神江 沙蘭コウノエ サラ |
|---|
所属学部・学科等
- 経済学部 経済学科 国際経済コース
職名 (資格)
- 教授 2019年 4月 1日
出身学校・専攻
- 東京大学 法学部2000年 卒業
出身大学院・研究科
- ジョンズ・ホプキンス大学博士課程 高等国際問題研究大学院2009年 修了
- 東京大学修士課程 法学政治学研究科2002年 修了
- 東京大学博士課程 法学政治学研究科2008年 単位取得満期退学
取得学位
- Ph.D. 2009年 5月 ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院
- 修士号 2002年 3月 東京大学
- 学士号 2000年 3月 東京大学
ホームページ・メール
- ホームページアドレス：https://www.academicwebs.com/sarakonoe
専門分野
| 専門分野 | キーワード |
|---|---|
| 国際関係論 | 国際政治経済学;経済外交;ヨーロッパ統合 |
研究課題
| 現在の研究課題名 | 国際マクロ経済レジームと成長戦略：日本とドイツの経済外交 |
|---|---|
| 研究態様 | |
| 研究期間 | 2020年 ～ 2023年 |
| 研究制度 | |
| キーワード | |
| 研究分野 | |
| 研究テーマ概要 |
| 現在の研究課題名 | 金融統合の政治学：欧州金融・通貨システムの不均衡な発展 |
|---|---|
| 研究態様 | |
| 研究期間 | 2013年 ～ 2021年 |
| 研究制度 | |
| キーワード | |
| 研究分野 | |
| 研究テーマ概要 |
研究経歴
- 主な研究資金 • 日本学術振興会、基盤（C）、2020年4月～2024年3月 • 日本学術振興会、若手研究（Ｂ）、2017年4月～2019年3月 • 村田学術振興財団、研究助成、2016年6月～2017年5月 • 日本学術振興会、若手研究（Ｂ）、2013年4月～2017年3月 • 野村財団社会科学助成、2013年1月～2014年9月 • 日本学術振興会、研究活動スタート支援、2011年10月～2013年3月 • 松下幸之助記念財団研究助成、2011年10月～2012年9月 • ヨーロッパ連合研究協会 （American Consortium on European Union Studies: ACES） 研究資金（ワシントンDC大学連合）、2008年9月～2009年8月 その他の主な研究経歴 • ベルリン社会科学研究センター（WZB, Berlin Social Science Center）客員研究員（2017年3月）、「グローバル・ガバナンス」研究グループ • マックスプランク研究所客員ポスドク研究員（国際・比較私法、2009年6月～9月） • ジョンズ・ホプキンズ大学ボローニャ研究所 Abernethy Fellow （2008年9月～2009年5月） • フランクフルト大学金融研究センター Visiting Young Researcher （2007年10月～2008年9月）、ドイツ学術交流会 （DAAD） からの研究助成
研究職歴
- 明治大学国際日本学部特任講師 2011年4月 1日～2012年3月 31日
- 慶応義塾大学法学研究科特別研究助教 2010年10月 1日～2011年3月 31日
- 欧州大学院大学マックス・ウェーバー研究員 2009年9月 1日～2010年8月 31日
所属学会
| 所属学会・団体名 | 役職名 (役職在任期間) |
|---|---|
| 日本国際政治学会 | |
| 日本EU学会 | |
| 日本政治学会 | |
| 日本比較政治学会 |
共同研究・受託研究の実績
- 日本学術振興会人文社会科学プロジェクト（研究グループ名：市場補完・統御の法制度設計に向けた知の再編）
2006年 ～ 2008年その他 - 国際日本文化研究センター共同研究員
2018年 ～ 2018年国内共同研究
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研究業績
論文EU市場統合と「社会的市場経済」：複合危機と安定化機能の担い手査読無単行本分担執筆神江沙蘭苅部直・瀧井一博・梅田百合香編著『宗教・抗争・政治：主権国家の始原と現在』千倉書房2023年11月
学会発表複合危機とEU統合：金融・財政政策での転換査読無単著神江沙蘭2023年6月 17日～2023年6月 17日日本比較政治学会山梨大学2023年6月日本比較政治学会（JACP）報告、山梨大学
論文複合危機下のEU資本市場政策：ブレグジット／新型コロナウイルス危機への対応査読無単行本分担執筆神江沙蘭臼井陽一郎・中村英俊編著『EUの世界戦略と「リベラル国際秩序」のゆくえ：ブレグジット、ウクライナ戦争の衝撃』明石書店2023年5月
論文Germany’s Compromises: The Impact of Crisis Narratives on the European Central Bank and Euro Governance査読有単行本分担執筆KONOE, SaraJill Twark (ed.) Invested Narratives: German Responses to Economic Crisis, Berghahn Books2022年11月
論評ブレグジットとEU金融市場政策の再形成学術雑誌単著神江沙蘭日本EU学会年報422022年5月
学会発表ブレグジットとEU金融市場政策の再形成単著神江沙蘭2021年11月 7日～2021年11月 7日2021年11月7日日本EU学会、2021年度研究大会、公開シンポジウム「ポストBrexitのEU世界戦略：対外関係の再構築と加盟国間関係のゆらぎ」
国際学会Much Ado about Price Competitiveness?: Diverging Growth Strategies in Times of Crisis in Germany and Japan査読無国際共著Konoe, Sara and Alexander Spielau2021年7月 2日～2021年7月 5日2021年7月社会経済学発展学会（SASE）報告オンライン開催
論文ユーロ危機と銀行同盟：統合条件の再交渉査読無単行本分担執筆神江沙蘭伊藤武・網谷龍介編著『ヨーロッパ・デモクラシーの論点』ナカニシヤ出版2021年2月 伊藤武・網谷龍介編著『ヨーロッパ・デモクラシーの論点』
著書金融統合の政治学：欧州金融・通貨システムの不均衡な発展査読無単行本単著神江沙蘭岩波書店2020年9月 17日
論文Germany and Japan: Great or Middle Powers in Global Banking Regulation?査読無単行本分担執筆KONOE, SaraGiampiero Giacomello and Bertjan Verbeek (eds.) Middle Powers in Asia and Europe in the 21st-Century, Rowman and Littlefield2020年7月
論文Japan's Diplomacy at the G7 and G20: Supporting Global Economic Governance査読無その他単著KONOE, SaraStrategic Japan Working Papers, Center for Strategic and International Studies2020年4月
国際学会Japan’s Economic Dilemma and ‘Neoliberal’ Reforms査読無単著KONOE, Sara2019年6月 27日Society for the Advancement of Socio-Economics 2019, June 27-29, New York, USA.
講演Multilateral Cooperation for Financial Stability: A Historical Perspective and Prospect査読無KONOE, Sara2019年5月 8日Panelist at an international symposium, “Prospects for Japan’s G20 Osaka Summit,” The Centre for the Study of Global Japan, University of Toronto, May 8, 2019
学会発表Germany’s Compromises? The European Central Bank’s Changing Roles in the Context of the Euro Crisis単著KONOE, Sara2018年6月 23日～2018年6月 24日比較政治学会（JACP）報告仙台
国際学会Germany and Japan: Great or Middle Powers in Global Banking Regulation?査読無単著KONOE, Sara2017年6月 15日～2017年6月 18日2017年6月国際問題研究学会（ISA）Hong Kong
論文金融危機後の改革と政治：ユーロ圏におけるドイツ査読有学術雑誌単著神江沙蘭国際政治1892017年
国際学会The Politics of Integration: How Reform Dynamics Changed after the Euro Crisis査読無KONOE, Sara2016年4月 14日～2016年4月 18日Council for European Studies, 23rd International Conference of EuropeanistsPhiladelphia, U.S.A.
学会発表欧州統合と金融ガバナンス：不均衡な発展神江沙蘭2015年10月 30日～2015年11月 1日日本国際政治学会仙台国際センター
解説今日の問題：ユーロ圏の金融安定化に向けた改革と課題査読無その他単著神江沙蘭月刊ジャーナル金融2015年9月
書評Book Review: Economic Diplomacy: Japan and the Balance of National Interests. by Maaike Okano-Heijmans.査読無学術雑誌単著KONOE, SaraInternational Relations of the Asia-Pacific15 (1): 181-832015年
国際学会The Origin and Effects of Policy Fragmentation Related to Financial Stability in the EMU: The ECB in Perspective査読無単著KONOE, Sara;2014年3月 14日～2014年3月 16日Council for European Studies, 21th International Conference of EuropeanistsWashington, D.C., U.S.A.
著書The Politics of Financial Markets and Regulation: The United States, Japan, and Germany.査読有単行本単著KONOE, Sara;Palgrave Macmillan2014年2月
論文EMUの形成と金融安定化政策：分断された政策過程と今後の行方査読有学術雑誌単著神江沙蘭;日本EU学会年報第34号2014年
学会発表EMUの形成と金融安定化政策：分断された政策過程と今後の行方単著神江沙蘭;2013年11月 9日～2013年11月 10日日本EU学会立命館大学朱雀キャンパス
論文The Failure of an Integrated Regulatory Model?: The U.K. in a Time of Crisis査読無その他単著KONOE, Sara;Economic Society of Kansai University Working Paper SeriesF572012年7月
国際学会The Failure of an Independent Regulator Model?: The U.K. in the Time of Crisis査読無単著KONOE, Sara;2012年3月 22日～2012年3月 24日Council for European StudiesBoston, U.S.A.
論文政策転換とガバナンス：金融システム改革と介護保険導入の事例から査読有大学・研究所等紀要単著神江沙蘭;明治大学国際日本学研究4 (1)2012年3月
学会発表Politics and Responses to the 2008 Global Financial Crisis: Germany’s Dilemma in the European Union査読無単著神江沙蘭;2011年11月 11日～2011年11月 13日日本国際政治学会つくば国際会議場
論文Policy Shifts and the Changing Role of Banks: A Comparison between Japan and Germany査読有学術雑誌単著KONOE, Sara;Zeitschrift für Japanisches Recht/ Journal of Japanese Law15 (29), Spring, 81-102.2010年
論文International Finance and Policy Cooperation: Before and After the 2007-2010 Financial Crisisその他単著KONOE, Sara;EUI Working PapersMWP 2010/242010年
国際学会Does the European Framework Enhance Financial Stability?: An Assessment of EU Governance Quality in Financial Supervision査読無単著KONOE, Sara;2009年9月 10日～2009年9月 12日Fifth European Consortium for Political Research (ECPR) General ConferencePotsdam, Germany
論文Financial Crises, Politics, and Financial Sector Restructuring: A Comparison between Japan and the United States査読有学術雑誌単著KONOE, Sara;;;Journal of Asian and African Studies44 (5), 497-5152009年
翻訳行政改革による政策転換・非転換単行本分担執筆ジョン・クレイトン・キャンベル/ 神江沙蘭訳;曽根泰教・大山耕輔編著『日本の民主主義－変わる政治・変わる政治学』慶應義塾大学出版会2008年
書評Book Review: Globalisation and Economic Security in East Asia: Governance and Institutions. Ed by Helen E. S. Nesadurai査読無学術雑誌単著KONOE, SaraJournal of East Asian Studies7(2): 347-502007年
論文民主的公共性形成における世論・運動・制度の役割単行本分担執筆神江沙蘭;井上達夫編著『公共性の法哲学』ナカニシヤ出版2006年11月
国際学会Restructuring of Financial Governance and Financial Markets: Japan and South Korea in Comparison査読無単著KONOE, Sara;2006年7月 9日～2006年7月 13日The 2006 Annual Meeting of the International Political Science Association (IPSA)Fukuoka, Japan
国際学会Globalization, Vulnerability, and Financial Governance in East Asia: Cooperation between Developed and Developing Countries toward Financial Stability査読無単著KONOE, Sara;2006年3月 22日～2006年3月 25日International Studies Association (ISA)San Diego, U.S.A
国際学会Political Pressures, Political Institutions, and the Birth of a Single Financial Regulator: A Comparative Case Study of the United Kingdom, Germany, and Japan査読無単著KONOE, Sara;2005年9月 1日～2005年9月 4日American Political Science Association (APSA)Washington, D.C, U.S.A
書評社会科学の合理性と法学－Richard A. Posner, Frontiers of Legal Theory査読無学術雑誌単著神江沙蘭アメリカ法2004-1、100-105頁2004年
論文現代における民主的立法の規範的位置：立法・司法の役割分担の視点から査読有大学・研究所等紀要単著神江沙蘭;国家学会雑誌第116巻、第5・6号、154-218頁2003年
書評学会展望－Dennis F. Thompson, Just Election: Creating a Fair Electoral Process in the United States査読無大学・研究所等紀要単著神江沙蘭国家学会雑誌第118巻、第7・8号 、167-69頁。
社会活動
- ジャンモネCoE（Jean Monnet Centre of Excellence）国際ワークショップにて報告（於神戸大学） 2016年5月 11日～2016年5月 11日
- ヨーロッパ研究協議会（CES）第22回大会（パリ開催、7月8日～10日）のプロポーザル審査担当（論文、セッション、ミニ・シンポジウム） 2015年～2015年
- EU Studies Institute（EUSI）国際カンファレンス「Responding to Challenges for the Eurozone: Resilience of Europe and New Perspectives of the EU Studies」討論者として参加。 2015年3月 9日～2015年3月 9日
- EU Studies Institute（EUSI）国際ワークショップ「Euro and Italian Economy」討論者として参加 2012年2月 4日～2012年2月 4日
- Cambridge University Pressで書籍プロポーザル審査担当（一件） 2011年～2011年
- Electronic Journal of Contemporary Japanese Studiesで論文審査担当（一件） 2011年～2011年
- 国際日本文化研究センター共同研究員 2018年4月 1日～2019年3月 31日
- 外務省総合外交政策局政策企画室、有識者会議コアメンバー 2016年1月 ～2018年10月
- 第57回駒場国際政治ワークショップ報告（「分散型の金融ガバナンスから銀行同盟へ：欧州統合と金融市場の安定性」） 2018年7月 6日～2018年7月 6日
- Research presentation at the Senatsverwaltung für Finanzen des Landes Berlin 2018年3月 5日～2018年3月 5日
- 国際政治学会（国際統合分科会Ⅱ）討論者 2017年10月 27日～2017年10月 29日
- 政治経済学・経済史学会ヨーロッパ統合史フォーラム研究報告。 2017年3月 31日～2017年3月 31日
- ヨーロッパ研究協議会（CES）第25回大会（シカゴ開催、3月28日～30日）のプロポーザル審査担当 2018年～2018年
海外における研究活動歴
- 博士号取得 2003年9月 ～2009年5月 米国 ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院
- 在外研究 2007年10月 ～2008年9月 ドイツ フランクフルト大学金融研究センター
- 在外研究 2008年9月 ～2009年5月 イタリア ジョンズ・ホプキンス大学ボローニャ・センター
- ポスドク 2009年6月 ～2009年8月 ドイツ マックスプランク研究所（国際・比較私法）
- ポスドク 2009年9月 ～2010年8月 イタリア 欧州大学院大学
- 客員研究員 2017年3月 11日～2017年3月 29日ドイツ ベルリン社会科学研究センター 、「グローバル・ガバナンス」研究グループ
- 客員研究員 2018年2月 19日～2018年3月 7日ドイツ マックスプランク研究所（社会科学）
- 2019年10月 1日～2020年3月 16日ドイツ EUROLAB, GESIS, Leibnitz Institute for the Social Sciences
- 客員研究員 2020年1月 6日～2020年1月 10日米国 戦略国際問題研究所（CSIS）
海外での国際会議・学会への出席歴
- 2005年アメリカ政治学会（APSA）報告 2005年9月 1日～2005年9月 4日発表あり
- 2006年国際問題研究学会（ISA）報告 2006年3月 22日～2006年3月 25日発表あり
- 2006年国際政治学会（IPSA）報告 2006年7月 9日～2006年7月 13日発表あり
- 2006年9月アメリカ政治学会（APSA）報告 2006年9月アメリカ政治学会（APSA）報告 2006年9月アメリカ政治学会（APSA）報告 2006年8月 31日～2006年9月 3日発表あり
- 2008年ヨーロッパ政治研究協会（ECPR）欧州政治セッション報告 2008年9月 25日～2008年9月 28日発表あり
- 2009年ヨーロッパ政治研究協会（ECPR）総会報告 2009年9月 10日～2009年9月 12日発表あり
- 2010年ヨーロッパ政治研究協会（ECPR）欧州政治セッション報告 2010年6月 23日～2010年6月 26日発表あり
- 2012年ヨーロッパ研究協議会（CES）報告 2012年3月 22日～2012年3月 24日発表あり
- 2014年ヨーロッパ研究協議会（CES）報告 2014年3月 14日～2014年3月 16日発表あり
- 2016年ヨーロッパ研究協議会（CES）報告 2016年4月 14日～2016年4月 16日発表あり
- 2017年国際問題研究学会（ISA）報告 2017年6月 15日～2017年6月 18日発表あり
- 2019年社会経済学発展学会（SASE）報告 2019年6月 27日～2019年6月 29日発表あり
- 2021年7月社会経済学発展学会（SASE）報告（オンライン開催） 2021年7月 2日～2021年7月 5日発表あり
- トロント大学ムンク国際問題研究所、国際シンポジウム「Prospects for Japan’s G20 Osaka Summit: A Symposium」 2019年5月 8日～2019年5月 8日発表あり
- 戦略国際問題研究所（CSIS）、国際ワークショップ「Strategic Japan: Shaping the Rules Based Order in the Reiwa Era」 2020年1月 8日～2020年1月 8日発表あり
海外での国際会議・使用する外国語
- 学会発表外国語:英語
- 論文執筆外国語:英語