辻　秀平 - 文学研究科総合人文学専攻

所属学部・学科等

文学研究科総合人文学専攻

職名 (資格)

院生（後期課程）

出身学校・専攻

奈良大学文学部国文学科 2017年卒業

出身大学院・研究科

関西大学修士課程文学研究科総合人文学専攻　国文学専修 2020年修了

取得学位

学士（文学） 2017年 3月奈良大学
修士（文学） 2020年 3月関西大学

ホームページ・メール

ホームページアドレス：https://researchmap.jp/shuhei_tsuji
メールアドレス：tsuji.sh0128@gmail.com

専門分野

専門分野	キーワード
日本近代文学	川端康成;戦後文学;出版文化

研究課題

現在の研究課題名	1940年代の「鎌倉文庫」に関する基礎的調査と研究：地方の文化現象の一事例として（国立研究開発法人科学技術振興機構次世代研究者挑戦的研究プログラム採択事業・関西大学大学院「豊富な産学連携・地域連携と連動させた「考動力」人材育成プロジェクト」）
研究態様	個人研究
研究期間	2022年～ 2023年
研究制度	その他の研究
キーワード	現代日本文化
研究分野
研究テーマ概要

研究職歴

関西大学ティーチング・アシスタント 2018年4月 1日
関西大学　教育推進部・教育開発支援センター附属ライティングラボ　ライティング支援チューター 2021年9月
京都府医師会看護専門学校非常勤講師 2021年9月 1日～2022年3月 31日
関西大学大学院「考動力」人材育成プロジェクト・次世代博士研究員 2022年1月 31日

所属学会

所属学会・団体名	役職名 (役職在任期間)
阪神近代文学会
川端康成学会
関西大学国文学会
日本近代文学会
全国大学国語国文学会
日本近代文学会関西支部
昭和文学会
解釈学会

研究業績

No.	研究業績の種類	発表年月日	標題	出版物の種類	共著・単著の別	出版社・掲載誌	巻・号・頁
1	国際学会8	2022年10月 15日～2022年10月 15日2022,10,15,2022,10,15	〈敗戦〉を回顧すること：川端康成「感傷の塔」における書簡の機能
2	論文1	2022年6月 25日2022,06,25,,,	川端康成『再婚者』論・序説：成立背景と作品を巡る基礎的考察	学術雑誌	単著	川端文学への視界：年報2022	(37), pp.71-88.
3	書評6	2022年4月 22日2022,04,22,,,	ノーベル賞作家の「特攻」体験：「没後半世紀」の川端康成、その戦争体験を問う（多胡吉郎著『生命の谺川端康成と「特攻」』現代書館刊）	その他	単著	週刊読書人	(3437) p.4
4	国際学会8	2022年3月 26日～2022年3月 26日2022,03,26,2022,03,26	川端康成「生きてゐる方に」をめぐる言説空間：GHQ / SCAP占領期のグラフ雑誌『旬刊ニュース』の検討から		単著
5	論文1	2022年3月 1日2022,03,01,,,	戦死者が／を語る〈記憶〉：川端康成「英霊の遺文」の諸相	大学・研究所等紀要	単著	國文學	(106) pp.113-132.
6	論文1	2022年3月 1日2022,03,01,,,	鎌倉文庫刊『ヨーロッパ』総目次（1947年5月・第1巻第1号～1948年12月・第2巻第9号）	大学・研究所等紀要	単著	千里山文學論集	(102) pp.33-52.
7	学会発表7	2021年12月 18日2021,12,18,0000,00,00	川端康成『再婚者』論─「池上先生」の〈遺志〉をめぐって─
8	解説9	2021年7月 15日2021,07,15,,,	大会・例会印象記第一八〇回例会	学術雑誌	国内共著
9	国際学会8	2021年5月 9日2021,05,09,0000,00,00	川端康成と〈遺文〉──新聞連載「英霊の遺文」の諸相
10	論文1	2021年3月 2021,03,00,,,	川端康成「虹いくたび」論 : 死者との関係を視点に	大学・研究所等紀要	単著	国文学	(105),pp.135-152
11	学会発表7	2019年12月 21日2019,12,21,,,	川端康成「虹いくたび」論―〈生〉の希求／彷徨の物語として―
12	論文1	2019年5月 2019,05,00,,,	川端康成「日も月も」論　戦死者の〈遺文〉を手がかりに	学術雑誌	単著	阪神近代文学研究	(20), pp.60-75
13	学会発表7	2018年12月 8日2018,12,08,,,	川端康成「日も月も」論　戦死者の〈遺文〉を手がかりに

国際学会〈敗戦〉を回顧すること：川端康成「感傷の塔」における書簡の機能辻秀平2022年10月 15日～2022年10月 15日第10回東アジアと同時代日本語文学フォーラム（次世代フォーラム）オンライン開催

論文川端康成『再婚者』論・序説：成立背景と作品を巡る基礎的考察査読有学術雑誌単著辻秀平川端文学への視界：年報2022(37), pp.71-88.2022年6月 25日川端康成学会978-4901022446

書評ノーベル賞作家の「特攻」体験：「没後半世紀」の川端康成、その戦争体験を問う（多胡吉郎著『生命の谺川端康成と「特攻」』現代書館刊）その他単著辻秀平週刊読書人(3437) p.42022年4月 22日株式会社読書人

国際学会川端康成「生きてゐる方に」をめぐる言説空間：GHQ / SCAP占領期のグラフ雑誌『旬刊ニュース』の検討から単著辻秀平2022年3月 26日～2022年3月 26日2021年度第10回関西大学東西学術研究所研究例会「国際シンポジウム戦争と文学の交渉―古代から近現代へ―」関西大学東西学術研究所

論文戦死者が／を語る〈記憶〉：川端康成「英霊の遺文」の諸相査読有大学・研究所等紀要単著辻秀平國文學(106) pp.113-132.2022年3月 1日関西大学国文学会10.32286/00026142

論文鎌倉文庫刊『ヨーロッパ』総目次（1947年5月・第1巻第1号～1948年12月・第2巻第9号）査読無大学・研究所等紀要単著辻秀平千里山文學論集(102) pp.33-52.2022年3月 1日10.32286/00026089

学会発表川端康成『再婚者』論─「池上先生」の〈遺志〉をめぐって─査読有辻秀平2021年12月 18日川端康成学会鶴見大学・オンライン（Zoom）【発表要旨】川端康成の中篇『再婚者』（『新潮』昭和23年～27年）は、語り手「私」の妻「時子」と、「時子」の亡き先夫「池上先生」との間の娘「房子」の結婚をめぐる、家族間の微妙な心理の綾を描いている。川端は「獨影自命（十三）」で、「死者を歌つた」詩に着想を得たと述べているが、これは死者の「不気味な沈黙」が生者に与える力をうたった仏作家ジュール・シュペルヴィエルの詩「ありがたち」（『ヨーロッパ』昭和22年12月）だと想定される。当時知己を相次いで亡くしていた川端は、沈黙する死者の意味付けを文学的課題の一つとしており、「ありがたち」はそうした川端にとって示唆的だったはずである。『再婚者』の要諦は、死者の遺言や過去の日記に表出された〈遺志〉を、生者が解釈することで人間関係に不和が生じている点にあり、ここに「ありがたち」の影響が窺える。本発表では『再婚者』執筆前後の川端の意識や「ありがたち」をめぐる問題を踏まえつつ、作中で描かれている、〈遺志〉を解釈する生者の営みが有する意味を検討したい。

解説大会・例会印象記第一八〇回例会査読無学術雑誌国内共著辻秀平2021年7月 15日川端康成学会9784901022323

国際学会川端康成と〈遺文〉──新聞連載「英霊の遺文」の諸相査読有辻秀平川端康成;英霊の遺文;太平洋戦争;無言;記憶2021年5月 9日東アジア文化交渉学会Zoomによるオンライン開催

論文川端康成「虹いくたび」論 : 死者との関係を視点に査読有大学・研究所等紀要単著辻秀平「虹いくたび」国文学(105),pp.135-1522021年3月関西大学国文学会https://doi.org/10.32286/00025629

学会発表川端康成「虹いくたび」論―〈生〉の希求／彷徨の物語として―査読有辻秀平「虹いくたび」;〈死者〉;女性;高浜虚子2019年12月 21日令和元年度第2回関西大学国文学会研究発表会関西大学第1学舎第1号館A301会議室

論文川端康成「日も月も」論　戦死者の〈遺文〉を手がかりに査読有学術雑誌単著辻秀平「日も月も」;「英霊の遺文」;〈遺文〉阪神近代文学研究(20), pp.60-752019年5月阪神近代文学会

学会発表川端康成「日も月も」論　戦死者の〈遺文〉を手がかりに査読有辻秀平「日も月も」;「英霊の遺文」;〈遺文〉;〈死者〉2018年12月 8日第56回阪神近代文学会2018年度冬季大会大谷大学慶聞館K207教室

教育業績

2024年度
　
１．教育内容・方法の工夫（授業評価等を含む）
　
２．作成した教科書、教材、参考書
　
３．教育方法・教育実践に関する発表、講演等
　
４．その他教育活動上特記すべき事項

辻 秀平ツジ シユウヘイ