講義時間以外でも、随時、研究室での質疑に応じている。 演習については、教員自ら演習問題を作成し、ゼミ生は原告・被告・裁判官の立場に分かれ、それぞれの立場から論証するという方法を専ら用い、問題発見能力と議論する力の陶冶を目標としている。
  
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• ２．作成した教科書、教材、参考書
  法学部1年時の共通科目として設置されている「導入演習」用の共通教材を、法学部導入演習教材作成委員会のメンバーとして作成した。小泉良幸＝寺川永＝西平等＝石橋章市朗＝上田真二＝永田憲史『Civis Academics』。教材は、授業評価を受け、毎年、改訂を加えている。 ロー・スクール進学志望者に向けた体系書として、毛利透＝小泉良幸＝浅野博宣＝松本哲治『リーガルクエスト憲法Ⅰ』（有斐閣、2011年）、同『リーガルクエスト憲法Ⅱ』（有斐閣、2014年）を分担執筆し、「展開講義・憲法発展研究」を中心に学部の講義での教材として使用している。 佐藤幸治＝土井真一編『判例講義憲法』(悠々社、2010年)を分担執筆し、大学院の講義の教材として使用している。
  
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• ３．教育方法・教育実践に関する発表、講演等
  　特になし
  
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• ４．その他教育活動上特記すべき事項
  　特になし
  

担当授業

• 研究論文
• 憲法１　（人権論）
• 憲法２　（総論・統治機構）
• 発展演習憲法
• 専門演習１a
• 専門演習１b
• 専門演習２a
• 専門演習２b
• 事例講義憲法（人権）
• M憲法研究１（人権論）　演習１Ａ
• M憲法研究１（人権論）　演習１Ｂ
• M憲法研究１（人権論）　講義
• M法学政治学概論２（公法）
• M総合演習（研究指導）
• 事例講義憲法