所属学部・学科等

• 経済学部 経済学科 歴史・思想コース

職名 (資格)

• 教授 2008年 4月 1日

現在の役職名

• 経済学部教学主任 就任年月日：2003年10月 ～2004年9月
• 経済学部学生主任 就任年月日：2006年10月 ～2007年9月
• 経済学部キャリアセンター主事 就任年月日：2008年10月 ～2010年9月
• 経済学部副学部長 就任年月日：2010年10月 ～2012年9月
• 研究推進部副部長 就任年月日：2016年10月 ～2020年9月
• 教員組合副委員長 就任年月日：2021年4月 ～2022年4月

出身学校・専攻

• 京都大学 経済学部経済学科 1993年 卒業

出身大学院・研究科

• 大阪市立大学修士課程 経済学研究科1995年 修了
• 大阪市立大学博士課程 経済学研究科1998年 単位取得満期退学

取得学位

• 経済学修士 1995年 3月 大阪市立大学
• 博士（経済学） 2009年 9月 京都大学

ホームページ・メール

• ホームページアドレス：http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~nakazawa/
• メールアドレス：nakazawa@kansai-u.ac.jp

専門分野

研究課題

研究経歴

• 大学院生時代からバークとマルサスの社会経済思想を主として「保守主義」「経済学方法論」の観点から継続的に研究している。最近では、バーク研究・マルサス研究の成果をベースにしながら、ハイエク、ケインズにまで研究対象を拡げつつある。また、ビジネス倫理をめぐる諸問題に対しても社会経済思想史の観点からアプローチを進めている。

研究職歴

• 関西大学経済学部専任講師 1998年4月 ～2001年3月
• 関西大学経済学部助教授 2001年4月 ～2007年3月
• 関西大学経済学部准教授 2007年4月 ～2008年3月
• 関西大学経済学部教授 2008年4月
• 大阪経済大学経済学部非常勤講師（「社会思想史」担当） 2001年4月 ～2002年3月
• エディンバラ大学客員研究員 2002年4月 ～2003年3月
• 京都大学経済学部非常勤講師（「経済学史」担当） 2011年4月 ～2011年9月
• 京都大学経済学部非常勤講師（「経済哲学」担当） 2012年10月 ～2013年3月
• シドニー大学客員研究員 2015年4月 ～2015年9月
• 沖縄国際大学経済学部非常勤講師（集中講義「経済学特別講義Ⅰ（経済理論及び政策）」担当） 2018年8月 ～2018年8月
• 小樽商科大学商学部非常勤講師（集中講義「経済学史」担当） 2018年8月 ～2018年8月
• 釧路公立大学経済学部非常勤講師（集中講義「経済史特殊講義B」担当） 2019年9月 ～2019年9月
• 東京大学経済学部非常勤講師（集中講義「政治経済学」担当） 2020年9月 ～2020年9月
• 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師（集中講義「イギリス保守主義の政治経済学」担当） 2020年9月 ～2020年9月
• 福井県立大学経済学部非常勤講師（集中講義「西洋経済史」担当） 2021年8月 ～2021年8月
• 東京大学経済学部非常勤講師（集中講義「政治経済学」担当） 2021年9月 ～2021年9月
• 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師（集中講義「イギリス保守主義の政治経済学」担当） 2021年9月 ～2021年9月
• 東京大学経済学部非常勤講師（集中講義「政治経済学」担当） 2022年9月 ～2022年9月
• 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師（集中講義「イギリス保守主義の政治経済学」担当） 2022年9月 ～2022年9月

所属学会

共同研究・受託研究の実績

• 科学研究費補助金・基盤研究(B)　課題番号：14390031　研究代表者：田中秀夫 「近代共和主義の系譜とその現代的可能性の研究」
  2002年 ～ 2003年
• 科学研究費補助金・基盤研究(A)　課題番号：16203013　研究代表者：田中秀夫「近代イングランドとその近隣英語圏における啓蒙思想と経済学形成の関連の研究」
  2004年 ～ 2006年
• 科学研究費補助金・基盤研究(B)　課題番号：16330045　研究代表者：橋本昭一「企業倫理を中心とした経済倫理の国際的展開の実証的・理論的・学際的比較研究」
  2004年 ～ 2007年
• 科学研究費補助金・基盤研究(A)　課題番号：19203011　研究代表者：田中秀夫「啓蒙思想と経済学形成の関連を問う――グローバルな視点から」
  2007年 ～ 2009年
• 科学研究費補助金・基盤研究(B)　課題番号：21330047　研究代表者：松井名津「イギリス経験論の展開と経済学方法論――歴史的・理論的連関」
  2009年 ～ 2011年
• 科学研究費補助金・基盤研究(A)　課題番号：23243036　研究代表者：田中秀夫「野蛮と啓蒙――経済思想史からの接近」
  2011年 ～ 2013年
• 科学研究費補助金・基盤研究（B）　課題番号：25285066　研究代表者：松井名津「経済学方法論にみる社会科学の多面的構造」
  2013年 ～ 2015年
• 科学研究費補助金・基盤研究（B）　課題番号：15H03332　研究代表者：中澤信彦「社会科学者としてのＥ・バーク：経済思想と歴史叙述の分析を基軸とした総合的研究」
  2015年 ～ 2017年
• 科学研究費補助金・基盤研究（C）　課題番号：18K01536　研究代表者：中澤信彦「ケインズのバーク受容に関する研究：バーク解釈史とイギリス保守主義史に焦点を当てて」
  2018年 ～ 2021年
• 科学研究費補助金・基盤研究（C）　課題番号：20230340　研究代表者：苅谷千尋「植民地期インドをめぐる思想の諸相：ヨーロッパの視点とインドの視点の交差」
  2020年 ～ 2022年

研究業績

教育業績

• 2024年度
  
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• １．教育内容・方法の工夫（授業評価等を含む）
  「経済学演習」（学部）： web上にゼミ掲示板を設置し、教室外でもゼミ生との（ゼミ生間も）コミュニケーションを大切にしている。ゼミ生が「井の中の蛙」にならないよう、内外の他ゼミとも積極的に交流している（下記参照）。
  関西大学経済学部元木ゼミナールとの対抗ゼミ（2000年度）
  関西大学経済学部森岡ゼミナールとの対抗ゼミ（2006年度）
  関西大学経済学部本西ゼミナールとの対抗ゼミ（2007・2010・2012・2015-2021年度）
  関西大学経済学部若森ゼミナールとの対抗ゼミ（2008年度）
  関西大学経済学部野坂ゼミナールとの対抗ゼミ（2007・2009・2015年度）
  関西大学経済学部松尾ゼミナールとの対抗ゼミ（2009年度）
  関西大学経済学部竹下ゼミナールとの合同合宿ゼミ（2003年度）
  同志社大学社会学部浦坂ゼミナールとの合同合宿ゼミ（2000・2003年度）
  法政大学経済学部後藤ゼミナールとの合同合宿ゼミ（2006・2008・2009年度）
  日本大学経済学部石田ゼミナール・群馬女子大学国際コミュニケーション学部原谷ゼミナールとの合同合宿ゼミ（2014年度）
  関西大学経済学部佐藤方宣ゼミナール・中京大学経済学部吉野ゼミナール・徳島文理大学総合政策学部松本ゼミナールとの合同合宿ゼミ（2015年度）
  関西学院大学経済学部本郷ゼミナール・龍谷大学経済学部小峯ゼミナールとの合同ゼミ（2018・2019年度）
  龍谷大学経済学部小峯ゼミナールとの合同ゼミ（2022年度）
  沖縄国際大学経済学部生垣ゼミナールとの合同合宿ゼミ（2019年度）
  ゼミナール関関戦への参加（2007-2008, 2010-2014年度）
  学内ゼミナール大会プレゼンテーション部門への参加（2009-2014, 2017, 2020-2021年度）
  日経ビジネス西日本インカレ予選会への参加（2011-2017, 2019年度）（2013年度本選会進出; 2015年度本選会最優秀賞; 2016年度本選会審査員特別賞）
  ヴェリタス杯プレゼンテーション・コンテストへの参加（2018, 2021, 2022年度）（2022年3位入賞）
  頻繁に合宿（先輩・後輩ゼミ生合同）を行い、集中的学習を行うことによって、学生の知的関心のさらなる喚起に努めている。4年次秋学期においては、正規の授業とは別にサブゼミを実施し、卒業論文の指導に十分な時間を割いている。
  
  「経済学説史1・2」（学部）： 大きな声で講義をする。私語には厳しく注意する。前回の復習から始める。受講生の集中力を高めるために、教室内を移動しながら講義している。質疑応答の時間を設けるなどして、大教室であっても教員と学生とのインターフェイスを大切にしている。頻繁に授業アンケートを実施し、学生の理解度をチェックしている。講義レジュメを毎回作成・配布している。
  
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• ２．作成した教科書、教材、参考書
  「経済学説史1・2」（学部）：
  ディキンスン『自由と所有』ナカニシヤ出版、2006年・・・訳者代表
  佐藤方宣編『ビジネス倫理の論じ方』ナカニシヤ出版、2009年・・・分担執筆者
  只腰親和・佐々木憲介編『イギリス経済学における方法論の展開』昭和堂、2010年・・・分担執筆者
  佐藤光・中澤信彦編『保守的自由主義の可能性』ナカニシヤ出版、2015年
  中澤信彦・桑島秀樹編『バーク読本』昭和堂、2017年
  久保真・中澤信彦編『経済学史入門』昭和堂、2023年
  
  「経済学特殊講義2（人権の思想史）」（学部）：
  中村健吾編『古典から読み解く社会思想史』ミネルヴァ書房、2009年・・・分担執筆者
  
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• ３．教育方法・教育実践に関する発表、講演等
  「子どもたちに伝えたい力」 　文部科学省「学力向上拠点形成事業」講演会（大阪府立三島高等学校）2009年1月29日
  
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• ４．その他教育活動上特記すべき事項
  2001年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から2名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等と佳作）を果たした。
  2004年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から4名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等2名と佳作2名）を果たした。
  2010年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から1名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等）を果たした。
  2012年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から1名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（佳作）を果たした。
  2014年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から2名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等と佳作）を果たした。
  2015年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から5名が日経ビジネス西日本インカレ本選会で最優秀賞を受賞した。
  2016年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から5名が日経ビジネス西日本インカレ本選会で審査員特別賞を受賞した。
  2016年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から1名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等）を果たした。
  2017年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から2名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等と佳作）を果たした。
  2018年度「演習」の履修者（ゼミ生）から3名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（最優秀賞と3等と佳作）を果たした。
  2019年度「演習」の履修者（ゼミ生）から5名（2組）が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等と佳作）を果たした。
  2020年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から4名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等2名と佳作2名）を果たした。
  2021年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から2名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（3等1名と佳作1名）を果たした。
  2022年度「演習」の履修者（ゼミ生）から4名が第18回ヴェリタス杯プレゼンテーション・コンテストで3位入賞を果たした。また2名が個人表彰（ベストディベータ―賞、MIP賞）された。
  2022年度 「演習」の履修者（ゼミ生）から1名が経済学会主催の懸賞論文で入賞（佳作）を果たした。
  2004年以来、毎年1月に卒業論文の報告会を開催し、ゼミ生のご家族を招待している。たいへん好評で、回数を重ねるごとに出席者は増え、今ではほぼすべての卒業生のご家族がご参観くださっている。これから卒業論文を書く3年次生にも大きな刺激になっている。
  

社会活動

• 講演「グローバリゼーションの中の労働と教育――「異質な他者」とどう向き合うべきか？――」第176回関西大学経済・政治研究所公開講座（於関西大学） 2007年7月
• 講演「子どもたちに伝えたい力」文部科学省「学力向上拠点形成事業」講演会（於大阪府立三島高校） 2009年1月
• 高大連携「楽しい海外旅行/つらい失業――日本経済の過去・現在・未来を為替レートから考える――」兵庫県立東播磨高等学校（出張） 2004年12月
• 高大連携「日本経済――過去・現在・未来――」私立仁川学院高等学校（来学） 2006年11月
• 高大連携「日本経済――過去・現在・未来――」大阪府立寝屋川高等学校（来学） 2007年11月
• 高大連携「日本経済――過去・現在・未来――」私立大阪学芸高等学校（出張） 2007年12月
• 講演「日本農業は生き残れるか――マルサスとTPP――」生涯学習 吹田市民大学 関西大学講座 「世界史から見た日本の経済社会」（於関西大学） 2014年6月
• 高大連携「リーダーシップとは何か？――経済学の視点で考える――」私立関西大学北陽高等学校（出張） 2014年9月
• 高大連携「リーダーシップとは何か？――経済学の視点で考える――」私立聖母被昇天学院高等学校（出張） 2014年10月
• 高大連携「楽しい海外旅行/つらい失業――日本経済の過去・現在・未来を為替レートから考える――」兵庫県立播磨南高等学校（来学） 2005年12月
• 講演「日本農業は生き残れるか――マルサスとTPP――」第102回記者懇談会（於関西大学） 2015年3月
• 講演 "East Asian Economies: Contemporary Issues in Japanese Economy," The University of Sydney, NSW, Australia 2015年9月 18日
• 講演「経済学史を「実践」する――学部教育・学内行政・ポスト獲得―― 」経済学史学会若手育成プログラム （於中京大学） 2016年10月 15日

海外における研究活動歴

• 2002年4月 ～2003年3月 イギリス エディンバラ大学
• 2015年4月 ～2015年9月 オーストラリア シドニー大学

海外での国際会議・学会への出席歴

• 21st Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), The University of Western Sydney, Parramatta, NSW, Australia 2008年7月 8日～2008年7月 11日発表あり
• 22nd Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), The University of Notre Dame, Fremantle, WA, Australia 2009年7月 14日～2009年7月 17日発表あり
• 3rd Joint Conference ESHET-JSHET, The University of Corsica, Corte, France 2012年9月 12日～2012年9月 15日発表あり
• 26th Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), The University of Western Australia, Perth, WA, Australia 2013年7月 3日～2013年7月 6日発表あり
• The Eighteenth-Century Scottish Studies Society (ECSSS) Annual Conference, The University of Edinburgh, Edinburgh, Scotland, UK 2002年7月 3日～2002年7月 6日発表なし
• Hume Studies in Britain III, The University of Oxford, Oxford, England, UK 2004年9月 8日～2004年9月 9日発表なし
• The Saintsbury Series 2002, “Enlightenment and Emancipation”, The University of Edinburgh, Edinburgh, Scotland, UK 2002年11月 1日～2002年11月 3日発表なし
• 27th Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), The University of Auckland, Auckland, New Zealand 2014年7月 10日～2014年7月 12日発表あり
• 28th Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), Alphacrucis College, Parramatta, NSW, Australia 2015年7月 12日～2015年7月 14日発表なし
• 47th Annual UK History of Economic Thought Conference (UK HET), Manchester Metropolitan University, Manchester, England, UK 2015年9月 2日～2015年9月 4日発表あり
• 29th Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), Federation University Australia, Melbourne, VIC, Australia 2016年7月 13日～2016年7月 15日発表あり
• 48th Annual UK History of Economic Thought Conference (UK HET), Shanghai University of Finance and Economics, Shanghai, China 2016年9月 1日～2016年9月 4日発表あり
• 31st Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), Curtin University, Perth, WA, Australia 2018年9月 26日～2018年9月 28日発表あり
• 32nd Conference of the History of Economic Thought Society of Australia (HETSA), The University of Sydney, NSW, Australia 2019年10月 2日～2019年10月 4日発表あり

担当授業

• 卒業論文
• 経済学ワークショップ１
• 経済学説史１
• 経済学説史２
• 経済学演習４
• 経済学演習５
• 経済学演習１
• 経済学演習２
• 経済学プロジェクト演習１（ディベートを学ぶ）
• 経済学特殊講義２（人口問題と人権）
• D経済学説史特殊研究１　講義
• D経済学説史特殊研究２　講義
• M経済学説史研究１　講義
• M経済学説史研究２　講義