村田 麻里子ムラタ マリコ |
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所属学部・学科等
- 社会学部 社会学科 メディア専攻
職名 (資格)
- 教授 2016年 4月 1日
取得学位
- 学際情報学修士 2002年 3月 東京大学
- MA Media and Communication 2004年 11月 Goldsmiths College, University of London
- 学際情報学博士 2012年 5月 東京大学
ホームページ・メール
- メールアドレス:mmurata@kansai-u.ac.jp
専門分野
専門分野 | キーワード |
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メディア、ミュージアム、コミュニケーション、公共空間(パブリックスペース); |
研究課題
現在の研究課題名 | メディアとしてのミュージアム |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | |
研究制度 | |
キーワード | |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | ポピュラー文化ミュージアム |
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研究態様 | 国内共同研究 |
研究期間 | |
研究制度 | |
キーワード | ; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | ミュージアムと多文化共生 |
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研究態様 | 国内共同研究 |
研究期間 | |
研究制度 | |
キーワード | ; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
研究職歴
- 京都精華大学人文学部社会メディア学科 専任講師 2005年4月 1日~2008年3月 31日
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研究業績
No. | 研究業績の種類 | 発表年月日 | 標題 | 出版物の種類 | 共著・単著の別 | 出版社・掲載誌 | 巻・号・頁 |
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1 | 雑誌記事15 | 2019年4月 2019,04,00,,, | Towards Conceptualizing the “Museums of Cities” in Osaka | その他 | 単著 | CAMOC Museum of Cities Review | April 2019 |
2 | 雑誌記事15 | 2018年9月 2018,09,00,,, | マンガの環境としての図書館――ミュージアムとの比較を通して | その他 | 単著 | ライブラリー・リソース・ガイド | 24 (2018年夏号) |
3 | 論文1 | 2018年4月 2018,04,00,,, | 21世紀のミュージアムと多文化共生――日英における文化的挑戦 | 学術雑誌 | 国際共著 | 『博物館学雑誌』 | 43(2) |
4 | 論文1 | 2017年10月 2017,10,00,,, | マンガ展を視覚障害者に拓く試み――触図による美術鑑賞を手がかりに | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学社会学部紀要 | 49(1) |
5 | 調査報告22 | 2016年3月 2016,03,00,,, | ポピュラー文化を展示する-スポーツ・マンガ・ポピュラー音楽を事例に | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 第47巻2号 | |
6 | 論文1 | 2016年3月 2016,03,00,,, | 『読む』ことを問い直すメディア・ブリコラージュ-インスタレーション作品「アナログ電子書籍」の制作 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 愛知淑徳大学メディアプロデュース学部論集 | 第6号 |
7 | 著書2 | 2015年8月 2015,08,,,, | 大学生のためのメディアリテラシー・トレーニング | 単行本 | 共編著 | 三省堂 | |
8 | 論文1 | 2015年3月 2015,03,,,, | 韓国漫画映像振興院における来館者調査――来館者の物理的・社会文化的・個人的コンテキストをめぐって | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 中部人間学会 | 13 |
9 | 著書2 | 2014年12月 2014,12,,,, | 思想としてのミュージアム--ものと空間のメディア論 | 単行本 | 単著 | 人文書院 | |
10 | 論文1 | 2014年10月 2014,10,,,, | アングレーム国際BD フェスティバル 韓国漫画展「枯れない花」にみる場と展示の〈政治性〉 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学社会学部紀要 | 第46巻 第1号 |
11 | 論文1 | 2013年3月 2013,03,,,, | マンガ読書行動尺度・マンガイメージ尺度の開発の試み | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学社会学部紀要 | 第44巻第2号、pp.75-99 |
12 | 編著3 | 2013年2013,,,,, | ポピュラー文化ミュージアム-文化の収集・共有・消費 | 単行本 | 共編著 | ミネルヴァ書房 | |
13 | 調査報告22 | 2013年2013,,,,, | Manga Comics Museums in Japan Cultural Sharing and Local Communities 日本のマンガミュージアム―あらたな文化共有と地域社会― | その他 | 共著 | CIAS Discussion Paper | |
14 | 論文1 | 2012年9月 2012,09,,,, | 広島市まんが図書館における来館者調査――マンガを「図書館」で扱うとはどういうことなのか | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 京都精華大学紀要 | 第41号、pp.112-127 |
15 | 論文1 | 2012年3月 2012,03,,,, | 宝塚市立手塚治虫記念館における来館者調査――地域のためのマンガ関連文化施設の実態と是非を問う | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学社会学部紀要 | 第43巻第2号,pp.95-114 |
16 | 論文1 | 2011年3月 2011,03,,,, | 人はマンガミュージアムで何をしているのか――マンガ文化環境における来館者行動と<マンガ環境>を巡って | 学術雑誌 | 共著 | マンガ研究 | 第17号、pp.76-85 |
17 | 論文1 | 2010年9月 2010,09,,,, | 京都国際マンガミュージアムにおける来館者調査――ポピュラー文化ミュージアムに関する基礎研究 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 京都精華大学紀要 | 第37号、pp.77-92 |
18 | 論文1 | 2010年3月 2010,03,,,, | ピクチャレスクの観光化――足立美術館の庭園とコレクションをめぐる一考察 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学博物館紀要 | 第16号 |
19 | 論文1 | 2009年10月 2009,10,,,, | ポストモダン時代におけるミュージアム・イメージの拡張 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学社会学部紀要 | 第41巻 第1号 |
20 | 論文1 | 2009年1月 2009,01,,,, | ミュージアムの受容―近代日本における「博物館」の射程 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都精華大学紀要 | 第35号 |
21 | 編著3 | 2009年2009,,,,, | マンガとミュージアムが出会うとき | 単行本 | 共編著 | 臨川書店 | |
22 | 項目執筆5 | 2009年2009,,,,, | メディアリテラシー・ワークショップ-情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する | 単行本 | 分担執筆 | 東京大学出版会 | |
23 | 論文1 | 2008年3月 2008,03,,,, | 蒐集する「まなざし」-「芸術=驚異陳列室」からケ・ブランリ美術館まで | 大学・研究所等紀要 | 京都精華大学紀要 | 第34号 | |
24 | 論文1 | 2007年9月 2007,09,,,, | ミュージアムの「モノ」を巡る論考 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 京都精華大学紀要 | 第33号 |
25 | 雑誌記事15 | 2006年2006,,,,, | ミュージアムが編む「ものがたり」―〈美術〉の言説を超えて― | 学術雑誌 | 単著 | 美術フォーラム21/醍醐書房 | 第14号 |
26 | 論文1 | 2005年3月 2005,03,,,, | ホスピタルリーチ・プロジェクトのエスノグラフィ:組織をつなぐ異文化コミュニケーション | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究 | 第69号 |
27 | ニュースレター99 | 2004年4月 2004,04,,,, | 活動報告:求ム!熟シタ想像力!-シニアのための超おとなワークショップを振り返る― | その他 | 共著 | ウロボロス東京大学総合研究博物館ニュース | Vol.9 No.1 |
28 | 論文1 | 2004年2004,,,,, | Reconceptualizing Museum Communication: A Call for Media Studies | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 東京大学社会情報研究所紀要 | 第66号 |
29 | ニュースレター99 | 2003年7月 2003,07,,,, | ホスピタルリーチ・プロジェクト:博物館と院内学級をつなぐ試み | その他 | 単著 | ウロボロス東京大学総合研究博物館ニュース | Vol.8 No.1 |
30 | 論文1 | 2003年3月 2003,03,,,, | 来館者研究の系譜と課題:日本における博物館コミュニケーションのための一考察 | 学術雑誌 | 単著 | 日本ミュージアムマネージメント学会研究紀要 | 第7号 |
31 | 論文1 | 2003年3月 2003,03,,,, | 博物館とメディア・リテラシー:東京都写真美術館における鑑賞と表現をめぐる実践的研究 | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 東京大学社会情報研究所紀要 | 第65号 |
雑誌記事Towards Conceptualizing the “Museums of Cities” in Osaka査読無その他単著村田 麻里子CAMOC Museum of Cities ReviewApril 20192019年4月 International Committee for the Collections and Activities of Museums of Cities, International Council of Museums
雑誌記事マンガの環境としての図書館――ミュージアムとの比較を通して査読無その他単著村田 麻里子ライブラリー・リソース・ガイド24 (2018年夏号)2018年9月 アカデミック・リソース・ガイド978-4-9085-1523-1
論文21世紀のミュージアムと多文化共生――日英における文化的挑戦査読有学術雑誌国際共著村田 麻里子;吉荒夕紀『博物館学雑誌』43(2)2018年4月 全日本博物館学会
論文マンガ展を視覚障害者に拓く試み――触図による美術鑑賞を手がかりに査読無大学・研究所等紀要単著村田 麻里子関西大学社会学部紀要49(1)2017年10月
調査報告ポピュラー文化を展示する-スポーツ・マンガ・ポピュラー音楽を事例に査読無大学・研究所等紀要単著村田 麻里子第47巻2号2016年3月
論文『読む』ことを問い直すメディア・ブリコラージュ-インスタレーション作品「アナログ電子書籍」の制作査読無大学・研究所等紀要共著宮田雅子、毛原大樹、村田麻里子、谷川竜一愛知淑徳大学メディアプロデュース学部論集第6号2016年3月
著書大学生のためのメディアリテラシー・トレーニング単行本共編著長谷川 一, 村田 麻里子,;三省堂2015年8月
論文韓国漫画映像振興院における来館者調査――来館者の物理的・社会文化的・個人的コンテキストをめぐって大学・研究所等紀要共著山中千恵、村田麻里子、伊藤遊、谷川竜一中部人間学会132015年3月
著書思想としてのミュージアム--ものと空間のメディア論査読無単行本単著村田 麻里子;人文書院2014年12月
論文アングレーム国際BD フェスティバル 韓国漫画展「枯れない花」にみる場と展示の〈政治性〉査読無大学・研究所等紀要共著村田 麻里子;パスキエ, オレリアン ;山中 千恵;伊藤 遊;関西大学社会学部紀要第46巻 第1号2014年10月
論文マンガ読書行動尺度・マンガイメージ尺度の開発の試み査読無大学・研究所等紀要共著脇田貴文;村田麻里子;山中千恵;伊藤遊;谷川竜一;関西大学社会学部紀要第44巻第2号、pp.75-992013年3月
編著ポピュラー文化ミュージアム-文化の収集・共有・消費単行本共編著石田佐恵子;村田麻里子;山中千恵;ミネルヴァ書房2013年
調査報告Manga Comics Museums in Japan Cultural Sharing and Local Communities 日本のマンガミュージアム―あらたな文化共有と地域社会―査読無その他共著谷川竜一;伊藤遊;村田麻里子;山中千恵;;CIAS Discussion Paper2013年京都大学地域研究統合情報センター
論文広島市まんが図書館における来館者調査――マンガを「図書館」で扱うとはどういうことなのか査読無大学・研究所等紀要共著伊藤遊;村田麻里子;山中千恵;谷川竜一;京都精華大学紀要第41号、pp.112-1272012年9月
論文宝塚市立手塚治虫記念館における来館者調査――地域のためのマンガ関連文化施設の実態と是非を問う査読無大学・研究所等紀要共著村田麻里子;山中千恵;伊藤遊;谷川竜一;関西大学社会学部紀要第43巻第2号,pp.95-1142012年3月
論文人はマンガミュージアムで何をしているのか――マンガ文化環境における来館者行動と<マンガ環境>を巡って査読有学術雑誌共著山中千恵;伊藤遊;村田麻里子;谷川竜一;マンガ研究第17号、pp.76-852011年3月 日本マンガ学会
論文京都国際マンガミュージアムにおける来館者調査――ポピュラー文化ミュージアムに関する基礎研究査読無大学・研究所等紀要共著村田麻里子;山中千恵;谷川竜一;伊藤遊;;京都精華大学紀要第37号、pp.77-922010年9月
論文ピクチャレスクの観光化――足立美術館の庭園とコレクションをめぐる一考察大学・研究所等紀要単著村田麻里子;関西大学博物館紀要第16号2010年3月
論文ポストモダン時代におけるミュージアム・イメージの拡張大学・研究所等紀要単著村田麻里子;;関西大学社会学部紀要第41巻 第1号2009年10月 本稿では、ポストモダン時代を迎えて拡張し続ける欧米のミュージアムの波と、それに連動して起きている日本独特のポストモダン現象を描き出すことを目的とする。近代主義的な拡張への欲望を焼き直すような形でメガ化・スペクタクル化・ポピュラー化する欧米のミュージアムとは異なり、主に行政機関として運営されてきた日本では、そのような拡張は起こり得ない。その結果、日本ではミュージアムそのものが拡張するかわりに、メディアを媒介とするミュージアム・イメージが拡張しているのではないだろうか。日本のミュージアムのポストモダン現象とは、このような言説と実体の乖離、または二重構造としてむしろ説明することができるのである。それは高度に成長したメディア社会を反映した事象であると同時に、実はこれまでの日本の博物館の歴史を現代的な形でなぞりなおしたにすぎない。一連の過程を通して、日本におけるミュージアムの意味について再考する。
論文ミュージアムの受容―近代日本における「博物館」の射程大学・研究所等紀要単著村田麻里子;京都精華大学紀要第35号2009年1月
編著マンガとミュージアムが出会うとき単行本共編著表智之;金澤韻;村田麻里子;臨川書店2009年
項目執筆メディアリテラシー・ワークショップ-情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する単行本分担執筆水越伸;東京大学情報学環メルプロジェクト;村田麻里子;東京大学出版会2009年
論文蒐集する「まなざし」-「芸術=驚異陳列室」からケ・ブランリ美術館まで大学・研究所等紀要村田麻里子;京都精華大学紀要第34号2008年3月
論文ミュージアムの「モノ」を巡る論考大学・研究所等紀要単著村田麻里子;京都精華大学紀要第33号2007年9月
雑誌記事ミュージアムが編む「ものがたり」―〈美術〉の言説を超えて―学術雑誌単著村田麻里子;美術フォーラム21/醍醐書房第14号2006年本誌の特集のテーマ「メディアが<美術>をつくる」、とはどのような意味か?突き詰めて考えると難しい問いである。美術とは制度によって成立する言説にすぎないのだろうか?それとも美術の本質は絶対的なのだろうか?ミュージアムというメディア空間においては<美術>はこのどちらでもなく、その中間領域において絶えずせめぎあっている。言説とは何をさすのか、そしてそれが3次元空間でどのように形成されるかについてメディア論の視点から考える。
論文ホスピタルリーチ・プロジェクトのエスノグラフィ:組織をつなぐ異文化コミュニケーション査読有大学・研究所等紀要単著村田麻里子;東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究第69号2005年3月
ニュースレター活動報告:求ム!熟シタ想像力!-シニアのための超おとなワークショップを振り返る―その他共著塚瀬三重;三河内彰子;村田麻里子;;ウロボロス東京大学総合研究博物館ニュースVol.9 No.12004年4月
論文Reconceptualizing Museum Communication: A Call for Media Studies査読有大学・研究所等紀要単著村田麻里子;東京大学社会情報研究所紀要第66号2004年
ニュースレターホスピタルリーチ・プロジェクト:博物館と院内学級をつなぐ試みその他単著村田麻里子;ウロボロス東京大学総合研究博物館ニュースVol.8 No.12003年7月
論文来館者研究の系譜と課題:日本における博物館コミュニケーションのための一考察査読有学術雑誌単著村田麻里子;日本ミュージアムマネージメント学会研究紀要第7号2003年3月
論文博物館とメディア・リテラシー:東京都写真美術館における鑑賞と表現をめぐる実践的研究大学・研究所等紀要共著水越伸;村田麻里子;東京大学社会情報研究所紀要第65号2003年3月
教育業績
- 2024年度
- 1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
<大講義の場合> ・学生が完全な受け身にならないように、定期的に質問を投げかけ、学生にマイクを向けてフロアの意見を集約したり、分析作業など手を動かしたり、レジュメを虫食いにして埋めてもらうなど、学生自身が頭と手を動かして90分座っていられるよう心がけている。 ・時々コメントシートを書かせ、授業の理解度や満足度を測っているほか、必ず授業評価アンケートも実施し、その結果を次の受講生のために公開するようにしている。 ・時事的なネタを提供できるように常に心がけている。 <少人数クラスの場合> ・大学で学問を学ぶための最低限の作法はもちろんのこと、学問的基礎体力をつけることを目的に多角的な課題をこなさせている。 ・ペアやグループでの作業やディスカッションを頻繁にさせ、クラス全体が「知の共同体」として機能するように意識している。 ・少人数のメリットをいかし、課外授業も組み込むようにしている。 - 2.作成した教科書、教材、参考書
・授業によってはレジュメを配布しているが、特定の教科書などは使用・作成していない。関連する参考文献を紹介している。 ・必ず授業全体の予定や、その都度の課題の意義や手順について配付資料を配るようにしている。 - 3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等
授業実践を論文にしたことがある。ただし、常に行っているわけではない。 - 4.その他教育活動上特記すべき事項
・大学業務における学生指導や説明会・ガインダスなどにおいても、ワークショップのような形で学生が考え、議論する場をつくるように心がけている。 ・「メディアリテラシー」はそもそも実践的な側面が強いため、高校の保健室に貼るポスターの監修なども行った。