山本 雄二ヤマモト ユウジ |
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所属学部・学科等
- 社会学部 社会学科 社会学専攻
職名 (資格)
- 教授 1997年 4月 1日
出身学校・専攻
- 京都大学 工学部交通土木工学 1979年 卒業
出身大学院・研究科
- 京都大学博士課程 教育学研究科教育社会学 1986年 修了
取得学位
- 修士 1983年 3月 京都大学
名誉教授大学名
- 関西大学
ホームページ・メール
- メールアドレス:yujiy@kansai-u.ac.jp
専門分野
専門分野 | キーワード |
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教育社会学 |
研究課題
現在の研究課題名 | 教育言説の分析 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | |
研究制度 | |
キーワード | 教育言説; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
現在の研究課題名 | 「科学的」思考のイデオロギー分析 |
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研究態様 | 個人研究 |
研究期間 | |
研究制度 | |
キーワード | 科学的;イデオロギー;権力; |
研究分野 | |
研究テーマ概要 |
研究経歴
- 教育問題の知識社会学的分析から発展して、わたしたちをとりまく日常的現象、とくにメディア現象へと分析対象を広げている。方法的にはアメリカへの在外研究を機に、権力分析の観点を導入した研究を深化させつつある。
所属学会
所属学会・団体名 | 役職名 (役職在任期間) |
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日本教育社会学会 | 研究部副部長(1999年~2001年), 編集委員会委員(2003年~2005年), 理事(2005年~2015年), 学会奨励賞選考委員(2020年~2021年) |
日本社会学会 | |
関西社会学会 |
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研究業績
No. | 研究業績の種類 | 発表年月日 | 標題 | 出版物の種類 | 共著・単著の別 | 出版社・掲載誌 | 巻・号・頁 |
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1 | 訳書4 | 2021年9月 16日2021,09,16,,, | ジョージ・H・ミード『精神・自我・社会』 | 単行本 | 単著 | みすず書房 | |
2 | 書評へのリプライ99 | 2018年7月 2018,07,00,,, | 『ブルマーの謎』書評へのリプライ | 学術雑誌 | 編著 | ソシオロジ | |
3 | 書評6 | 2018年6月 2018,06,00,,, | ひきこもりと家族の社会学 | 学術雑誌 | 共著 | 児童心理 | 2018年7月号 |
4 | 項目執筆5 | 2018年1月 2018,01,00,,, | 「ネット社会」「テクスト分析」 | その他 | 単著 | 丸善出版『教育社会学事典』 | |
5 | 学会発表7 | 2017年8月 25日2017,08,25,,, | 校内暴力と中和の技法――市場原理浸透のインパクト | ||||
6 | 論文1 | 2017年7月 2017,07,00,,, | 「教師はいかなる意味で専門職でありうるのか――中和の技法をめぐる困難と可能性から――」 | 学術雑誌 | 単著 | 関西大学教育推進部教職支援センター編『教職支援センター年報2016』 | |
7 | 講演19 | 2017年4月 2017,04,00,,, | 教育の謎: なぜぴったりブルマーは30年も社会を生き続けたか? | ||||
8 | 翻訳16 | 2017年1月 2017,01,00,,, | ローザ・マリア・ブエーノ・フィッシャー「教育の批判理論に対するフーコーの異議申し立て」 | 単行本 | マイケル・W・アップル、ウェイン・アウ、ルイ・アルマンド・ガンディン編『批判的教育学事典』明石書店 | ||
9 | 著書2 | 2016年12月 2016,12,00,,, | ブルマーの謎:〈女子の身体〉と戦後日本 | 単行本 | 単著 | 青弓社 | |
10 | 論文1 | 2016年11月 2016,11,00,,, | 概念の変形と理論の不幸 ――G.H.ミードのgeneralized otherを巡って―― | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学 社会学部紀要 | 第48巻 第1号 pp.61~89 |
11 | 学会発表7 | 2014年6月 29日2014,06,29,,, | クリティカル・スタディーズの近況を巡って | ||||
12 | 学会発表7 | 2013年8月 20日2013,08,20,,, | 「ぴったりブルマー」はいかにして中学校を席巻したのか―ブルマーの謎(その2) | ||||
13 | 学会発表7 | 2012年10月 2012,10,,,, | G.H.ミードにおける" I "再考 | ||||
14 | 論文1 | 2012年6月 2012,06,,,, | 「学生による授業評価アンケート」の検証と組織的利用の可能性について | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学教育推進フォーラム | 2号 3-9 |
15 | 翻訳16 | 2012年5月 2012,05,,,, | ポール・ウィリス「モダニティの歩兵たち―文化消費の弁証法と21世紀の学校」 | 単行本 | 単著 | 東京大学出版会 | 87-106 |
16 | 論文1 | 2011年9月 2011,09,,,, | 〈教育と暴力〉再考―デュルケムとの対話を通して― | 単行本 | 単著 | 『〈教育〉を社会学する』 学文社 | 14-41 |
17 | 学会発表7 | 2011年9月 2011,09,,,, | 理論は認識枠組みを変えうるか?―G.H.ミードの読み方を例に | ||||
18 | 論文1 | 2011年6月 2011,06,,,, | 学生の入学種別と入学後の成績に関する分析と活用―分析ソフトQlik Viewを使った成績分析の実例 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学教育推進フォーラム | 1号 3-11 |
19 | 論文1 | 2011年4月 2011,04,,,, | 儀礼=神話空間としての学校 | 単行本 | 単著 | 稲垣恭子編著『教育文化を学ぶ人のために』世界思想社 | 86-107 |
20 | 書評6 | 2010年11月 2010,11,,,, | 北澤毅・古賀正義編『質的調査法を学ぶ人のために』(世界思想社) | 学術雑誌 | 単著 | 『教育社会学研究』 | 87集 |
21 | 論文1 | 2010年3月 2010,03,,,, | 子ども問題と語りの地平 | 単行本 | 単著 | 武内清編 『子どもの「問題」行動』(「子どもと社会」シリーズ 5 )学文社 | |
22 | 項目執筆5 | 2009年12月 2009,12,,,, | ハビトゥス | 単行本 | 分担執筆 | 時事通信出版社 『最新教育キーワード[第13版]』 | |
23 | 論文1 | 2009年5月 31日2009,05,31,,, | ドキュメントを読む――いじめ自殺訴訟判決を例に | 学術雑誌 | 単著 | 教育社会学研究 | 第84集, 65-82頁 |
24 | 学会発表7 | 2008年9月 2008,09,,,, | 人間の変容にとって「解釈」はどのように重要なのか | ||||
25 | 論文1 | 2007年3月 2007,03,,,, | 〈成熟〉概念の社会学的研究(分担執筆:第3章「教育と暴力」再考--Tヨットスクールを事例として | 大学・研究所等紀要 | 共著 | 関西大学社会学部紀要 | 第38巻 第3号 133-184 |
26 | 講演19 | 2006年7月 2006,07,00,,, | 第三者評価のねらいとその対策について | ||||
27 | 翻訳16 | 2006年5月 2006,05,,,, | 市場と測定--教育における監査文化・商品化・階級戦略-- | 学術雑誌 | 単著 | 教育社会学研究 | 第78集 25-44 |
28 | 論文1 | 2003年4月 2003,04,,,, | テクストと主体生成(「教育知と主体の問題」(2002)をタイトル変更の上、転載したもの) | 単行本 | 単著 | 森重男・田中智志編著『〈近代教育〉の社会理論』勁草書房 | 129-162 |
29 | 論文1 | 2003年2003,,,,, | クイズ番組の精神分析 | 単行本 | 単著 | 石田佐恵子・小川博司編『クイズ文化の社会学』世界思想社 | |
30 | 書評6 | 2003年2003,,,,, | 北澤毅・片桐隆嗣『少年犯罪の社会的構築――「山形マット死事件」迷宮の構図――』 | 学術雑誌 | 単著 | 『教育社会学研究』 | 72集 |
31 | 論文1 | 2002年12月 2002,12,,,, | 教育知と主体の問題 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 『関西大学 社会学部紀要』 | 第34巻 第1号 |
32 | 編著3 | 2002年3月 2002,03,00,,, | 『基礎社会学 第3版』 | 単行本 | 共著 | 福村出版 | |
33 | 論文1 | 2002年3月 ~2005年2002,03,,2005,, | 学校・暴力・ことばの力 | 単行本 | 単著 | 竹内洋編著『学校システム論』(2002-2005年度)、放送大学出版部 | |
34 | 論文1 | 2002年3月 2002,03,,,, | 教育問題と責任の帰属―「いじめ」自殺事件をめぐって | 単行本 | 単著 | 竹内洋編著『学校システム論―子ども・学校・社会』放送大学出版部 | |
35 | 論文1 | 2002年3月 2002,03,,,, | 学歴と社会 | 単行本 | 単著 | 山本雄二・永井良和・片桐新自編著『基礎社会学 第3版』福村出版 | 81-92 |
36 | 論文1 | 2001年5月 2001,05,,,, | 個性の文法 | 単行本 | 単著 | 柴野昌山編『文化伝達の社会学』世界思想社 | |
37 | 論文1 | 2000年9月 2000,09,,,, | 教育問題研究の展開と可能性 | 学術雑誌 | 単著 | 『現代の社会病理』第15号 | |
38 | 学会発表7 | 1999年10月 1999,10,,,, | 教育知-<私>はどこにいるのか? | ||||
39 | 論文1 | 1999年8月 1999,08,,,, | 義務としての登校拒否-学校化社会における命の問題- | 単著 | 『子ども問題から見た学校世界』教育出版 | ||
40 | 翻訳16 | 1999年4月 1999,04,00,,, | S.J.ボール編著『フーコーと教育:〈知=権力〉の解読』 | 単行本 | 共著 | 勁草書房 | |
41 | 論文1 | 1999年3月 1999,03,,,, | 「半期集中授業の試みとその総括」 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 関西大学一般教育研究センター『研究センター報』 | 第25号 |
42 | 訳書4 | 1998年7月 1998,07,,,, | J.フィスク『抵抗の快楽――ポピュラーカルチャーの記号論』 | 単行本 | 単著 | 世界思想社 | |
43 | 論文1 | 1996年10月 1996,10,,,, | 言説的実践とアーティキュレイション――いじめ言説の編成を例に―― | 学術雑誌 | 単著 | 『教育社会学研究』 | 第59集、pp.69-88 |
44 | 論文1 | 1995年8月 1995,08,00,,, | だれがインテリを信じたか? 「大久保清・八女性連続殺人事件」が孕む問い | 学術雑誌 | 単著 | 『月刊 少年育成』 | 第40巻8号 |
45 | 論文1 | 1995年3月 1995,03,00,,, | Technical Reason as 'New Ideology' | その他 | 関西大学経済・政治研究所・研究叢書第93冊『現代社会の断面』 | ||
46 | 論文1 | 1995年3月 1995,03,,,, | 知の力-クイズ番組の分析から | 単行本 | 単著 | 竹内洋・徳岡秀雄編『教育現象の社会学』世界思想社 | pp.41-59 |
47 | 書評6 | 1994年10月 1994,10,00,,, | 森重雄著『モダンのアンスタンス』(ハーベスト社) | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 『教育社会学研究』 | 55集 |
48 | 論文1 | 1994年4月 1994,04,,,, | 社会学の方法(改訂) | 単行本 | 単著 | 岩見和彦・岡田至雄・徳岡秀雄編著『基礎社会学 増補版』福村出版 | 25-40 |
49 | 論文1 | 1993年4月 1993,04,00,,, | 教室のドラマ-教師と生徒の社会関係 | 単行本 | 単著 | 柴野昌山編『社会と教育』協同出版 | |
50 | 書評6 | 1992年5月 1992,05,00,,, | 片桐雅隆著『変容する日常世界:私化現象の社会学』(世界思想社) | 学術雑誌 | 単著 | 『ソシオロジ』第37巻1号、pp.80-84 | |
51 | 調査報告22 | 1992年3月 1992,03,00,,, | 『ライフ・コースからみた現代の青少年-若者の意識・行動についての調査報告書-』 | その他 | 共著 | ||
52 | 論文1 | 1991年10月 1991,10,00,,, | 学校教育という儀礼―登校拒否現象をてがかりに | 学術雑誌 | 単著 | 『教育社会学研究』 | 49集 |
53 | 論文1 | 1991年10月 1991,10,,,, | 教育の病理学から教育の現象学へ | 学術雑誌 | 単著 | 現代の社会病理 | 4号 pp.67-92 |
54 | 論文1 | 1990年4月 1990,04,,,, | 社会学の方法 | 単行本 | 単著 | 岡田至雄・徳岡秀雄編著『基礎社会学 第2版』福村出版 | 27-50 |
55 | 論文1 | 1989年6月 1989,06,,,, | 学校と規律--現代の異人問題-- | 単行本 | 単著 | 柴野昌山編『しつけの社会学』世界思想社 | |
56 | 論文1 | 1988年1988,,,,, | 自己訓育と教育関係 | 学術雑誌 | 単著 | 教育社会学研究 | |
57 | 論文1 | 1987年1987,,,,, | 共通一次試験と二次試験の性格分析 | その他 | 京都大学『大学入試に関する社会的要請の研究』 | ||
58 | 論文1 | 1987年1987,,,,, | 高校教師の大学入試観の構図 | その他 | 京都大学『大学入試に関する社会的要請の研究』 | ||
59 | 調査報告22 | 1986年1986,,,,, | 『尼崎産業高等学校調査報告書』 | その他 | 共著 | ||
60 | 論文1 | 1985年1985,,,,, | 「教室における相互作用と状況的ジレンマ」 | その他 | 『教師と生徒の構成的現実』 | ||
61 | 論文1 | 1985年1985,,,,, | 「<状況的ジレンマ>と教師の適応モデル」 | 大学・研究所等紀要 | 単著 | 『京都大学教育学部紀要』 | 第31号, 229-239頁 |
62 | 論文1 | 1985年1985,,,,, | 「最年少課長の13年後」 | その他 | 共著 | Voice | |
63 | 論文1 | 1985年1985,,,,, | 「学校教師の状況的ジレンマ-教師社会の分析にむけて-」 | 学術雑誌 | 単著 | 『教育社会学研究』 | 40集 |
64 | 研究報告21 | 1982年1982,,,,, | 「知識観と経験の構造」 | その他 | 京都大学教育学部教育社会学研究室編 『「学習風土」と「かくれたカリキュラム」に関する教育社会学的研究』 |
訳書ジョージ・H・ミード『精神・自我・社会』単行本単著山本 雄二みすず書房2021年9月 16日思想家であり、哲学者でもあるG. H.ミードのMind, Self, & Societyをこれまでになく、「読める」日本語で翻訳。この翻訳によってミード思想の理解をあきらめていた人も、改めてこの人の思想の奥深さを理解できるようになったのは疑いない。
書評へのリプライ『ブルマーの謎』書評へのリプライ学術雑誌編著山本 雄二ソシオロジ2018年7月
書評ひきこもりと家族の社会学査読無学術雑誌共著山本 雄二児童心理2018年7月号2018年6月
項目執筆「ネット社会」「テクスト分析」その他単著山本 雄二丸善出版『教育社会学事典』2018年1月
学会発表校内暴力と中和の技法――市場原理浸透のインパクト山本 雄二2017年8月 25日学校社会学研究会学習院大学
論文「教師はいかなる意味で専門職でありうるのか――中和の技法をめぐる困難と可能性から――」査読無学術雑誌単著山本 雄二関西大学教育推進部教職支援センター編『教職支援センター年報2016』2017年7月
講演教育の謎: なぜぴったりブルマーは30年も社会を生き続けたか?山本 雄二2017年4月 イブニング・ソシオロジー関西大学 梅田キャンパス
翻訳ローザ・マリア・ブエーノ・フィッシャー「教育の批判理論に対するフーコーの異議申し立て」単行本山本 雄二マイケル・W・アップル、ウェイン・アウ、ルイ・アルマンド・ガンディン編『批判的教育学事典』明石書店2017年1月
著書ブルマーの謎:〈女子の身体〉と戦後日本単行本単著山本 雄二ブルマー;中学校体育連盟;戦後民主主義;スポーツ大日本派青弓社2016年12月 密着型ブルマーの学校への浸透と継続の謎を追究。戦後にあっても、スポーツの意義や女子の身体に関する考え方に戦前的心情が色濃く反映されており、その旧世代的心情が戦後民主主義的発想と至る所で衝突してきた。その狭間で学校体育の制服としての密着型ブルマーはある種の利権として登場し、瞬く間に全国に浸透することになった。また身体の露出の多い密着型ブルマーは一方では女子が自分の身体の主人公になる、すなわち女子身体の自由と健康と美を象徴するものであったが、もう一方では女子生徒に羞恥の感情を与え、そのことが旧世代的心情を持つ人びとに戦前的「婦徳」を象徴する「恥じらい」の復活を垣間見させた。もちろんそのどちらもが幻想であるのはあきらかであるが、この両者は思いがけぬ形で共謀していたとも言える。そのことが多くの批判があったにもかかわらず密着型ブルマーが30年間も学校で穿かれ続けた理由と考えられる。密着型ブルマーはいってみれば、戦前的であると同時に戦後的な女子修身教育の化身であった。
論文概念の変形と理論の不幸 ――G.H.ミードのgeneralized otherを巡って――査読無大学・研究所等紀要単著山本 雄二G.H.ミード;generalized other関西大学 社会学部紀要第48巻 第1号 pp.61~892016年11月 G.H.ミードの考えは多くの場合、誤解され、変形された上で日本のアカデミズムに受容されてきた。どのように変形されてきたのかを、ミードのオリジナルテクストの語用論的分析によって明らかにし、またどのように理解されるべきかもまた示した。同時に、テクストの日本語への翻訳そのものが無理解と通俗的発想とによってすでに変形されているかについても実例を示しながら明らかにした。
学会発表クリティカル・スタディーズの近況を巡って山本 雄二2014年6月 29日日本子ども社会学会敬愛大学
学会発表「ぴったりブルマー」はいかにして中学校を席巻したのか―ブルマーの謎(その2)山本 雄二2013年8月 20日学校社会学研究会
学会発表G.H.ミードにおける" I "再考山本雄二;2012年10月 日本教育社会学会同志社大学
論文「学生による授業評価アンケート」の検証と組織的利用の可能性について査読無大学・研究所等紀要単著山本雄二;関西大学教育推進フォーラム2号 3-92012年6月
翻訳ポール・ウィリス「モダニティの歩兵たち―文化消費の弁証法と21世紀の学校」査読無単行本単著山本雄二;;東京大学出版会87-1062012年5月 刈谷剛彦・志水宏吉・小玉重夫編訳『グローバル化・社会変動と教育2 文化と不平等の教育社会学』東京大学出版会 の第5章として。
論文〈教育と暴力〉再考―デュルケムとの対話を通して―査読無単行本単著山本雄二;『〈教育〉を社会学する』 学文社14-412011年9月
学会発表理論は認識枠組みを変えうるか?―G.H.ミードの読み方を例に山本雄二;;2011年9月 日本教育社会学会お茶の水大学
論文学生の入学種別と入学後の成績に関する分析と活用―分析ソフトQlik Viewを使った成績分析の実例査読無大学・研究所等紀要単著山本雄二;成績分析;関西大学教育推進フォーラム1号 3-112011年6月
論文儀礼=神話空間としての学校単行本単著山本雄二;;;稲垣恭子編著『教育文化を学ぶ人のために』世界思想社86-1072011年4月
書評北澤毅・古賀正義編『質的調査法を学ぶ人のために』(世界思想社)学術雑誌単著山本雄二;『教育社会学研究』87集2010年11月
論文子ども問題と語りの地平単行本単著山本雄二;武内清編 『子どもの「問題」行動』(「子どもと社会」シリーズ 5 )学文社2010年3月
項目執筆ハビトゥス査読無単行本分担執筆山本雄二;時事通信出版社 『最新教育キーワード[第13版]』2009年12月
論文ドキュメントを読む――いじめ自殺訴訟判決を例に査読無学術雑誌単著山本雄二;;教育社会学研究第84集, 65-82頁2009年5月 31日
学会発表人間の変容にとって「解釈」はどのように重要なのか山本雄二;2008年9月 日本教育社会学会上越教育大学
論文〈成熟〉概念の社会学的研究(分担執筆:第3章「教育と暴力」再考--Tヨットスクールを事例として査読無大学・研究所等紀要共著山本雄二;岩見和彦;松原一郎;関口理久子;関西大学社会学部紀要第38巻 第3号 133-1842007年3月 和文学部共同研究費 20040401-20050331
講演第三者評価のねらいとその対策について山本 雄二2006年7月 神戸女子大学
翻訳市場と測定--教育における監査文化・商品化・階級戦略--査読無学術雑誌単著山本雄二;教育社会学研究第78集 25-442006年5月 和文
論文テクストと主体生成(「教育知と主体の問題」(2002)をタイトル変更の上、転載したもの)単行本単著山本雄二;;;;森重男・田中智志編著『〈近代教育〉の社会理論』勁草書房129-1622003年4月 和文「教育知と主体の問題」(2002)を転載したものである。
論文クイズ番組の精神分析単行本単著山本雄二;石田佐恵子・小川博司編『クイズ文化の社会学』世界思想社2003年和文
書評北澤毅・片桐隆嗣『少年犯罪の社会的構築――「山形マット死事件」迷宮の構図――』学術雑誌単著山本 雄二;『教育社会学研究』72集2003年和文
論文教育知と主体の問題査読無大学・研究所等紀要単著山本雄二;『関西大学 社会学部紀要』第34巻 第1号2002年12月 和文
編著『基礎社会学 第3版』単行本共著山本雄二;片桐新自;永井良和;;福村出版2002年3月 和文第2章「社会学の方法」および第6章「学歴と社会」を執筆
論文学校・暴力・ことばの力単行本単著山本雄二;竹内洋編著『学校システム論』(2002-2005年度)、放送大学出版部2002年3月 ~2005年和文
論文教育問題と責任の帰属―「いじめ」自殺事件をめぐって単行本単著山本雄二;竹内洋編著『学校システム論―子ども・学校・社会』放送大学出版部2002年3月
論文学歴と社会単行本単著山本雄二;山本雄二・永井良和・片桐新自編著『基礎社会学 第3版』福村出版81-922002年3月
論文個性の文法単行本単著山本雄二;柴野昌山編『文化伝達の社会学』世界思想社2001年5月
論文教育問題研究の展開と可能性学術雑誌単著山本雄二;『現代の社会病理』第15号2000年9月 和文
学会発表教育知-<私>はどこにいるのか?山本雄二;1999年10月 日本教育社会学会(於:東京大学)和文
論文義務としての登校拒否-学校化社会における命の問題-単著山本 雄二;『子ども問題から見た学校世界』教育出版1999年8月 和文
翻訳S.J.ボール編著『フーコーと教育:〈知=権力〉の解読』単行本共著山本 雄二;勁草書房1999年4月 和文
論文「半期集中授業の試みとその総括」査読無大学・研究所等紀要単著山本 雄二;関西大学一般教育研究センター『研究センター報』第25号1999年3月 和文
訳書J.フィスク『抵抗の快楽――ポピュラーカルチャーの記号論』単行本単著山本雄二;世界思想社1998年7月 和文
論文言説的実践とアーティキュレイション――いじめ言説の編成を例に――学術雑誌単著山本雄二;『教育社会学研究』第59集、pp.69-881996年10月 和文
論文だれがインテリを信じたか? 「大久保清・八女性連続殺人事件」が孕む問い学術雑誌単著山本雄二;『月刊 少年育成』第40巻8号1995年8月 和文
論文Technical Reason as 'New Ideology'その他YAMAMOTO Yuji;関西大学経済・政治研究所・研究叢書第93冊『現代社会の断面』1995年3月 英文関西大学経済・政治研究所研究員 19920401-19950331
論文知の力-クイズ番組の分析から単行本単著山本雄二;竹内洋・徳岡秀雄編『教育現象の社会学』世界思想社pp.41-591995年3月
書評森重雄著『モダンのアンスタンス』(ハーベスト社)大学・研究所等紀要単著山本雄二;『教育社会学研究』55集1994年10月 和文
論文社会学の方法(改訂)単行本単著山本雄二;;;;岩見和彦・岡田至雄・徳岡秀雄編著『基礎社会学 増補版』福村出版25-401994年4月 和文
論文教室のドラマ-教師と生徒の社会関係単行本単著山本雄二;柴野昌山編『社会と教育』協同出版1993年4月 和文
書評片桐雅隆著『変容する日常世界:私化現象の社会学』(世界思想社)学術雑誌単著山本 雄二;『ソシオロジ』第37巻1号、pp.80-841992年5月 和文
調査報告『ライフ・コースからみた現代の青少年-若者の意識・行動についての調査報告書-』その他共著山本 雄二;柴野昌山;徳岡秀雄ほか;1992年3月 和文
論文学校教育という儀礼―登校拒否現象をてがかりに学術雑誌単著山本雄二;『教育社会学研究』49集1991年10月 和文
論文教育の病理学から教育の現象学へ学術雑誌単著山本雄二;現代の社会病理4号 pp.67-921991年10月 和文
論文社会学の方法単行本単著山本雄二;;;岡田至雄・徳岡秀雄編著『基礎社会学 第2版』福村出版27-501990年4月 和文
論文学校と規律--現代の異人問題--単行本単著山本雄二;柴野昌山編『しつけの社会学』世界思想社1989年6月 和文
論文自己訓育と教育関係学術雑誌単著山本雄二;教育社会学研究1988年和文
論文共通一次試験と二次試験の性格分析その他山本雄二;京都大学『大学入試に関する社会的要請の研究』1987年
論文高校教師の大学入試観の構図その他山本雄二;京都大学『大学入試に関する社会的要請の研究』1987年和文
調査報告『尼崎産業高等学校調査報告書』その他共著山本 雄二;1986年和文
論文「教室における相互作用と状況的ジレンマ」その他山本 雄二;『教師と生徒の構成的現実』1985年和文
論文「<状況的ジレンマ>と教師の適応モデル」大学・研究所等紀要単著山本 雄二;『京都大学教育学部紀要』第31号, 229-239頁1985年和文
論文「最年少課長の13年後」その他共著山本 雄二;竹内洋;森繁男;Voice1985年和文
論文「学校教師の状況的ジレンマ-教師社会の分析にむけて-」学術雑誌単著山本 雄二;『教育社会学研究』40集1985年和文
研究報告「知識観と経験の構造」その他山本 雄二;京都大学教育学部教育社会学研究室編 『「学習風土」と「かくれたカリキュラム」に関する教育社会学的研究』1982年和文
教育業績
- 2024年度
- 1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
「専門演習(3年次)ゼミ」では、社会の実相を直接見聞するために毎年1回春に、大阪地裁での傍聴を行い、その後、傍聴した裁判に関する議論とさらに応用として判例を利用した研究訓練を行っている。 「卒業研究(4年次)ゼミ」では、就職活動で不安を抱えている学生のために、卒業生をゲストスピーカーとして招き、就職活動と卒業研究との両立、仕事と女性の社会的地位などについて講演をしてもらい、キャリアについて考える機会を設けている。 上記、2つのゼミではゼミ生同士の親睦を図り、議論を活性化させるとともに、集中学習の効果を上げるために合宿を少なくとも年2回は行っている。 「基礎演習(2年次)」では、研究に必要な種々のデータの検索から活用までをグループ活動を基本として体験的に習得させるよう工夫すると同時に、グループワークのテクニックも身につけることができるように工夫している。 「教育社会学1・2」では、日常生活におけるイデオロギーの働きを考えるために、テレビ番組のVTRなどの映像を見て、具体的な素材をもとに進めるよう工夫している。 - 2.作成した教科書、教材、参考書
片桐新自・永井良和・山本雄二『基礎社会学 新訂第2版』世界思想社、2010年(「基礎社会学1・2」の教科書として使用) - 3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等
特になし - 4.その他教育活動上特記すべき事項
講義科目では学生の授業への主体的参加を促すために、テーマごとに小課題を課すようにしている。その上で、期末試験の結果を合わせて評価を厳正に行い、その結果を次年度の受講生に開示している。 大学では教育推進部の副部長であり、大学全体の教育改善のためのプロジェクトを進め、また2010年度末にはその活動記録となる『関西大学 教育推進フォーラム』の編集に携わった。