所属学部・学科等

• 化学生命工学部 生命・生物工学科

職名 (資格)

• 教授 2010年 4月 1日

出身学校・専攻

• 大阪大学 工学部発酵工学科 1982年 卒業

出身大学院・研究科

• 大阪大学修士課程 工学研究科発酵工学専攻 1984年 修了

取得学位

• 農学博士 1990年 3月 東京大学

ホームページ・メール

• ホームページアドレス：http://biocheng.life-bio.kansai-u.ac.jp/index.html

専門分野

研究課題

受賞・学術賞

• 日本生物工学会論文賞 2002年 10月 1日 (日本生物工学会)
• 第5回 日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞 2008年 7月 1日 (日本工業新聞社)
• 第９回 JSEE AWARD 2020年 6月 16日 (日本工学教育協会)

所属学会

知的所有権関係

• 蛋白質の消化物

  (1993年 6月 29日)

  公開番号：特開07-008179

• 遺伝子増幅細胞の迅速選択法

  公開番号：特開2001-037478 (2001年 3月 12日)

  特許番号：特表4031154

• CHO由来α1,6フコース転移酵素およびその遺伝子

  公開番号：特開2003-245079 (2003年 9月 2日)

• 糖蛋白質の生産方法

  公開番号：特開WO02/002793 (2003年 8月 26日)

• ポリマーの分子量変化の分析方法，およびその方法に用いる蛍光標識化合物

  公開番号：特開2003-247946 (2002年 2月 25日)

• 高い会合速度定数を持つリガンドの選択法

  公開番号：特開2003-313197 (2003年 1月 16日)

• 微生物複合体

  出願番号：特願2007-325246 (2007年 12月 17日)

  公開番号：特開WO/2009/078438 (2009年 6月 25日)

• エタノールの製造方法

  出願番号：特願2010-194832 (2010年 8月 31日)

  公開番号：特開2012-50376 (2012年 3月 15日)

• 同時糖化発酵方法

  出願番号：特願2012-064820 (2012年 3月 12日)

• 過冷却促進剤、過冷却促進剤の製造方法、抗凝固性組成物、及び、抗凝固性組成物の製造方法

  出願番号：特願2013-169606 (2013年 8月 19日)

• 界面活性剤及び界面活性剤の製造方法

  出願番号：特願2013-010967 (2013年 1月 24日)

• 乳酸菌の培養方法及び食品材料

  出願番号：特願2013-171447

• 乳酸菌の培養方法

  出願番号：特願2017-151958

• 乳酸菌の培養方法

  出願番号：特願2017-151959

• 乳酸菌のスクリーニング方法

  出願番号：特願2016-162760

共同研究・受託研究の実績

• 環境省地球温暖化対策技術開発事業「地域分散型バイオエタノール生産のための省エネ低コスト固体連続並行複発酵に関する技術開発」
  2010年 ～ 2012年産官学連携共同研究
• 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)，新エネルギー技術研究開発・バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発，セルロースエタノール高効率製造のための環境調和型統合プロセス開発
  2008年 ～ 2010年産官学連携共同研究
• 乳酸菌に関する研究
  2008年企業からの受託研究
• 脱リグニンに関する研究
  2009年 ～ 2010年企業からの受託研究
• バイオエタノールに関する研究（１）
  2009年 ～ 2015年企業からの受託研究
• バイオエタノールに関する研究（２）
  2010年 ～ 2013年企業からの受託研究
• 文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「地域資源の高度利用を図るバイオリファイナリーの基盤形成とその実用化」
  2013年 ～ 2017年産官学連携共同研究
• ヒアルロン酸生産に関する研究
  2015年国内共同研究
• バイオエタノールに関する研究(3)
  2015年国内共同研究

研究業績

教育業績

• 2024年度
  
• 　
• １．教育内容・方法の工夫（授業評価等を含む）
  ・微生物学2の授業では、以下の施行を行った。 (1)　15回の授業それぞれの内容を問う記述式の問題を3つ程度、初回の授業で配布した。 (2)　学生にはそれぞれの問題について予習をさせ、授業後にミニッツペーパーで解答を提出させた。 (3)　添削して翌週の授業の最初に返却して講評を行った。 その結果、期末試験では平均点が前年に比べて3.5点向上した。
  ・フレッシュマンゼミナールでは、要点を聞き取りメモを取る方法を教授し、ミニッツペーパーに書かせた授業の要点をその場で添削指導している。また、覚えることと理解することの違いを説明した上、学ぶ目的を各自に設定させている。
  ・学部4年生の安全教育において、研究室間の相互巡視を行わせ、良い点を翌週の授業で報告させる。さらに、それを踏まえて自研究室の問題点を改善させ、報告させる。 ・大学院生に自身の研究テーマの意義、課題、解決のための戦略をまとめたプレゼンをさせ、研究をデザインする力を養う。
  
• 　
• ２．作成した教科書、教材、参考書
  1． 片倉啓雄 他3名「Biotechnology Basic」、大阪大学（2006） 工学系の学部学生の専門英語力向上のため、再生医療などの最新のトピックスを基本学術用語とともに解説したnative speakerの音声と教材の画像が利用できるCBT（computer based training）教材。
  2． 片倉啓雄 他4名「Biotechnology 英会話」、大阪大学（2006） 工学系の学部学生の専門英語力向上のため、専門的な内容の会話、プレゼンテーションのための基本構文などをまとめたnative speakerの音声と教材の画像が利用できるCBT（computer based training）教材。
  3． 片倉啓雄・堀田源治「安全倫理」、培風館（2008）. 社会の安全・安心を実現するための現実的な考え方と具体的なテクニック、日頃からそれを実践するためのポイントを、ケーススタディーをまじえて平易に解説した。
  4． 片倉啓雄・山本仁「バイオ系実験安全オリエンテーションDVD付き」、東京化学同人（2009） 生化学系実験の安全のため、基本操作と事故の再現シーンのDVDを作成し、解説と演習問題をまとめた。
  5． 片倉啓雄「遺伝子工学」（基礎生物学テキストシリーズ）近藤昭彦、芝崎誠司編、化学同人、第5章「遺伝子クローニング」pp68-82　(2012)
  6． 片倉啓雄，大政健史，長沼孝文，小野比佐好 編著「有用微生物培養のイロハ」pp. 1-5, 18-81, 93-98, 129-137, 153-185, 195-249, 280-288, 323-324（337頁中183頁執筆）, エヌ・ティ・エス (2014)
  7． 片倉啓雄「実践・化学英語リスニング生化学編」 Part 2, Chapter 4～6，福井希一・福住俊一・上田サーソン編，化学同人 (2014).
  8． 片倉啓雄，「大学生のための「安全・安心」の基礎講座」第7講「個人にできること（Ⅰ）倫理・不正防止」日本国立大学協会編 (2015). 9. 片倉啓雄，大政健史，長沼孝文，小野比佐好 編著「有用微生物培養のイロハ」改訂第二版, pp. 1-5, 18-87, 90, 101-106, 131, 139-167, 183-216, 222, 225-256, 265-280, 310-318, 353-354（367頁中205頁執筆, 初版に33頁加筆）, エヌ・ティ・エス (2018)
  9. 片倉啓雄,「バイオ実験を安全に行うために」第3章, pp45-77（単著）, 第4章, pp79-107（共著）, 化学同人 (2018)
  
• 　
• ３．教育方法・教育実践に関する発表、講演等
  1. 「「世界に通用するProfessional Engineerを育てるための安全教育」報告書」，三恵社（2006）
  2. 「学生自身に考えさせるボトムアップ的な安全・倫理教育を目指して」、第1回安心と安全のための教育シンポジウム「教え子の安全・安心・健康への感性を高めるには」要旨集p15-20、2006年1月31日、大阪大学
  3. 「研究室での安全への取り組み－大阪大学での好事例を中心に－」、第2回安心と安全のための教育シンポジウム「安全・安心な教育研究環境を実現するには」要旨集p2-7、2007年1月30日、大阪大学
  4. 「安全にはトップダウンとボトムアップの双方が必要－学生に能動的に安全活動に参加させるには－」私立大学環境保全協議会第22回夏期研修研究会、2007年8月7日、同志社大学
  5. 「工学倫理教育とバイオテクノロジー」、平成20年度日本機械学会大会、2007年9月9-12日、関西大学
  6． 「安全を保証される立場から保証する立場へ」、日本工学教育協会 第8回ワークショップ「技術者倫理」、2008年2月2日、日本大学理工学部
  7． 「技術者倫理教育と安全教育との融合－技術者が知るべき実践的安全倫理－」平成20年度工学・工業教育研究講演会講演論文集、p290-291、2008年8月1-3日、神戸大学
  8． 「安全倫理－気づかせ、考えさせ、実践させる－」日本工学教育協会 第9回ワークショップ「技術者倫理」、2009年2月21日、日本大学理工学部
  9． 「安全倫理－社会の安全・安心のための基本をどのように教えるか－」日本鉄鋼協会 社会鉄鋼工学部会安全・快適なシステム構築研究フォーラム 第13回公開セミナー、2008年11月20日、日本鉄鋼協会
  10． 「大学での安全教育－学生自身に気づかせ、考えさせ、実践させる－」日本鉄鋼協会第157回春季講演大会、2009年3月30日、東京工業大学
  11． 「安全を保証される立場から保証する立場へ－安全教育と技術者倫理教育の融合－」第3回専門職・技術者倫理ワークショップ、2009年11月25日、宮崎大学
  12． 「技術者倫理教育の目的は何か－社会の安全・安心との関連を中心に考える－」電気学会教育フロンティア研究会、2009年12月11,12日、福井大学
  13． 「倫理的問題が生じる背景と今時の学生の気質」日本工学教育協会 第10回ワークショップ「技術者倫理」、2010年2月26-27日、金沢大学東京虎ノ門キャンパス
  14． 「社会の安全・安心と技術者倫理教育」日本工学教育協会 第11回ワークショップ技術者倫理、2011年2月26日、金沢大学東京虎ノ門キャンパス
  15． 「実験系学部の安全教育 …無知の罪を知り、既知の危険を学び、未知の危険に対処する人材を育てるために」日本鉄鋼協会第163回春季講演大会, 新時代の安全マネジメントフォーラム（招待），2012年，3/30，横浜国立大学
  16． 「キャリアデザインと技術者倫理」電気学会教育フロンティア研究会, 研究会資料 FIE 2013(25-38), 7-9, 2013年, 12/6, 関西大学
  17． 「いかにして技術者の責務とやりがいに気付かせるか」日本電気学会全国大会シンポジウム, 1-1H-2, 2014年3月19日, 愛媛大学
  18． 「技術者倫理教育の目的は何か」日本トライボロジー学会2015年会, 2015年5月27日, 姫路商工会議所
  19. 片倉啓雄“技術者・研究者にとってののwell-beingとは”日本乳酸菌学会泊り込み研究会（招待）, 2015年5月15日, サンライズ淡路
  20. 片倉啓雄“技術者倫理への動機づけを高める指導法” 日本工学教育協会 第16回ワークショップ「技術者倫理」（招待），2015年12月11-12日，東京工業大学大岡山キャンパス．
  21. 片倉啓雄“研究倫理をどのように教えるか－技術者倫理教育の視点から－”AMED RIOネットワーク意見聴取会（招待）, 2016年12月9日, 新大阪・CICI研修センター.
  22. 片倉啓雄“研究倫理をどのように教えるか－技術者倫理教育の視点から－”AMED RIOネットワーク意見聴取会（招待）, 2017年1月20日, 東京・大手町.
  23. 片倉啓雄“受講者の価値観に刺激を与える授業方法”日本工学教育協会 第15回ワークショップ「技術者倫理」（招待），2017年2月3-4日, 東京工業大学.
  24. 片倉啓雄“技術者・研究者が知るべき倫理－あなたのWell-beingのために－”信州大学研究者倫理特別講義, 2017年6月20日, 信州大学
  25. 片倉啓雄“技術者・研究者が知るべき倫理－あなたのWell-beingのために－”有明工業高等専門学校, 2017年10月18日, 有明高等専門学校
  26. 片倉啓雄“科学に携わる者の倫理―技術者倫理の視点から―”第31回日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会（招待）, 2017年11月11日, 12日, 神戸ポートピアホテル
  27. 片倉啓雄“科学に携わる者の倫理―技術者倫理の視点から―”日本医療研究開発機構, 研究公正シンポジウム「考え、気づかせる」研究倫理教育（招待）, 2017年11月29日, 東京・北とぴあ
  28. 片倉啓雄“志向倫理教育の実践例”第3回ワークショップ「研究倫理」（招待）, 2018年2月17日, 金沢大学東京虎ノ門キャンパス．
  29. 片倉啓雄“科学に携わる者のための倫理”千葉市医師会医療安全講習会（招待）, 2018年6月8日, 千葉市総合保健医療センター
  30. 片倉啓雄“科学に携わる者のための倫理”川崎医療福祉大学 平成30年度コンプライアンス研修（招待）, 2018年5月15日
  31. 片倉啓雄“科学に携わる者のための倫理　～技術者倫理教育の視点から～ ”京都府立医科大学倫理研修会（招待）, 2018年7月18日
  32. 片倉啓雄“志向倫理教育の実践例―ルールを提案できる人材の育成―”平成30年度工学教育研究講演会講演論文集，p，2018年8月29-31日，名古屋工業大学．
  33. 片倉啓雄“科学に携わる者のための倫理　～技術者倫理教育の視点から～ ”横浜市立大学コンプライアンスセミナー（招待）, 2018年9月27日
  
• 　
• ４．その他教育活動上特記すべき事項
  2009年～ 技術者倫理教育に関するワークシップ（日本工学教育協会）オーガナイザー
  2008年7月第5回 日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞（大阪大学現代GP事務局・専門英語e-Learningプログラム開発グループとして）
  2006年、2007年に「安心と安全のための教育シンポジウム」を主催。
  

社会活動

• 安全・技術者倫理関係の講演（トライボロジー学会大会(2015年)、日本乳酸菌学会泊り込み研究会(2015年)、日本電気学会全国大会シンポジウム(2014年)、電気学会教育フロンティア研究会(2014)、日本工学教育協会(2010, 2009, 2008年)、有明工業高等専門学校(2010年)、電気学会教育フロンティア研究会(2009年)、宮崎大学工学部(2009年)、日本鉄鋼協会大会(2009年)、工業教育研究講演会(2008年)、青山学院大学理工学部(2007年)、日本機械学会大会(2007年)、私立大学環境保全協議会第22回夏期研修研究会(2007年)、東京大学工学研究科(2007年)、愛媛大学農学部(2007年)、室蘭工業大学(2006年)）

海外での国際会議・学会への出席歴

• The 9th Symposium on Lactic Acid Bacteria 2008年8月 31日～2008年9月 4日発表あり
• 日韓バイオマスシンポジウム 2009年11月 6日～2009年11月 7日発表あり
• Asian Congress on Biotechnology 2011 2011年5月 11日～2011年5月 15日発表あり

担当授業

• M生命・生物工学ゼミナール２
• M生命・生物工学ゼミナール３
• M生命・生物工学ゼミナール４
• D生命・生物工学ゼミナール５
• D生命・生物工学ゼミナール６
• M英語基準コース（生命・生物工学ゼミナール３）
• フレッシュマンゼミナール
• 微生物学２
• 生物化学工学１
• 分離・精製工学
• 特別演習　（生物化学工学研究室）
• 技術者倫理
• 特別研究１　（生物化学工学研究室）
• 特別研究２　（生物化学工学研究室）
• 安全工学
• 生物工学コロキウム
• M生物プロセスシステム工学特論
• M生命・生物工学ゼミナール１
• 生物プロセスシステム工学特論